男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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★歪みマニア Trust Effect Pedals Plexi 60s

Trust Effect Pedals Plexi 60s



こちらをベースに追加オーダーで他パーツをグレードアップしたバージョンとなります。 
単純に『 本物のヴィンテージパーツ 』という言葉のありがたみを感じます。

古いものが何でも良い・・・という信仰は俺の中には無いんですが、コンデンサや抵抗は楽器用に作られたものではないので様々な規制や電子機器が進化する現在において『 今は実用性が無いので作らないモノ 』があると思います。エフェクターの観点で見ると、そういったパーツがマッチする・・・ということもあります。だからこそ、無いモノねだりの様に “ヴィンテージ” が良いという信仰が生まれるのかと。




代表的なバンブルビー等、経年変化が起きやすいコンデンサは今の電化製品向きとは到底思えません。
ですが楽器に差し替えれば、抵抗値として経年劣化するような負荷がかからないことから長く使えるとも言えます。

賛否両論ありますが個人的にはその効果は絶大で『 どこに耳を付けているんだ? 』とすら感じる程に違います。
似せては作れても本物ではない。故に本物の音、当時の音を生み出すこういったペダルはマニアにはたまりません。




Plexi とは王道マーシャルのドライブサウンド(ブラウンサウンド)をイメージさせる伝え方に多い呼び名です。
実際には1960~70年代まで生産されたマーシャルを指し、その太くも抜けるドライブサウンドが代表的と言えます。




ジェフベックやジミ・ヘンドリクス、ジミーペイジやリッチーブラックモア、エディ・ヴァンヘイレン等、
名だたるレジェンド達の伝説的なサウンドもこのPlexi無くしては語れませんね。






今回、手に入れたペダルの音色はピッキングニュアンスと絶妙なコンプレッションが個性的。
特にピッキングに対してギャリっと噛みついてくる“噛みつき具合”が他のエフェクターでは無い感じです。粘りを感じるギャリギャリ感がいいすね!
マーシャルらしい暖かさと言うか真空管のアナログ感とブライトさもバランスが良く、何となく絶妙な揺らぎを感じるのも何か格好良い。




コントロールはボリューム/トーンと2つしかありませんが、シンプルが故の感覚的な調整のし易さがあり、
スムースで現代的なトーンからバリっとしたハリのある音まで再現できます。

“真空管 Marshall AMP” をゲイン高めで弾いた時の美味しい部分が簡単に出せる素敵な代物でした。


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