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2008.12.07
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第42話「GP-42 学園ノヒミツ」

今回はおもしろかった、かな? まあ、悪くはなかった。ケガレシアがかわいく見えたり、学校生活に内心憧れていた美羽の心情なんかがきちんと描かれていて、そのあたりのところではクスリと笑えたし。
今回は美羽がメインでほとんど美羽しか出ていなかったのにもかかわらず、他のメンバーたちの存在が感じられたのもよかった。前作のゲキレンジャーではどうも誰かがメインになると、他のメンバー影が薄くなる傾向にあったけど、不思議とゴーオンジャーは誰かがメインとなっていても、他のメンバーの存在も感じられるところがすごいと思う。どこが違うのか、ちょっとわからないのだけど。

ただ話の全体的な印象としては、とっちらかっている感じがしている。まとまりがないというのと同時に。あまりにもパロディを盛り込みすぎだと思う。美羽の相手となる「湯島学」はガリレオの「湯川学」のひねりだし、魔法を使うというところも、「マジレンジャー」か「ハリーポッター」。まあその二つは許容範囲だけど、「スケバン刑事」はやり過ぎだったと思う。魔法を使うというところはこの話の根幹にかかわることだからいいのだけど、ここで「スケバン刑事」をやる意味がないと思う。むしろそれをすることでぎょっと後ろに引いてしまった。ふざけすぎという感じがしてね。こういうのも、いくらおもしろいだろうと思ってもやり過ぎはかえって興をそぐ。もう少しやりたいな、と言うところでやめておくと、ちょうどよくなると思うのだが。

さてラストで強そうな大ボスが登場という感じ。
ケガレシアたちはお茶目でかわいいのだけど、ゴーオンジャーが倒す敵というには、あまりにもかわいいすぎて、ちょっと物足りなかった。
とはいえ、もし次に登場するのが大ボスだったら、登場する場所が少し遅いのではないかと思う。
あと10話もない段階での登場は、なかなか盛り上がれないのではないかな。

もっと前から登場していれば、ゴーオンジャーたちが少しずつその大ボスを倒すためにチームワークを強化し、実力を上げていくというところがもっときめ細かく見ることができたと思うのだけど。
もっともこれが本当の大ボスになるかどうかはわからないけどね。





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最終更新日  2008.12.07 15:51:44
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