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楽天ROOMの方向性を変えたいけれど、今のフォロワーさんが離れてしまうのが怖くて、なかなか踏み出せない。

そんなモヤモヤを抱えたまま、寝る前にROOMアプリだけ開いて、結局何も投稿できずにそっと閉じる夜ってありますよね。

私もまったく同じでした。

通勤電車の中で、他のROOMerさんの「◯◯系ROOMに方向転換しました！」という投稿を見て、胸がチクっとしたことがあります。

「いいな、私も本当は変えたい。

でも、今のフォロワーさんを裏切るみたいで怖い…。」

そんな気持ちの板挟みで、半年くらい動けなかった時期がありました。

ここでは、私が実際に楽天ROOMのテーマを 3回 変えてきた経験をもとに、フォロワーが離れにくい方向転換の考え方と具体的なやり方をお話しします。

結論から言うと、方向性は 変えて大丈夫 です。

むしろ、今の自分や生活に合うようにアップデートしたほうが、読者との距離は近くなります。

大切なのは、

• いきなり全部をひっくり返さないこと
• 「誰のどんな毎日をラクにしたいROOMなのか」をはっきりさせること
• その変化を、短い言葉でもちゃんと伝えること

この3つです。

私の楽天ROOMでは、ここでお話しする考え方をそのまま使って、コレクションの並べ方や文章を組み直しています。

「実際のROOM画面でイメージをつかみたい」というときは、教科書をめくるみたいな感覚で、いつでものぞきにきてくださいね。

■楽天ROOMの方向性を変えたくなるとき、心の中で何が起きているのか

方向性を変えたくなる瞬間って、いきなりやってくるわけではないですよね。 じわじわとした違和感が、少しずつたまっていきます。

私の場合は、こんな気持ちの変化がありました。

• 「とりあえず何でもコレ！」と投稿していたけれど、自分でもROOMを見返したときにワクワクしなくなっていた
• 頑張って投稿しているのに、売上もポイントも頭打ちになっていた
• 仕事や暮らしが変わって、昔ほどコスメやファッションを追いかけなくなった
• なのに、昔のイメージのまま投稿している自分に、少しだけ嘘をついている感じがしていた

本当は、

「今の私が一番助けられているのは、疲れて帰ってきた夜でもごはんがなんとかなるキッチングッズなんだよな…。」

「朝バタバタしても大丈夫な、シワになりにくい服なんだよな…。」

と分かっているのに、以前からの「美容系ROOM」のイメージに縛られて、方向性を変える決心がつきませんでした。

その裏側には、いつも同じ恐怖がありました。

「方向性を変えたら、フォロワーが減るんじゃないか。」

でも、ある日気づいたんです。

フォロワー数って、今現在あなたのROOMを本当に見てくれている人数ではないんですよね。

• ROOM自体をあまり開かなくなっている人
• スマホを機種変更したタイミングでアプリを消してしまった人
• 最初にフォローしたけれど、そのままタイムラインを追っていない人

