自転車に乗ろうよ!

自転車に乗ろうよ!

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2004年04月03日
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テーマ: 自転車(13590)
カテゴリ: カテゴリ未分類
前回は海だったので今度は山に行こう、とのOさんのお誘いを

「ぜひぜひ!!」と二つ返事で決定した宮が瀬。

健脚のOさんは私の住む街まで迎えに来てくれて(自転車で)
宮が瀬お初の私を引っ張って行ってくださった。
集合場所のマックで朝食を摂り、いざ出陣。
R134から寒川、海老名、厚木を抜け宮が瀬へ向かう。
一国で信号待ちをしている時、あまりの私の軽装ぶりに気付いた
Oさん、(まさかな・・・)という表情で

「いいえ」←きっぱり
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」
「・・・だってパンクしたことないし、大丈夫(←ちっとも大丈夫じゃない)」
「結構、ガレてるんだよ、パンク(する時は)するって」
しまった、大変な奴を連れて来てしまった、と後悔してもあとの祭り、
私は「なんとかなるさ」という楽天主義なのである(とはいえ、次回は持って行きます)。
また、私の自転車は650cなので、ちゃんと用意しておかないと
結構大変な目に会うこともあるらしい。

普段は「後ろを振り返らない」というOさんだが、相当ヤバイと思われたのか
気を遣ってしょっちゅう振り向いてくださった(申し訳ありません・・・)。
また、要所要所で「ここはね・・・」と説明までしてくださる。

それでも、R134の渋滞と信号待ち以外は休憩を取らず、
飯山観音すぎのセブンまで約1時間半。
途中、海老名・厚木の平地は満開の桜を堪能し、前を走るOさんの
自転車の軽快な音に「いいなぁ・・・」と思う余裕が(まだ)あった。
「桜とたにしの町」飯山観音までは緩やかな「登り」、

セブンで休憩を取ったあとが地獄だった・・・

湘南平より勾配はキツクないが「どこまで続くんじゃい!」という
長さの坂、加えて所々短いアップダウン、既に平地で脚を使い果たした私には
相当堪える。
Oさんがヒョイ、ヒョイとダンシングするのに対し、私ときたら
ダンシングしたくとも立ち上がっただけで腿がプルプル震え、
あえなく座ってしまう。シッティングで登れるはずもなく、
土山峠までの間に2・3度休憩を入れてもらう。(しかも何度か歩く)
私が歩いている間、Oさんは隣をゆっくり登りながら私と普通に会話をこなす。
押して歩いている私が息が上がっているというのに・・・
「スゴイですね!!」と言いつつ、心の中では「この人、バケモノかも・・・」
休憩中には「ここを曲がるとヤビツ」など、いつかチャレンジしてみたいコースを
教えてくださった。
「登りは慣れ」とおっしゃっていたが、「慣れる」のにいつまでかかるのやら・・・、
もしかしたら一生無理かも、と思って凹むが休憩している横を
そんなに速そうにも見えない(服装もバリバリのローディスタイルではない)
おじさん(しかし自転車はTREK)が登っているのを見ると
「いつか登りきってみせようぞ!!」
と決意を固くする(やる気だけかも 悲)

「ほら、もう少し」「あとそこを登ればおしまい」
など励まされ「はいぃ・・・!」と息も絶え絶えになりながら
ついてゆく。
「はい、おしまい、ご苦労さん!
でもね、そこから下ってるように見えるけれど目の錯覚で登ってるんだよ」
と言われた所からは周りの景色を見る余裕も出て、
途中の駐車場にいた親子連れの会話まで聞こえてきたりする。
子供「わぁ~、すげぇ、カッコイイ!!」
(うむ、私、まぁまぁがんばったんじゃない?!などと思っていたが
のちに宮が瀬・水の郷でこのことをOさんに伝えると「それは俺のことじゃない?」
とあっさり言い切られる。確かにその通りだけど、夢見たっていいじゃないかぁ 泣)
青緑の宮が瀬湖の美しいこと、湖面もキラキラ輝き、
春先でもこんなに気持ちがいいのだから新緑の季節は最高に清々しいと思われる。

宮が瀬水の郷に到着。

宮が瀬
真ん中のモミの木はクリスマスにはライトアップされるそうな。

きっと、車で来たらあっという間の距離なのだろうが、自転車で
自力で登って来たからこそ、景色の美しさは一層増す。

TREK & KHS
Oさんの自転車(奥)、手前が私の自転車。650cと700cの差は大きい。

桜が咲き、店が建ち並ぶ水の郷はなんとなく「日光江戸村」を
彷彿とさせる。
お蕎麦をごちそうになり、しばし休憩。
帰りは来た道を帰るか、いや、どうせならダムも見て行くか、ということになり
虹の大橋を渡る。下る一方なので調子良く、景色を眺めながら走る。
宮が瀬湖を大きくUターンする形をとったのだが、
下り終えてUターンするとまたゆるやかな登り。
山とは比較にならないが、ヘタレな私の脚にはほんの少しの坂でも
堪え、
また歩いてしまった。ここで事件発生。
少し上で待っていてくださったOさんが
「あの人、死んでない?!白目剥いて寝てるよ、ピクリともせず」
湖で火サスの音が流れない代わりにこんなところで
♪ジャ・ジャ・ジャーーーン♪って嫌だなぁ、事実、そんな音など思い出せず
しーーーんと時が止まった音が聞こえているようだった。
確認して来るか、どうしようか、119番するべきか・・・など悩んでいるうちに
その人はむっくり起き上がった。
カーブしている車道の脇の草むらなんかに寝転んでいるなよぉ、人騒がせな、
ということで一安心して出発。

あとはひたすら、Oさんのあとについて行く。
バテバテな私をOさんが「大丈夫?」と何度も気遣ってくれる。
「大丈夫ですよぉ」と答えるが、それは精神的にはまだイケルのであって、
脚は限界だったらしく、何度こいでもスピードが出ない。
私に合わせてOさんがさらにペースを落としてくれている。
申し訳ないなぁと思いつつ、しっかりOさんを風除けにして走る。
途中、桜並木の小鮎川土手を走る。車がつかえていて、必然的に
ゆっくりペース。
桜並木というより桜のトンネルという感じで最高のお花見ができた。

本来なら、Oさんはこの辺りから相模原方面へ行くとおうちがあるのだが、
方向音痴な私のために、R134まで一緒に行ってくださった。
別れる時、私のサイコンは93kmを示しており、
「惜しいね!ぐるっと回って帰ったら?」と冗談をおっしゃった。
よくよくお礼を言い、「じゃ」と走り出したOさん、
その走りと言ったら、
「今日一日、ノタノタ走らせてすみませんでした!!」と
心の中で叫んでしまうほどだった。やっぱり彼はバケモノだ。
自分のペースで走れないことほど疲れるものはない。
きっと、私以上にお疲れになったことであろう・・・ありがとうございました。

帰りは自転車屋に寄り、メンテ講習の約束をとりつけ、
やっぱりハンパなのでその辺をウロウロとクールダウンし
100kmにして帰途についた。
ひさしぶり(10年ぶり)の長距離(私にとって)は
ところどころ歩いたとはいえ、自信と「またがんばろう」という
気持ちが芽生え、大変有意義であった。





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最終更新日  2004年04月05日 23時16分44秒
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