蝸牛的人生色々

蝸牛的人生色々

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2004.08.15
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カテゴリ: 大人の遠足
嫁してきました~。

義妹夫婦が小4の姪ミズキを連れて来ているので、賑やかなこと。
小さいころから、夫よりも私になついているので、血のつながりがなくても可愛いものです。

ミズキはテニスを習い始めたらしい。
目指せ!岡ヒロミかと思ったら、お蝶夫人になりたいそうで…。
で、オリンピックにテニスはあるの?と聞くから、杉山愛選手や浅越選手がでるよ、なんて五輪ガイドブックを見ながら話していたら、なつかしい人を発見。
テニスダブルス、アメリカ代表にナブラチロワ選手!
すっかり引退して、コーチに専念しているのかと思っていました。

どんな活躍をするのか、注目!

午前中には帰宅し、近所のスーパー銭湯へ。
雨の光が丘公園を抜けていくが、恐ろしいほど人がいない。
でも、しっとり緑が濡れて、マイナスイオンを肌で感じ、なんとも気持ちがいい!
のんびりお風呂ですごして、今日は一日リラックスすることに決めました!
帰宅後はビデオ鑑賞の後、お昼寝…。

今日は終戦記念日。
おりしもアテネでは平和を象徴する祭典が開かれている。
スポーツ紙には、イラク選手とアメリカ選手が開会式で肩を組んで談笑する写真も載ってた。
平和ボケの我が家ですが、年に1度くらいは戦争のことを思ってみる。
自分達の両親、祖父母、学校の先生、上司、お花の先生や諸先輩方…

けっして忘れてはいけない出来事である。

そんな我が家が最近見た映画が「戦場のピアニスト」
ナチに占領されたポーランドを舞台にしたユダヤ人のお話。
ユダヤ人はゲットーに集められたのち、強制収容所に送られる。
そんな中から逃げ出したピアニストのウワディク。

そして廃墟と化したワルシャワで最後に彼を助けたのはピアノと意外な人物…

簡単に殺される人、転がる死体。飢えに苦しむ人々。
特に感動的な場面があるわけではない。
そのぶん、心に静かにしみる痛さがある。
ピアノしかできない主人公が、何か行動を起こせるわけがない。
なりふりかまわず、人にすがって生きてのびていくしかない。

ウワディク(ウワディスワフ・シュピルマン)さんは実在の人物。
そういえば、息子さんは日本に在住、「開運!なんでも鑑定団」に出場してましたね。
映画の中で生きる意味の問いに「神のご意志」というセリフがある。
彼はピアニストでもなく、後世に名を残すこともなく、ただ不条理に殺されていった人々のために生き残ったような気がする。
ぜひ観て欲しいと思うが、覚悟しないと、残酷さに最後まで見られないかもしれない。

おりしもこの映画を観たのはサッカーアジア大会の真っ最中。
ブーイング問題があったころ。
彼らの態度は、スポーツ大会のホスト国にはふさわしくなかったのは事実。
ただ、私達日本人が戦時中にひどいことをしたという。
そして、それをよく知らない日本人。
被害者の立場になれば、時がたてば許せる、というものではないのかもしれない、この映画を観て、改めて思いました。





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最終更新日  2004.08.15 19:50:50
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