そういう人も、数字上は「フォロワー」としてカウントされ続けます。

だから私は、ある日ふとこう思いました。

「数字だけのフォロワーを守るために、本当に届けたい人への発信を我慢しているのは、もったいないかもしれないな。」

この気づきが、最初の方向性変更のスタートラインでした。

■私が実際にやった「3回の方向転換」と、そのたびに感じたこと

大げさではなく、私のROOMはこの数年で 3回、大きく姿を変えました 。

それぞれの“季節”のことを、少しだけ振り返らせてください。

1. 第1期：なんでも詰め込んだ「ごった煮ROOM」時代

楽天ROOMを始めたばかりの頃、私のROOMは本当に何でもありでした。

かわいいと思った雑貨、プチプラのコスメ、インテリア、コンビニスイーツ、クリスマスのオーナメント…。

とにかく「コレ！」ボタンを押すのが楽しくて、寝る前についつい1時間くらいスクロールしてしまう日もありました。

でも、ある夜ふと、自分のROOMのトップページを眺めてみて、少しだけ胸がざわざわしたんです。

「…結局、私のROOMって、何が得意なんだろう。フォローしてくれた人は、ここに何を期待してくれているんだろう。」

そのときはまだ、答えが出ませんでした。

ただ、「ワクワクするけど、どこか散らかっている。」

そんな自分のROOMに、ぼんやりとした違和感を抱き始めていました。

2. 第2期：共働きのリアルに寄り添う「ラク家事ROOM」へシフト

転機になったのは、仕事がかなり忙しくなった時期です。

帰宅すると21時を過ぎていることも増え、キッチンに立つ気力が残っていない日もありました。

そんなある夜、ヘトヘトで帰ってきて、冷凍庫からストックしていた時短食品を取り出したとき、ふと気づいたんです。

「今の私を一番助けてくれているのって、こういう“ラクできるアイテム”だよな。」

そこから、私のROOMでは自然と、

• 放置でOKな調理家電
• 食洗機対応の食器や調理道具
• バスタイムが少し楽しみになる入浴剤
• すぐ乾くバスタオルや部屋着

こういった「共働きの夜を支えてくれるもの」が増えていきました。

最初はビクビクしながら投稿していました。

「急に生活感あふれる投稿を増やしたら、フォロー外されるかな…。」
でも、意外なことが起きました。

コメント欄に、

「同じく共働きなので、めちゃくちゃ参考になります。」

「この家電、前から気になっていたので、背中を押されました。」

といった言葉が増えてきたんです。

このとき、私はやっと気づきました。

方向性を変えることは、誰かの生活に、今の自分だからこそ届けられる“リアルな役立ち”を差し出すことなんだ と。

3. 第3期：楽天経済圏で「暮らし全体」を整えるROOMへ

第2期の「ラク家事ROOM」を続けているうちに、もうひとつ見えてきたことがありました。

それは、「どうせ買うなら、ポイントもちゃんと取りたい」という私自身の価値観です。

例えば、 楽天スーパーセール の日。

いつもよりポイント倍率が上がるからこそ、

• 日用品はまとめて買う
• 少し高い家電は、このタイミングまで待つ
• ストックできる食品も、多めに買っておく

こんなふうに、自然と「セールに合わせた暮らしの整え方」を意識するようになりました。

そこから、私はROOMの方向性をもう一段階広げました。

ラク家事アイテムだけでなく、

• 楽天24 でまとめ買いしている日用品
• お買い物マラソン のときに買うと決めている定番品
• 週末のごほうびとして予約する 楽天トラベル の旅
• 固定費見直しで切り替えた 楽天モバイル

など、「楽天を上手に使って暮らし全体を整える」という視点でROOMを組み直したんです。

このときも、フォロワーが一時的に少し減りました。

正直、数字が減っていくのを見るのは、胸がざわつきます。

でも、不思議なことに、 いいねやコメント、売上に繋がる“反応”は、むしろ増えていきました。

数字だけを見ると減っているのに、「ちゃんと読んでくれる人」との温度は、確実に上がっていたんです。

そのとき私は、やっと腹の底からこう思えるようになりました。

「フォロワー数を守るための発信ではなく、今の自分と読者のリアルに沿った発信をしよう。」

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■フォロワーが離れにくい方向転換の3ステップ

ここからは、あなたが今日から実践できるように、方向転換の流れを3つのステップに分けてお伝えします。

1. 「これからの自分の生活」を言葉にしてみる

いきなり「どんなジャンルにするか」を考えると、迷子になりやすいです。

最初にやってみてほしいのは、紙やメモアプリに、こんなことを書き出すことです。

• 平日のどんな瞬間に「はぁ、しんどい」と感じるか
• 逆に、どんな瞬間に「思ったよりラクだった」とホッとするか
• 最近本当に買ってよかったものは何か、その理由は何か

例えば、

「仕事終わりの買い物がしんどい」

「朝の身支度でバタバタしてイライラする」

「ごみの日を忘れがち」

こんな小さなモヤモヤが、実はあなたのROOMの方向性のヒントになります。

方向性は、 「◯◯な人の、△△な毎日をラクにするROOM」 という形で考えると、ぐっと決めやすくなります。

2. いきなり全変更しない。「7：3」で新テーマを試す

方向性を変えるときに一番怖いのは、「急に別人みたいになること」ですよね。

そこで私がおすすめしているのが、 今までの投稿7割＋新しい方向性3割 から始める方法です。

例えば、

• これまで：コスメ・ファッション・雑貨をバランスよく投稿
• これから：30代共働き向けの「疲れない暮らし」ROOMにしたい

という場合、

• 今までの中から「疲れにくい」「時短になる」アイテムを選び直して投稿
• 新テーマに合うアイテムを3割ほど追加でコレする
• 新テーマの商品だけ、ひとつのコレクションにまとめておく

こんなイメージです。

この「7：3」のバランスなら、既存のフォロワーさんも戸惑いにくく、新しく来てくれた人には「あ、この人は◯◯が得意なんだ」と伝わりやすいです。

3. プロフィールとコレクション名で、静かに“宣言”する

方向性を変えるときに、必ず一緒に整えたいのがプロフィールとコレクション名です。

ここが変わるだけで、ROOM全体の印象が一気に変わります。

例えば、プロフィール文を、

• 「好きなものをゆるく集めています。」から
• 「30代共働き夫婦の“疲れない暮らし”を叶える楽天ROOMです。 帰宅後30分でごはんが出せるキッチングッズや、朝がラクになるアイテムを中心に紹介しています。」

