男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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★歪みマニア RS Guitarworks ​​Burst Boost



USAケンタッキー州・ウィンチェスターに工房を構え、エイジングされた個性的なハイクオリティギターの製作やリペア・エイジドを行っているハイエンド・コンポーネントブランドの『 ​​ RS Guitarworks ​​

そんなRSが生み出した『 ​Burst Boost​​ 』なるクリーンブースターがコチラ。ご覧の様に・・・もはや、 ​レスポールじゃん!​ という遊び心 満載なのがグッときます。  メイプルトップ&マホガニーバックにラッカー塗装。ロールドバインディングに各部パーツまでレスポールの雰囲気が出ています。





シリアル番号もG社のバーストを彷彿とさせております。こりゃ~雰囲気満点!

実はコイツを知ったのは生産が終了して相当後でインターネットで探しまくって見つけて購入したのですが、ただの在庫の消し忘れだったらしく強制キャンセルになってしまった・・・という過去があります。 それから探し続けてようやく綺麗な状態のものが出てきたので手に入れることに成功しました。 思い入れはあるんですが・・・実は一度も試したことが無く、RS Guitarworks 製品なら間違いないという確固たる自負があったからに過ぎません。




中身はこんな感じで導電塗料が塗られ、まるでギターのバックパネルを開けた時の様な佇まいです。
正直、エフェクターのコンデンサ等の知識は乏しく詳しくないので分かりません。
ただ、見ただけでパーツ点数がシンプルで少ないなってのは分かります。
多い方が強い! 』みたいな古い考え持っているんですがどんなもんなのか。




ちなみに話は変わりますがバックパネルの金属プレートが・・・外すのが大変で10分以上かかりました。
カッチリとハマり過ぎて爪も入らず苦戦しまくったので電池駆動は個人的には諦めます。無理っす!

肝心の音ですが、最初に 『 何か変わったのか? 』と思ったほどに素直でクセがありません。
ただし1弦ごと順に弾いていくと、3~6の巻弦に対して明らかに太さが加わり全体的に艶が出ていました。

極々自然で弦のゲージを上げた様な印象でクリアに太く持ちあげてくれます。
そしてブースト具合が古臭いと言うか、いなたい音がしてレスポールにマッチするなと・・・
基本アンプで音を作ってちょい足したい時に調味料として使うとベストな感じです。

​良いじゃないすか!​




2021年に集中豪雨の水害で被災し全てを失い、クラウドファウンディングで支援を求めファンによって復活しました。
屈強に立たされながらも『 最も重要視するのはギター愛だ 』という姿勢を崩さない男が作ったマテリアルは存在自体がイカス! 
ギターこそ持っていませんが応援しているブランドだと言えます。


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