RED PAPER

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2006年08月20日
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 今月の13日からカナダのトロントで開かれていた国際エイズ会議(国際エイズ協会主催)は18日,各国がエイズウイルス(HIV)感染予防・治療の各分野で対策を強化することを呼びかけ,閉幕しました。

 エイズ患者をはじめ医療関係者,政府機関など170ヶ国から約26,000人が参加した同会議は,エイズの予防・治療における各国,各分野の取り組みの進捗状況を検証。参加者からは,アフリカで100万人以上が治療を受け,治療分野で一定の前進が見られる一方,世界全体では76%の患者が必要とされる治療を受けられずにいる実態が指摘されました。

 閉会式では,医療従事者の確保の必要性や,先進国の政治的意思を促す声が上がりました。

 世界保健機関(WHO)のノードストローム事務局長代理は,新たな財政メカニズムの構築で各国政府が対策を優先的に位置づける必要性を指摘。すべての患者が治療を受けられる「ユニバーサルアクセス」達成のカギは,医療従事者の確保だとし,「医療従事者不足が解消されない限り,治療費用や薬が改善されても人命救助に長期的な変化を生み出すことはない」と語りました。

 WHOは,エイズ対策のために世界で400万人以上の医療従事者が必要だとしています。

 国際エイズ協会のカーン新会長は「知識や斬新な研究も政治的意思なくしては効果がない。この病を食い止めるために政治的意思は絶対不可欠だ」と述べ,「主要国(G8)の指導者たちに,2010年までに予防・介護・治療でユニバーサルアクセスを達成するとした公約に従うよう圧力を強めなくてはならない」と強調しました。

 国連のエイズ特使を務めるカナダのステファン・ルイス氏は,世界のエイズ対策費は2005年に83億ドル(約9,600億円)へと大きく増加したものの,2006年に150億ドル(約1兆7,400億円),2008年には220億ドル(約2兆5,500億円)が必要だと訴えました。
 ルイス氏は,9人に1人がエイズ患者だと言われる南アフリカ政府が治療対策に乗り出していないことを指摘。アフリカ諸国で唯一,治療対策に「鈍く,無関心な国」だと批判しました。

 会議の議論や研究成果は,60を超える報告にまとめられました。国際エイズ会議は,2年ごとに開かれ今回で16回目でした。




 先進国の中で,日本はHIV感染者数の伸び率が大きいくにです。日本政府もエイズ対策に本腰を入れることを望まれていますが,相変わらず厚生労働省は数値の発表するだけです。厚生労働省もそろそろ具体的な対策を施さないと取り返しのつかない事態になってしまいます。





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最終更新日  2006年08月25日 17時37分03秒
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