のように変えてみるだけでも、「誰のためのROOMか」がはっきりします。

コレクション名も、

• 「買ってよかったもの」より
• 「平日夜がラクになるキッチングッズ」
• 「朝のバタバタを減らす身支度グッズ」

といった具合に、「どんなシーンで役立つか」が伝わる言葉に変えていきます。

私は方向転換のたびに、コレクションを一気に変えるのではなく、

「今日はキッチンだけ」

「今日は寝室だけ」

というふうに、エリアごとに少しずつ名前を変えていきました。

そのたびに、ROOMが少しずつ“今の暮らし”に近づいていく感覚があって、すごくワクワクしました。

■楽天のキャンペーンと合わせて“世界観”を見せるコツ

方向性を変えるタイミングとして、実はすごくおすすめなのが、 楽天スーパーセール や 楽天お買い物マラソン の前後です。

セール前に、

• 新しい方向性に沿った「今回のセールで買うべきもの」コレクションを作る
• 「今回のセールはここを整えよう」というテーマをひとつ決める

こうしておくと、あなたのROOMは、フォロワーさんにとって 「セールの案内役」 のような存在になります。

さらに、

楽天SPU でポイント倍率を上げたり、 5と0の付く日 にエントリーして、 楽天カード で決済したり。

通信費は 楽天モバイル 、旅行は 楽天トラベル 、日用品は 楽天24 でまとめ買いしたり。

こうした「暮らし全体の整え方」を、あなたのROOMの世界観として見せていくと、フォロワーさんの頭の中には、こんなイメージが育っていきます。

• この人のROOMを見れば、セールで何を買えばいいかがサクッと決まる
• 同じものを買うなら、この人の真似をしたい
• なんとなく不安だったポイント制度が、ちょっと楽しく感じられる

ただ、あまりにも情報を詰め込みすぎると、「結局どれを選べばいいの？」と迷わせてしまいます。

そこで私は、

• 「このセールでは、この3つだけ意識すればOK」
• 「今回紹介するのは、◯◯タイプの人向け」

といったふうに、あえて選択肢を絞るように意識しています。 これが、選択のパラドックスを避けるための小さな工夫です。

■私のROOMの導線づくりと、真似しやすいポイント

最後に、私が実際に楽天ROOMでやっている導線づくりを、真似しやすい形でまとめます。

• トップに置くコレクションは3つまでに絞る
• 1つ目は「今の私の軸」が一番伝わるコレクション
• 2つ目は「セール・キャンペーンに合わせた特集」
• 3つ目は「自分が心からおすすめしたい“推しアイテム”」

これだけでも、ROOMの入口がかなりすっきりします。

フォロワーさんが迷わずクリックできるように、「並べる順番」も立派なメッセージだからです。

また、オリジナル写真付きの投稿には、できるだけこんな一言を添えるようにしています。

• 「仕事でクタクタの日に、この1台があって本当に救われました。」
• 「朝の身支度が10分短くなって、そのぶんゆっくりコーヒーを飲めるようになりました。」
• 「これを買ってから、“ちゃんと暮らしている自分”を少しだけ好きになれました。」

物のスペックだけでなく、それを使ったときの気持ちや、少し先の未来まで書いてあげると、読んでいる人の心がふっと動きます。

私の楽天ROOMでは、ここでお話しした

• トップ3コレクションの考え方
• セールごとのテーマ設定
• オリジナル写真に添える言葉の工夫

を、そのまま形にしています。 「文章だけだとイメージしづらいな」と感じたら、ぜひ私のROOMを、実例のカタログのように眺めてみてください。

きっと、「あ、こういう並べ方も素敵かも」と、自分のROOMの未来がふわっと描きやすくなると思います。

■最後に。方向性を変えることは、逃げではなく“次のステージ”への一歩です

ここまで読んでくださったあなたは、きっともう、「方向性を変えたい」という気持ちをごまかせなくなっているはずです。

その気持ちを、どうか「わがまま」や「飽きっぽさ」として扱わないでください。

それは、今のあなたの暮らしや価値観が、ちゃんと前に進んでいる証拠です。

方向性を変えることは、決して逃げではありません。

• 昔とは違う働き方になった
• 家族構成が変わった
• 大事にしたいものが変わった

そんな変化に合わせて、ROOMも少しずつ形を変えていくのは、とても自然なことです。

これからは、

• 「誰のどんな毎日をラクにしたいのか」を言葉にして
• いきなりではなく「7：3」で新しい方向性を試して
• プロフィールとコレクション名で、静かに宣言して

少しずつ、あなたのROOMを“今のあなた”にフィットさせていってください。

数字だけを守る発信から、本当に届けたい人の生活に寄り添う発信へ。

その一歩を、今日のあなたが踏み出せますように。

そして、もし道に迷ったときには、私の楽天ROOMも、そっと覗きにきてください。

方向性を何度も迷って転びながら、それでも楽天で「賢く・楽しく・お得に」暮らしたいと願い続けているひとりのROOMとして、あなたの背中を、少しでもやさしく押せたらうれしいです。

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