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宮古島に移住して
黒糖作りの仕上げ
昨日のブログで紹介しましたが、すでにサトウキビの液が煮詰まってきて、所定の温度(通常より2~3度ほど低め)に達しました。
さっそく、鍋を窯から外して、

別の鍋に流し込みます。
結構の粘りがあるため、鍋についている黒糖液をスコップで丁寧にとって行きます。
その時、スコップに付いた黒糖液を食べさせてもらいました。

まだ熱くて、固まる前の飴の様な感じです。
味は、サトウキビ絞り液・黒糖シロップとも違いました(どう言ったらいいのか??)。
こうして別の鍋に集めた液を、

扇風機で冷やしつつ、棒でかき混ぜていきます。
なめらかな感じになり、柔らかいチョコレートのようになってきました。
どの当たりが判断基準かは聞き忘れましたが、粘り気の度合かもしれません。
いよいよ、液を固めるために型枠に流し込む事になります。

型枠の中でジワーと広がっていきます。
全てを型枠の中に移し終わると、丁度計ったように型枠が一杯になりました。

まるでチョコレートそのもののようです。
写真には撮っていませんが、
この後、鍋にこびりついている黒糖をスプーンで擦りとって、小さな粒状になった物を型枠に流した黒糖の上に置いて、広げておられました。
もったいないし、少しでも捨てる量を減らした方がいいから・・・・と思いながら見ていたんですが、
後で、理由を教えてもらいました。
それは、粒が上に乗っている物の方が食べる時の舌触りがいいんだそうです。
沖縄では、黒糖の塊はおやつのように食べ、粉は料理に使います。
そのため、固まりの中に固い粒がある方が舌にあたる感触が違うためでしょう。
何気なくやっているように見える作業も、それなりの理由があるんだ!と納得しました。
型枠の中でかたまっていくのを待ちます。
かたまり具合を確認すると、

1~2cm程度の大きさに割っていきます。

小さな塊に割って行く時、粉状になった黒糖も発生します。
粉の黒糖は別にして、塊だけを集めて、

袋に入れていきます。
お二人は自家用+プレゼント用に作っておられて、売りに出すわけではないんですが、律儀に秤で重さを確認しておられました。
今回の黒糖は、液の最高温度を2~3度低くしたものです。
こうすると、黒糖の固さが柔らかめに仕上がるんです。
市場に出ている大半はかなり固い物が多いんですが、これは最終的な液温の高低(2~3度の差ですが)差で違ってくるようです。
更に、市販用の物は長期保存が必要なので、大半が防腐剤を入れてあります。
今回作った黒糖は防腐剤が入っていないので、1か月強位しか保存できないそうです。
柔らかめに作ったのは、女性たちを中心に、最近は柔らかめの物が好まれる傾向にあるためだと、おっしゃっていました。
プレゼントを楽しみに待っておられる女性も多いため、柔らかめにしたんでしょうか。
当たり前の様ですが、ついつい自分流・自分好みを押し付けがちな事例が多い中にあって、ここでも “だから喜ばれるんだ!”と感心しました。
本当にいい経験をさせてもらった、気持ちのいい1日でした。
長い々黒糖(シロップも)作りのブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
明日からは、また別の話題をご紹介したいと思いますので、立ち寄って見てください。
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