プロレスで学ぶMBA
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今日、ネットサーフィンしていたら、「パンクロックの雄セックス・ピストルズ、遂に『ロック」の殿堂入り』との記事が。以前にも書いた通り(こちら)、自分は一時期ピストルズにはまっていた時期があったので、へー、ピストルズも最早そういうのを受けるようになっちゃったんだ、サーの称号を受けたミック・ジャガーと同じだな、なぞと思いながら記事を見てみると、同時にブラックサバス、レーナード・スキナード、マイルス・デイビスなども殿堂入りとのこと。実は、ブラックサバス、レーナード・スキナードはプロレス界と関係がある。ブラックサバスの「アイアンマン」はロード・ウォリアーズのテーマ曲だったし、レーナード・スキナードの「フリーバード」は、あのフリーバーズのテーマ曲だ。そこで、「フリーバード」である。これは、名曲中の名曲である。前半の美しい旋律から後半の激しいギター三重奏まで10分近くあり、構成的にはツェッペリンの「天国への階段」をほうふつさせる。今も「フリーバード」を聴きながらこれを書いているけど、この曲を聴くとなぜだか分からないけど、何となくノスタルジックな気分になってしまう。レーナード・スキナードって確か、高校時代の体育教師かなんかの名前だかあだ名だかからとってきたふざけた名前だった。飛行機事故にあって、結局解散に追い込まれたけど、ロックバンドらしいヒストリーだ。「フリーバード」を知ったのは、マイケル・ヘイズ、テリー・ゴディ、バディ・ロバーツのザ・ファビュラス・フリーバーズが入場曲を使っていたからだ。オリジナルではなかったけど(ヘイズが歌っていたという気もする)、ほとんど原曲と一緒で最初に聞いた時から好きになった。フリーバーズはテキサスとかを中心に活躍していて、エリック兄弟とかと抗争をしていた。日本では、チームとして何度か全日本プロレスに来ていた。マイケル・ヘイズは典型的なアメリカンレスラーで、旗(アメリカ国旗だったような気もするし、フリーバーズの旗だったような気もする)を掲げながらの入場やフレアー的なオーバーアクションが結構好きだったけど、日本に一番なじみがあるのはその後日本を主戦場にしていたゴディだろう。個人的な思い入れはそんなにないけど、若かった頃の彼は自分の記憶の中によく残っている。例えば、テリーファンクの引退試合で、最後に回転えび固めで丸め込まれたのはゴディだったし、鉄の爪フリッツ・フォン・エリックの引退試合もゴディだったような気がする。ゴディを最初に見たのは馬場さん(なぜかさん付けしたくなりますね)がアメリカ遠征行って当時若手だったゴディと戦ったときで、試合開始前からロープワークを激しくやっていたのを今でも鮮明に覚えている。結構どうでもいいことを覚えているものだなあと。やっぱりプロレスが好きだったんでしょう。
December 1, 2005
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