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母は只今1月後半のショートステイ滞在中。
昨年からの足の怪我の症状も蜂窩織炎(ほうかしきえん)を疑ったが
その様子でもなさそう。
腫れは引いたものの、後遺症?として足が石のように硬くなってしまっている。
母の足はどうなってしまうのか?と刺激を与えない程度に
足を揉み解すしかないのかと母の足をマッサージする。
ショート初日、母はいつに無く大人しい。
職員の方が色々話しかけて下さるがその場限り。続きがない。
殆ど一日食事やおやつ以外、ウトウトと過ごす。
「いつもと違う。 何か様子が変」 と思いながら施設で一日母と過ごした。
そう言えば、今回の在宅中は病院へ行ったり
関西に住む母の姪達と私たちは「従姉妹会」に母を連れ歩いたりと
外出が重なった。
(ごめんなさい)
こうして母と一緒に施設で過ごすようになって、
職員の方や利用者さんと会話をしたりしていると今まで見えなかったものが見えてくる。
施設内の職員の方、利用者さんをすっかり覚え様子が判る。
施設内の空気が読めるようになって利用者さんの心身の起伏までもが
手に取るように判るようになって来た。
利用者の方も私に気軽に声をかけて下さり、母との関わりにも和んだ空気が流れる。
いつも穏やかな人が今日は何故か不穏。
「はじめまして、私は◎◎と申します。
私、ここは初めてなので何も判りません。 どうしたらいいのでしょうか」と
聞いて来られる。
「私も、初めてなので良く判りません。 ここで一緒に過ごしましょう」と
母と一緒に座っているソファの空きを勧める。
「あぁ~良かった。 私ね、みんな知らない人ばかりでどうしようかと思っていました」
「おたくが居られて心丈夫。安心しました」と言って身の上話をされる。
そのお話をひとしきりすると今度は又場所を変えて職員の方に同じ事を
繰り返されている。
職員の方が何やらタオル折りのお仕事をその方に頼まれると
喜んで一生懸命に作業開始。
その中にくしゃくしゃのタオルが出てきて
「アイロンがいる。 こんなくしゃくしゃ誰がした!」と興奮状態。
食事時、
「妹が来ると言っていたのに来ない、電話してみて」を繰り返され
職員の方が色々と返答され納得しては又同じ事を。
職員の方の対応を見たり聞いたりしていると良く判る。
「すべてを受け入れる」が大前提と言うことが。
利用者さんの事を丸ごと受け入れそれに応えておられる。
なので、会話も否定や「何?それ」の聞き返しが無いから会話が続き
相手を納得させて居られる。
安心して身をおける場所である事を本当にうれしく感じる。
その方、その日は一日不穏状態だった。
今まで、「認知症の方」と認識するだけで不穏時が見えていなかったが
私の存在が利用者さんの中でもう「お客さんが来ている」ではなく、
溶け込んだ状態なのかなと思ったり。
職員の方を見ながらやっぱり大変な仕事なのだなと思うと同時に
「私に出来ることありませんか」と声をかけたくなった。
認知症はひとそれぞれで症状も違うし接し方も違う。
母の認知症と向き合って12年。
どんどん母が母で無くなり頂点に達したとき
「神さま、母を早く楽にしてあげてください。
この苦しみから解放し、何も判らなくしてあげてください。
全て私が母を受け入れ支えます」とどれだけ祈ったか。
その祈りが聞かれ、何も判らなくなってしまったけど、
不穏の時がお薬なしでも過ごせるようになり、母は楽になった今。
これから先はまだ未知の時を過ごすのだが弱って行く母を
全てにおいて気を緩める事無く元気に過せるよう見守って行きたい。
母は最近病院へ行く事も増えたり、
体力回復日を作って家で過ごす事が多くなって
自分の時間がとれなくなってきているが
母と静かな穏やかな時間が過ごせたらと願うばかりです。
ちゃんと言えて良かった・・・ June 1, 2012 コメント(2)
う~ん 参ったな! May 23, 2012