無題

昼のネットチェックで飛び込んできたのが…

松井珠理奈にドクターストップ　多忙で体調不良に Yahoo!トピックス -シネマトゥデイ-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00000010-flix-movi

→「 ＳＫＥ４８公式ブログ」の本人のコメント

もし、かつてドラマブログを書いていたころの読者の方がいらっしゃるとしたら、
あまり興味のない話題かもしれません。

ＡＫＢ４８ ＳＫＥ４８、 ＮＭＢ４８、 ＨＫＴ４８…

私も２年位前までは、まったく興味がありませんでした。

でも、職場を中心に周りにはファンがいっぱいいて…
話題を振られても答えようがない…
仕方なく少しだけＴＶで観て勉強して…

もともと、Ｊ－ＰＯＰ・歌番組は大好きなので、
それ以降は、あまり抵抗もなく…
カラオケ対策で、試しにＣＤをレンタルして聴いてみたりもしました。

で、パニック障害を発症して休養を余儀なくされた頃からですかねぇ…

暇を持て余していたけど、ストレスのかかることは出来ず…
小難しい精神論を歌った曲も聴けない状態だったので…
気付けばアイドルＰＯＰへと流れて行った感じですねぇ…

今では、AKB48のテレビの歌番組に出るメンバーなら全員判別可能で、
地方組でも人気メンバーなら顔と名前がわかります。
キャラの特徴もなんとなくなら…
昨年の総選挙での選抜メンバーは全員覚えました。

まぁ、男が若い女性が好きなのは本能だから（笑）

推しメン（好きなメンバー）の話は、
長くなるので、ここでは避けますが…

知らない方々のために一応説明すると…

松井珠理奈さん。

16歳の現役女子高生。
先日の総選挙では６位になったという人気メンバーです。
小学生の頃にデビューして、中心メンバーとして活躍し始め、
年齢の割に大人びたルックスと、しっかりとした言動が特徴な感じです。

そんな松井珠理奈ちゃん…

16歳・高校２年生という若さにしてドクターストップという…

若くて回復力のあるであろう年齢で過労って、
よっぽどのことですよね…

誰もが知る人気絶頂なアイドルグループの主要メンバーで、
２つのグループを掛け持ちさせられていて、
現役女子高生でもある（おそらく学校には行けてないだろうが…）彼女…

ヤフトピ(Yahoo!トピックス)に併記されている通り、
昨年４月にも過労で入院しているんですよねぇ…
・ SKE松井珠理奈が“過労”で入院　数ヶ月前から体調不良続く

・松井珠理奈 - 今日から、入院しました。 -Google+(2012年4月4日)

高校生になって、
20:00までの労働基準法の制限が外れ22:00までになり…
（法的には15歳だが、自主規制されていた？）
時間も不規則になっていると思われる。

簡単な松井珠理奈さんの経歴を列挙すると…

2008年のSKE48の一期生オーディションに合格。
当時11歳の小学生。そのままSKE48の中心メンバーとなり、
翌年にはAKB48のシングル選抜メンバーとなり、
前田敦子さんと共にダブルセンターを務めることになる。
運営推しとよばれる強力なプッシュに見合うだけの、
素養を持ち合わせていたのだろう。
（努力できることも含めて）
ファンの支持も集め、人気を確立していく。
その後も人気メンバーとして活動を重ね、
2012年3月24日にAKB48との兼任が発表される。
４８グループといわれるこのプロジェクト特有の、
サプライズ人事の１つとして…

その直後の、はじめの入院である。

アイドルに興味がない方々のために、
この流れを一般企業に置きかえると…

東京を拠点とするベンチャー企業が成功し、
３年後に名古屋支社を立ち上げる。
そのために採用した年齢が異なる新入社員。
その中で最年少の社員が経営陣の見込まれ、
エース級社員として扱われ、大きな仕事を任される。
そして翌年に早々と本社へ出張し、
新戦力の抜擢の看板的意味合いもあり、
プロジェクトリーダーを任ぜられる。
それに答えようと努力し、結果を残したので、
その後も本社でのプロジェクトに参加するようになる。
その過程で会社の業績は伸び、規模も拡大。
数年後、本社と支社・両方の兼務を命じられる。

