桃鯖ギルド◆修羅◆

桃鯖ギルド◆修羅◆

'09.09.11「垢ハック被害者の会」



 9月11日(金)青鯖ランク3GH「♪ゴキハウス♪」で開催された
青鯖有志の会主催による「垢ハック被害者の会」に
桃鯖内で被害に遭ったギルドメンバーと共に
修羅のギルドマスターとして、参加させて頂きました。

 集会を通じて徹底された「主催者側」の意向としては
◇被害状況の現状報告、各鯖ごとの情報収集。
⇒後日、日々連音。垢ハック対策室での一般向けの情報公開。
 被害者の方々の、様々な想いのこもった「生きた情報」です。
 大切に扱いましょう。
◇警察への相談、被害届けの提出。
⇒自己の判断での対応とする。
 「一部の被害者の方」からは、
 公的機関からの「ゲーム運営会社」への「犯人隠蔽の容疑」での捜査の為に
 「強制調査」に踏み切る為に必要な相当数の「被害届け」の「件数」確保への
 協力要請もありました。
◇質疑応答。
⇒公式公開を待ちます。

 「参加者」と「野次馬」の区分をするだけでも
想像を絶する大変な作業で、主催者、幹事の皆様の苦労は
尋常のものでは無かったように思います。
更に、主催者側への司会進行の妨害も発生しました。
その結果、タイムスケジュールに遅れを生じ、不本意ながら
途中退場を余儀なくされた方も、多数いらっしゃったことと思います。

 当初の目的であった情報収集、質疑応答まで残った方は、主催者、幹事を除き
被害者の方と、被害者の代理、もしくはギルド代表のGM合わせて72名。
そのうえオンラインで、リアルタイムに情報を収集する、
という難しい作業もあり、情報収集や意見交換は、26時以降にも及びました。

 残念ながら、最後まで話を聞くことはできませんでしたが
得たものは大きかったと、改めて実感しています。
鯖を問わず、多くの被害が発生しているにも関わらず
今日もまた、次々と被害者が増え続けていると思うと、
やり切れない思いでいっぱいです。

 私自身は直接、不正アクセスの被害を受けておりませんので
被害者の方々の声にならない想い、苦しみ、痛みを分かち合うことはできません。
ですが、目の前で不正アクセスをされ、被害の拡大を少しでも抑えようと、
必死の思いで抵抗する被害者と共に、ただただむごい犯行を目に焼き付けるだけで
目の前に居る犯人に何もできない、すぐ傍に居る被害者に何もしてあげられない悔しさは
身に染みて、わかっているつもりです。

 以前、被害に遭ったギルドメンバーに、
「ロガー犯が販売している(自分の)装備品を買い戻して欲しい。」と
お願いされたことがありました。「お金は後で払いますから。」と。
私はただ、次々と品を換え、人々に売られていくアイテムを眺めながら
「できないの、ごめんね。」と、涙を抑えて答えるしかありませんでした。
すぐ傍に居る、たったひとりのメンバーも助けてあげることができない。
ギルドを運営するギルドマスターとして、こんなに悔しいことはありません。


◆「二次的災害」の脅威

 盗難被害により、失われてしまったアイテムやゴールドは、
被害者が一生懸命貯え、集めた財産です。
「会員ID・パスワード」の盗難被害に遭ってしまった際、
これらは全て「会員」の自己管理の元にあり
失われてしまったアイテムやゴールドは一切
補填されないという「規則」を設けているのは、
「ゲーム運営会社」です。
では、被害者達の一番の願いである「二次的災害」の拡散防止は
いったい誰が、責任を持って行うべきなのでしょうか?

 「二次的災害」とは「キャラクターを操作している人物(本人)を装った犯行による被害」のことで、
◇他キャラクターへの迷惑・嫌がらせ行為
◇友人、知人とのアイテムやゴールドの貸し借り
◇会話中の個人情報の漏洩
などが含まれます。

 「会員ID・パスワード」の入力による「キャラクター」の操作ができなくなっている「会員」に
オンラインで「二次的災害」を防ぐことはできません。
何故なら、「利用規約」で個人の「会員IDの複数所持」が禁止されているからです。
つまり、正規に取得した「会員ID・パスワード」が一致しなくさせられている以上、
ログインすることはおろか、Red's連絡帳で「サポートチーム」に連絡することもできなくなります。
正規の「ユーザー」=被害者には、「会員ID・パスワード」が使えなくなってしまった時点で
自らの意思で、これに対応することができなくなってしまう、ということです。

 「二次的災害」を直接、防ぐことができるのは
「会員ID・パスワード」の「利用権者等」である「ゲーム運営会社」と
不正に「会員ID・パスワード」を使用している「不正アクセス犯」です。
もう一度言います。
いったい誰が、「二次的災害」の拡散防止に努めるべきなのでしょうか?

