アンネのバラ


フロリバンダ・ローズ :1960年 ベルギー Derforge作
スブニール ドゥ アンネフランク

今朝新たに咲いたバラ フロリバンダの スブニール ドゥ アンネフランク です。

「アンネのバラ」として親しまれていますね。

咲き始めから散るまでの間に刻々と花色を変え、

色んな表情を楽しませてくれ、しかも、どの段階も魅力的なバラ。

結構横張りですが、我が家では鉢栽培。

病気にも強く育てやすい、おすすめのバラです。



咲き始めからの色んな表情を楽しみたかったのだけど、

この春の一番花は、いきなり全開のこの状態。

昨日の朝は、まだ蕾だったはずなのにな。

いきなりの気温上昇で一気に開いてしまったようです。



2007.5.15



アンネのバラは、私がバラに興味をもって、初めて購入した大苗のひとつ。

なので、思い出もいっぱいです。

それまで花がついた鉢バラしか見たことがなかったから、

秋に枯れ木のような大苗が届いたときはビックリ。

育て方も分からないまま、京阪園芸のHPを頼りに土を配合して鉢に植え付け、

翌年の春に新芽がいっぱい出てきたときは、本当にうれしかったな。



何故か支柱が気に入らなくて (どうもその時美意識に合わなかったようで・・・)

全部引き抜いて育てていたら、葉の展開と共に重みに耐え切れず、

接木部分からパックリ二つに割れて垂れ下がっていたときは青ざめました。

慌ててビニール紐でぐるぐる巻きに縛って、今度は支柱をいっぱい立てたら見事に復活!

一年目の春からたくさんの花を咲かせてくれました。

アンネのバラは、本当に強い子です。



その後、怖くてビニール紐をはずすことができず、

次の春の花が終わるまで縛ったままにしておいたら、

今度は成長した幹に食い込んでコブのようになってしまいました。

その後遺症(?)で、今でも根元が変な形になっています。

アンネのバラは、失敗だらけで思いでがいっぱいです。




スブニール ドゥ アンネフランク
2007.5.20

咲き進んで、随分色が変化してきました。

色移りが大きいこのバラは、蕾から咲き始めはアプリコットカラー。

花が開くにつれ、花びらの先端がピンクを帯びてきます。

その後は徐々に中央部の色が薄くなり、それとは反対に先端が濃いロゼ色になります。

今は、先端がロゼ色になる段階。

気温が高いほど、ロゼ色が濃くなります。

バラって本当にいろんな種類があって、奥が深いですねぇ


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