その直後、過労により入院…

という感じであろう。

相当なプレッシャーとストレスであろうことは想像に難くない。

こっから先は、
双極性障害 と パニック障害 と闘病中の私の、
１人のライトなファンである私の推測…憶測…邪推ですが…

まだ十代半ばという若さもあり、
双極性障害が発症している可能性は低いと思うが…
性格的な因子、環境的な因子は大いにあるのではないかと心配している。

真面目で一生懸命で、
のめり込みやすい、入り込みやすい性格…
そして、自ら望む望まないに関わらずのしかかる責任…

生真面目な性格の人間の場合、
周囲が求める以上の責任を感じ、
その責任感に囚われ背負い込んでしまう。

数年前、鬱状態だった私が同僚に実際に言われた…
「○○さん、背負い込むじゃないですか！？」と…
彼とは急な異動で一緒に仕事をすることになり、
当初、折り合いが悪かったのだが…
（周囲からの評判も悪かった）
実は仕事に対する姿勢は私と似たところが多いことがわかり…
次の移動を前にして、サシで飲みに行き、
結構、深いところまでを語り合うことになった。

脱線した。

でも、無駄な脱線ではなく…

周りと歳の離れた最年少でグループに入り、
１期生であるが故に年上の後輩も多く先輩扱いされていて…
その上、出向も多い彼女に、
そういうことを語り合える同年代のメンバーがいるのか…
という心配…

16歳の頃となると同年代って、ほぼ同学年を意味するわけで…

団塊Jr.世代である私の経験で、今の時代に合うかわからないが、
中高生の頃というのは、イジメにでもあっていない限り、
深い話をしなくても、ただ友人と遊んびながら無駄話をしていれば、
大抵のストレスは解消された。

でも、芸能界という社会に出て仕事をしてると、
話は全く変わってくるだろう…

激しいパフォーマンスを舞台で披露もするし、
そのための厳しいレッスンもある。
心ないファンからの誹謗中傷もあれば、
メンバー間の競争もあるだろう。

そこに年少ながら中心メンバーとしての重圧…

余程タフな人間でも、つぶされそうである…

はじめのうちは、抜擢された満足感と、
それをこなす充実感で、重圧を跳ね返せる。
そのための努力も、自分の成長が感じられると苦でなくなる。

でも、頑張ることが苦でなくなるっていうのは、
躁の経験者からすると少し危険を孕んでいて…

脳では好調→絶好調と感じて忙しい日常を重ねているうちに、
身体には疲労が蓄積されていくのである。

私が「双極性障害の疑い」を初めて診断された時も、
自覚症状は「絶好調」だった。

蓄積された疲労はホルモンバランスを崩し、
自律神経失調症を招く。

ホルモンバランスの乱れによる身体的影響は、
男性よりも女性の方が顕著であろう。
それも思春期の女の子…

精神疾患とまではいかなくても、
なんらかのストレス性の症状（軽い心身症）が出るだろう…

私は男なので、色々と書くのは憚られるが…
友人に20代半ばに不正出血が止まらなかった女性がいる。

どれほどの身体的、精神的なストレスか…
（それでも、その友人は元気だった）

いい大人なら自己管理不足と本人の責任を問うことも出来ようが…
（実際に精神を病んでしまった人、
　身体に不調が現れてしまった人、
　その兆候のある人を絶対に責めないでくださいね。
　ただでさえ追いつめられているので…
　間違いなく病状が悪化しますし、
　最悪の場合、自殺します。
　自殺衝動・自殺願望の少ない躁うつ病患者の私が、
　一度ならず脳裏を過ったことがあるので間違いありません。
　下手すると半分無意識のうちに吸い込まれそうになることも…）

まだ10代半ば…

周りの大人たちがセーブしてあげなくてはならない。

大人の社会でも自分で、どうにもならない労働環境ってありますしね…
自己管理の限界を超えてしまう労務状況になる…

はじめに断ったように、これは私の邪推である。

実際に彼女が、どんな状態なのかはわからない。
おそらく公表されることもないだろう。

本人のコメントを読めば分かる通り、
多くのファンが待っていることを自覚していて、
さらに、まだ高校生の彼女にとって、
長く休養することは、新たなストレスとなってしまうだろ…

１ファンとしては、
早い回復を祈るとともに、
周りの大人が、彼女が無理しなくていい状態を作った上で、
復帰できることを願いたいと思う。

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