Lyrical-Magic別館『雷のち晴れときどき豪腕』
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タニス・リーの「銀色の恋人」の続編。前作が出てから24年後に書かれた。作品の世界は前作の12年後を扱っている。私が前作を読んだのが17年前。間で1度くらいは読み返したかな?作品世界とほぼ同じくらいの時を経ていることになる。かなり少女漫画的だった前作にハマった私には、17年たってもなんだか違和感な今回の作品。主人公の少女にあまり感情移入ができなかったせいだろうか。なぜ彼女がそんなにもヴァーリスに惹かれるのかが、よくわからなくて。ヴァーリスはヴァーリスであって、シルヴァーじゃない。シルヴァーに恋していたはずのローレンは、ヴァーリスをそれでもシルヴァーと思って恋しているの?ヴァーリスはシルヴァーでないと思っていても、一方で読んでいる私には、ヴァーリスの言動にも違和感がついてまわる。そう、私もシルヴァーとヴァーリスを混同したままなのだ。だからなんだかスッキリしないままに読み終わってしまう。ラストは多少の期待を持たせて終わっているのかもしれないけれど。読み出すと止まらなかったので、読むのが苦痛ということはなかった。「銀色の恋人」に思い入れの強い人にはお勧めしない…かな。
2007.10.28
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