日本では、ネオニコチノイド系の農薬であるイミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム、ジノテフタンの4種は稲、果樹、野菜などに幅広く使用されています。これらは農家による害虫の防除に欠かせません。他にも3種類のネオニコチノイド系農薬が登録されています。【農林水産省】
・アセタミプリド
・イミダクロプリド
・クロチアニジン
・ジノテフラン
・チアクロプリド
・チアメトキサム
・ニテンピラム
ネオニコチノイド系の農薬は、当初、長期的に使用した場合の人間(子供、妊婦も含めた)や、昆虫、鳥類、環境などの生態系へ及ぼす毒性の、長期的影響の調査研究はしていなかったらしい。
EFSA(欧州食品安全機関)は有機リン系農薬と同じく「ネオニコチノイド系の農薬」も神経系に悪影響を及ぼすと発表しています。
「ネオニコチノイド系農薬のうち2種類が学習や記憶のような機能に関係する神経と脳の構造の発達に有害影響を与えるかもしれない」【EFSA(欧州食品安全機関)】
これは「ネオニコチノイド系の農薬の影響で神経系が狂ったミツバチが巣に戻ることができなくなり、数の減少や大量死などの影響が出ている」とされたため、人体への影響も懸念されているのです。
2013年5月にヨーロッパでは使用が禁止され、現在では欧州各国も使用を禁止しています。
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