ラスカルスズカのブログ

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July 11, 2023
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こんにちは!ラスカルスズカです。

















小林泰三 さんの



  『  殺人鬼にまつわる備忘録  』




殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫) [ 小林泰三 ]



です。




こちらの物語は、

主人公が目覚めると、
枕元にノートが置いてあるのに気付き読んでみる。
すると、そこには、
 自分は記憶が保てない。現在、殺人鬼と戦っている 
と書かれてあった。

というものです。


記憶障害になる直前の記憶までしか記憶が無いので、
自分の状況が分からない。
ノートに書いてある字は自分の筆跡であることから
ノートに書いてあることを信じるしかない。
『  殺人鬼と戦っている  』
ということを信じるなら
殺人鬼に殺されないようにするために
自分に記憶障害があるという症状を悟られてはいけない。
そして、
主人公と殺人鬼は出会うのであった。

さらに、
殺人鬼には『  人の記憶を改竄できる  』という
特殊能力が備わっているというオマケつき。

面倒くさくなったら殺す、というゲスな殺人鬼に
記憶を保てない主人公がどうやって立ち向かうのか、
先が気になって仕方がありません。


記憶を失うたびに
今の状況を把握しなければいけない主人公なので、
小説にする時に同じことを繰り返してしまうのでは?
という懸念も
上手く書かれているので
読めば解消されます。


途中では、
「  あ、そういうことね  」
と納得させられる部分もあり、
作者の上手さを味わえます。


『  デスノート  』のようなスリリングな頭脳戦を楽しめる
サスペンスミステリーになっています。





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Last updated  July 11, 2023 07:54:13 PM
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