男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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March 17, 2024
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カテゴリ: 六弦黙示録

※“Shin’s MUSIC”HPより

“Shin’s MUSIC” の高崎晃のプロデビュー40周年を記念して2017/2/22に発売された限定モデル。
当時は『高崎晃モデルのペダルが出た!』と盛り上がったのを覚えています。

今は専属の “Cat'sFACTORY” があるので今後、他メーカーからモデルが出るのは少ないかもしれませんね。
そんなコレ、めちゃくちゃ良いのですがレビューが一向に見つからないので書いてみます(今更ですが)



まずはルックス。高崎氏のランダムスター同様のレッドカラー&ミラーピックガードで武装され100点満点。
ハンドメイドで作った無骨な雰囲気も良いですね。これを見た時 『うわぁ! かっけェ!!』と感じたのは言うまでもありません。
高崎ファンならこの見た目だけでも買いでしょう。

このペダルは“Shin’s MUSIC”の名器 “DUMBLOID” をベースに、ゲイン量を半分に抑え、低域や倍音を高崎氏の仕様にチューニングしたモデルになっています。 使い方としてこのペダル単体で歪みを作るのではなく、メインをアンプで作った後にブレンドさせて音作りをすることを目的として開発されているようです。高崎モデルともなれば歪むイメージがありますが、言わばナチュラルなオーバードライブなのでブースター的に使うと効果を発揮します。ローゲインなのでメインの歪みではないですが調味料効果は抜群です。





トグルスイッチの “BTM” では少し高域を削ってミドル&ローを強調し、歯切れ良いリフに適したモード。
“BRT” ではヌケと倍音が増えピッキングによって太く突き抜けるような高域が出るのでソロ等で存在感があり気持ち良いです。
コイツを手に入れた当初はセッティングに苦労しましたが、最終的に『これぞ高崎サウンド!』といった太くヌケるトーンを出すことが出来ました。
“Thunder In The East” で聞ける暖かくも噛みつく様なバイト感と分離感の良さ等は特筆すべきものがあります。




内部基板はこんな感じ。当たり前ですが隠されています。この中に秘密の具材があるということですね。
Shin’s MUSIC の音作りが本当に優秀で『センスが良いんだろうな』と感じざるを得ません。
セッティングは少し難しいので玄人向けですが、素敵な個性を持ったペダルです。

あと一歩、80年代の “あの音” に近づけたい・・・
という方は調味料やブースターとして活用してみては如何でしょう。





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Last updated  March 17, 2024 07:00:08 PM
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