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みなさん、こんにちは。
最近は雨が降ったりして、さほど冷え込みはありません。
これくらいの気候で冬が終わってくれたらいいのですが・・・・
(転載開始)
荒れる病院で暴力対策進む 医師ら疲弊、人中心医療を
「救急外来で患者や家族と個室で話し合うとき暴力行為を受けやすい」と同病院救命救急センターの池田勝紀(いけだ・かつき)医長。看護師らが患者から怒鳴られることは日常茶飯事だ。看護師や医師が理不尽な要求で精神的ストレスを受けて仕事を辞めていく誘因になっている。
同病院では、事件トラブル対応が徐々に増え、2006年度は暴言・暴行・威圧・恐喝が9件、盗難が5件、不審者侵入が3件あった。うち5件は110番通報した。
患者や家族が激高しても医師らは「苦しんでいるのは患者だから仕方ない」と我慢してきた。しかし、犯罪が増える社会の中で病院でも暴力が横行、スタッフを守らなければ、質の高い療養環境を維持できなくなった。
病院は攻撃に弱い。池田医長は「医師や看護師は、病気の人を助ける訓練を受けているが、暴力への対処法は教えられていない」と話す。このため、警察の防犯セミナーで簡単な護身術を学んだり、暴力行為には院内放送で「コードホワイト」と緊急事態を通報して職員が駆けつける仕組みをつくったりした。
激務で医師や看護師が大量に辞めて医療崩壊の危機にある。どの病院も残った医師らに過重な負担がかかり疲弊してヘトヘト。「患者さんに『体に気を付けてください』とかえって励まされるぐらい」と苦笑が漏れる
。
東京や大阪では警察OBを雇って暴力対策に乗り出す大病院が増え始めた。聖路加国際病院(東京)の福井次矢(ふくい・つぐや)院長は11月の「医療の質・安全学会」で「採血を1回失敗したら、業務上過失傷害罪だと言われてショックを受けた」と語った 。「患者さま」という表現も患者の節度を弱めたようだ。
世界保健機関(WHO)と同学会が主催する国際シンポジウムが11月25日東京で開かれ、「"人"中心の医療」で改革を訴える東京宣言を採択した。提唱者の尾身茂(おみ・しげる)WHO西太平洋地域事務局長によると、患者中心の医療を発展させたもので、医療者も人であり、疲弊させないようにするのは必要だとする視点も組み込んだという。
× ×
医療機関の安全管理 院内暴力や犯罪について厚生労働省は昨年、都道府県に通達を出し、医療機関に安全管理体制明確化を示した。その中で暴力を容認しない掲示や対策マニュアル、防犯設備拡充、警察との連携などを提案している(共同通信社
)。
(転載終了)
今、病院では国家官僚のしめつけに対する八つ当たりのように、クレームが続出してます。
本当の暴力だけでなく、言葉の暴力も人を疲労させますね。
日本での医療の仕事は非常に質が低く、できる医師はアメリカやヨーロッパに流出しています。
日本の野球と同じように、やがて日本の医療も空洞化が進むでしょう。
私もこの年からアメリカ医師試験に挑戦しようと思っております・・・・