蝸牛的人生色々

蝸牛的人生色々

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2005.09.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日の日記はタイトル通り、とても暗くて、重たいです。

食事の仕度もできない状態。
ただ、私の思いとして記録しておきたい。
なので、みなさんには読まないで欲しい。
みなさんの気分を暗くさせてしまうから・・・。

お仕事から帰宅し、フロアのエレベータを降りた瞬間、異様な光景と消毒の匂い。
特殊なマスクをかけた警察官がエレベータ前にはだかっている。
驚いた。

このフロアの一室でおじいちゃんが亡くなったらしい。
変な怪しい事件ではないから、というが、それにしては警察官の数が多いよ・・・。
でも、最終的には事件性はなさそう。
立入禁止の札も貼られていないから、きっと自然死であろう。

きっと死後数日経過した孤独死・・・。
何故、私が孤独死かと思ったかというと、部屋の前まで様子を見に行ったら、玄関前に積み重ねられた新聞紙。
廊下に置きっぱなしの古新聞と交換したかと思われるトイレットペーパー。
そして異臭。
消毒薬の匂いなのかもしれない。
家族に看取られて部屋でお亡くなりになったのならば、すぐに病院にご遺体を運び、検死するだろうし。

でも、この部屋のおじいちゃんはご家族と暮していたはず?

それとも家族ごと引っ越して、別の老人が引っ越して暮していた??

この部屋は私の部屋とはエレベーターを降りたと時から左右反対にある。
だからその部屋の前は通ったことがない。
廊下から玄関が見えるだけ。

私がショックなのは、同じフロアで目と鼻の先で暮していながら、異変に気付いてあげられなかったこと。

時々お話するおじいちゃんとは違うと思う。その方は確かその隣の部屋だし・・・。
亡くなったおじいちゃんにはエレベーターで一緒になったこともあるだろうに。
お年寄がいるんだという注意を払ってあげてたらよかった。

同じフロアでもご近所づきあいの全くない団地。
こんなニュースを聞くと、近所の人も冷たいねー、なんて思っていたけど、自分が冷たい人間だった。

今、私にできるのは、おじいちゃんの冥福をお祈りすることと、一人暮しの母に安否確認の電話をするだけ。





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最終更新日  2005.09.20 19:37:24


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