 長年に渡り育成し、愛着のある、自分の分身ともいえるキャラクターが
自分の意志とは関係の無い行動をし、他プレイヤーを傷付け、迷惑を掛けてしまうこと。
また、苦労して得たアイテムやゴールドが、自分の意志と関係なく
犯人によって不正に持ち出され、取引に応じたプレイヤーが
不幸にもそれと知らず、犯行に巻き込まれてしまうこと。
これが、不正アクセスの被害に遭ってしまった方が最も恐れる「二次的災害」の脅威です。

 「ゲーム運営会社」は今日も、不正アクセスを防ぐ為の注意、勧告を怠りません。
個人レベルの対策で、不正アクセスを未然に防ぐことも大切です
しかしながら100%、安全とは言い切れないのが現状であると認識しています。
いま、仮に不正アクセスが発生し、犯人によって「パスワード」が変更されたとしたら
被害者や「ゲーム運営会社」は何の措置も対策も取れません。

 私達周りのプレイヤーに出来ることは、いちはやく気付いた人が、
ひとり、またひとりと、周囲にそれを伝達していくことです。
こうした体制ができれば、不幸にもそれと知らず犯人に協力してしまう人も減少し
不正アクセス犯の活動しにくい鯖、という認識が広まり
治安の維持、ゆくゆくは不正アクセスの鎮圧に繋がると考えます。

 犯人が住みにくい環境を作っていけるかどうかは、
私達プレイヤーひとりひとりの意識によるものです。
その為にも
◇相場から逸脱した価格の販売には応じない。(まず警戒を!)
◇不審なプレイヤーからの購入は避ける。(信用第一!)
◇怪しい露店主の名前は、出来るだけ多くのプレイヤーに伝達。(不正は許さない!)

 他鯖では(桃鯖内でも発生しているかもしれません)不正アクセス犯による
被害者の残余GEMを利用してのロトボックス、便利アイテム購入
⇒ロト品販売 という悪質な手口もありました。
消耗品の販売は「使ってしまえば・・。」などと、人の弱みに付け込むものですが
一度犯人から購入してしまえば、同じことです。データとして残るので、誘惑に惑わされず
不正アクセス犯撲滅の為、周囲への呼びかけを徹底して行っていきましょう。


◆不正アクセス犯の温床としての「RED STONE」

 こうした、不正アクセスによる被害が一向に減らず、犯人検挙に繋がらないのは
果たして、「ユーザー」個人の意識の問題だけでしょうか?
私は、それだけではないように思います。

 「ゲーム運営会社」は「永久無料」「ずっと遊べるRPG」を売り文句に
「ユーザー」を集め、魅力溢れるコンテンツを提供してくれています。
私自身、そのような謳い文句に惹かれ、このMMOと付き合ってかれこれ4年が経ちます。

 自分自身で、オンラインゲームの世界でやりたい事を見つけ、
常に新しい目標を作り、それに挑戦していく。
白紙のページに、自分で自分の記録を綴っていくような、手探りの冒険はとても興奮し
ログインする日々が、ドキドキとワクワクの連続でした。

 しかし時代は変わり、次々と新規ユーザーが参入していく中で
新しいアップデートと平行し、“初心者にやさしい”環境の整備と
忙しくて時間の取れない「ユーザー」向けの“秘密ダンジョン”の実装
必要だから、便利だからと盛り込まれていった内容の数々…
私達先駆者はただただ、これらを受け容れるしかありませんでした。

 現在、シーズン毎のキャンペーンも行っている“ロトボックス”
冒険に必要な最低限の装備や資金が誰でも手軽に、入手できるようになりました。
DXキャンペーンでは、今まで長い間、苦労を重ねてきた冒険者にも
決して手に入れることのできなかった“魅力的な”アイテムが含まれているようです。

 創意工夫、地道な情報収集、自力での攻略、などなど
おおよそ、私が“魅力的だ”と感じてきたものが、ないがしろにされ
より明確化された終着点に向けて、プレイの過程そのものが
簡略化されてしまっている現実は、ときに私を悩ませます。

 …少し話が脱線してしまいました。

 「ゲーム運営会社」が新規顧客向けの広報活動を続けることで、
新しく「RED STONE」の世界に入ってくれる人々が居るのは、ありがたいことです。
人が集まるということは、そのコンテンツが当然、魅力的であるということなのですが
“面白いゲーム”としてブームを起こして 市場の拡大を図るのであれば
ゲームそのものの魅力や、自前の広報活動以外に不可欠なものがあります。

 それは、「ユーザー」による“口コミ”です。
人間、自分の好きなもの、面白いと思うものは
無意識に、もしくは意図的に、誰かに伝えたい、教えたいと思うものです。
とりわけこの「オンラインMMO」というジャンルに熱中する世代は、
中・高生~大学・専門学校生が中心であるように思います。
彼らの話題の中に「RED STONE」というゲームの話が飛び出し
「無料だから」「面白いから」「一度やってみて」などと、親しい友人を誘い
またその友人が他の友人に声を掛けることで、若い世代の
新しい「ユーザー」が次々に増えていく構図です。

 ですが、今こうした他愛のない会話が、あなたにできますか?
新しくできた友人に「無料だから」「面白いから」とは言えても
果たして「一度やってみて」と、言えるでしょうか?

 答えは、「ノー」だと思います。
「無料だから」「面白いから」と、気軽に始められる、
楽しいゲームであるのは、まず間違いありません。
ですが、気軽に始められる反面、不正アクセスが蔓延し
大切に育てたキャラクターやアイテム、
少しづつ積み上げてきた信頼関係が、ふとした瞬間に
悪質な犯罪者の手によって壊されてしまうかもしれない
という恐怖と、常に背中合わせの状態で遊ばなくてはなりません。

 あなたの大切なお友達を、こんなゲームに誘うことができますか?

 予め断っておきますが、私はこの「RED STONE」というゲームを愛しています。
愛しているからこそ、その大好きなゲームで遊んでいる人が、
ひとりでも悲しい思いをしていると思うと、胸が張り裂けそうなくらい辛いです。
このまま、「ユーザー」の意識改革が成されず
「ゲーム運営会社」が、適切な措置を講じず
犯罪者による不正アクセスが後を絶たなければ
「RED STONE」はそう遠くない未来、どんな形にせよ終局を迎えます。

 それは、「ユーザー」による「ゲーム運営会社」「RED STONE」というタイトルの見限りかもしれません。
「ゲーム運営会社」の「RED STONE」というタイトルの見限りかもしれません。
「RED STONE」というタイトルがなくなれば、少なくとも
「RED STONE」という温床にへばり付いた犯罪者は、自らの住み家を失います。
「ユーザー」はもう、いつ被害に遭うともしれない、不正アクセスの恐怖に怯える必要もなくなるのです。
しかし同時に、平然とした顔で、新たなタイトルを掲げる「ゲーム運営会社」と
新たな住み家に飛び付く、犯罪者が居ることを忘れてはいけません。

 この連鎖は、いったいどこで断ち切ればよいのでしょうか?


◆「垢ハック被害者の会」と「個」としての私

 今、シルヴィーテリアさん、幹事の方々をはじめとする
青鯖被害者有志の会による「垢ハック被害者の会」が発足され
鯖を越えた情報収集や、情報の交換が行われ始め
不正アクセス対策や今後の対応についてなど、
「ユーザー」が中心の、前向きな話し合いが行われています。
この行動は、現在の「不正アクセス」への対策を論ずるに留まらず
「RED STONE」をプレイする全ての「ユーザー」への「問題定義」でもあります。

 進行の妨害や、心無い発言など障害も多いです。
場合によっては、思わぬところから圧力が掛かるかもしれません。
ですが、私個人としては、今新しい一歩を踏み出そうとしている彼らに
及ばずながら、協力させて頂きたいと思っています。

 事情あって、今はギルドマスターという立場ではありますが
元を正せば、私もただのひとりのプレイヤーです。
ですから、あくまで「垢ハック被害者の会」に協力するのは
現時点では、個人としての私です。
そして今の私を動かしているのは
「修羅」ギルド内の被害者ひとりひとりの無念の想いであり、
「RED STONE」が好き。という、その気持ちです。

 (たかが、ゲームごときに)「何、熱くなってんの?」
なんて、嘲うひともいるかもしれません。ですが
今必要なのは、「これだけ多くの仲間が、目の前で被害に遭って
苦しんでいるのを見て、まだ燻っていられるの?」
と、胸を張って堂々と言える勇気です。

 そして私が、この「垢ハック被害者の会」で一貫して訴えていきたいのは
「ゲーム運営会社との共存」です。
今、「ユーザー」と「ゲーム運営会社」の間に足りないものは
お互いの意思の疎通だと思うのです。
「ユーザー」は、崩壊の塔に一致団結して登る勇気を。
「ゲーム運営会社」は、今一度じっくりと土台の確認を。
それができなければ、本当に残念なことですが
公的機関による「犯人隠蔽容疑」での「ゲーム運営会社」への「強制捜査」
という審判が待っているかもしれません。
「ユーザー」の声が届かなければ、これもまた、やむを得ないことと思います。

 今回の活動が実を結び、ゆくゆくは
「会員ID・パスワード」を取得した全ての「ユーザー」が
不正アクセスをされた際、速やかにその「会員ID・パスワード」を
利用停止にできる措置を取れる制度が整備される。
つまりは、被害者本人の意思で
「二次的被害」を最小限に食い止めることのできる仕組みを作ること。
…ができれば、言うことはありません。

 それまでの過程で失われたアイテムやゴールドの補填などは、
(少し、表現の仕方が悪いかもしれませんが)
所詮データですから、後でどうとでもなることではないでしょうか。
本当に守られるべき、一番大切なものは、ゲームのデータや「会員規約」ではなく
一個の人間である、被害者本人の気持ちだと思っています。


 桃鯖ギルド◆修羅◆ HP管理人 兼 修羅ギルドマスター れいは



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