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黒澤作品では一番おもしろい作品。いっぽう何か調子よすぎるところもあるから、批判的な人もあったかも知れない。シナリオも登場人物がてんてんとして、少々よみづらい。わかりにくいところもある。主人公・三十郎が何んでもあり―で、第一サムライらしくない。身元不明だ。やたら人を斬る。それに簡単な|裏切り|行為だ。この三十郎の原型は映画「七人の侍」のあれ―かも知れない。私の頭のなかには―それらしい典型的な人物像があって、伊藤雄之助の|家老|その奥方の―入江たか子のおっとりした性格など、黒澤は私のイメージをみんなハズしている。劇中の仲代達矢も加山雄三ら若手たちも驚いている。ここのところの―アホらしさが、この映画のねらいだったかもしれない。シナリオには|小国英雄|という娯楽派の大家がいる。それを|菊島隆三|が骨太に組み立てていく、それはまるで―|とても書けない|三船仲代の対決シーンで爆発させていったようだ。なんだかんだ云っても実は私は―この作品が好きです。シナリオ掲載誌●全集|黒澤明・第五巻|岩波書店――――――――――――――――――――――――――――
November 8, 2005
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憲法を改正するんだと―。戦争が好きなヤツがいるもんだ―と、思っていたら、改正したらと思う人が増えたんだ―と。改正するか―という民意を問われないのに、|改正|云々と云うのは先の選挙の結果―そういうことになるんだと―。何かおかしいですね。私のような|映画ぼけ|しているやからにも、頭んなかには―|憲法|がきちんとインプットされているもんで―。世界の各国の憲法のなかで|戦争はヤメだ|といっているのは|日本国憲法|だけなんで―。これまで|戦争|がない|平和|な|日本|だったのに―。と―なるんだよね。おれっち|映画大好き|なんだけどさ、おれっち|この国|も―大好きでさ。なんせ――あ~た、おやじとか、あふくろとか―みんなやいやい云って住んできた国だぜ―。こんな話―つまんないかい?
October 29, 2005
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シナリオは映画の台本です。現在のフォームは、劇映画以降はほとんど基本的にはかわらない。私たちが読んでいるシナリオは|脚本|とも呼ばれていて、映画の完全|筋書き|です。シナリオを読むと映画の半分程度はわかる。しかし映画は映像ですから、シナリオを読んでも|映画|を見たことにはならない。しかし映画の|匂い|ぐらいは感じることができる。そこから映画を逆に探してみる。――とか、やってみる。私はここに|映画|を感じる。それは――映画の|音感|とか映画の|色調|とか映画の|香り|とかシナリオには―|それ|があります。そこがたまらない。
October 27, 2005
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映画との出会いがあったが、田舎町のことではあり、上映されていたのはまず日本映画が主だった。だから、映画雑誌の華やかな洋画の紹介があっても、まず見る機会はなかった。昭和30年前後の頃です。その頃の映画ファンは|外国映画派|と|日本映画派|と二分していた。今日から云うと考えられないぐらい日本映画は健闘していたことになる。黒澤がいて木下恵介がいて小津溝口今井成瀬五所がいて新人に増村が岡本喜が今村がいた。映画雑誌は競って|邦洋|のシナリオを掲載していた。これらシナリオは私には第一級の映画資料だった。そして黒澤明監督の―|隠し砦の三悪人|に出逢った。黒澤に関心があったもののひとつ理解できないものがあった。この映画を立て続けに6回もみた。そして映画の何もかもメモをした。そして―メモからシナリオを組み立てた。それはあくまでも|私の|鑑賞メモであり、それが|シナリオ|の形になっていた。私はその出来具合に満足した。これが大きな誤解のもとだった。私は|シナリオ|への関心に拍車がかかった。さらに映画を勇気をもって|誤解|した。私のなかでいちだんと|映画|が|逆転|をはじめた。
October 26, 2005
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戦後なにもない頃、知り合いのおじさんから|コンサイス英和辞典|をいただいた。ずしりとくる手頃で、今で云うハンディ・タイプ。以来このての辞書類が大好きになって、国語英語年表類からシェイクスピア・ハンドブックなど、もろもろの辞典類が私の本棚をしめている。ここ数年は|聖書|にこった。これは面白く。歴史はいつも波瀾万丈だ―。ところが、最近さる友人が持ち込んだものが|日蓮御所全集|だ。約七百年むかし|日蓮|というお坊さんが書き綴ったもの約三百五十編がつまっている本だ。北条時頼におくった意見書「立正安国論」は有名だ。しかし本書は仏との接触の仕方から姿勢のありかた、さらには衣類食物をいただいた|お礼|の手紙まで今でいう公私の生活ぶりが細々とした文章でびつしり、それはそれは迫力そのものだった。はなし相手Aと自分Bとの掛け合いのような形で読ませる場合もある。しかしなぜこんなに読ませるのか。よく考えてみると、それは―|日蓮|がいつも何かと戦っているからだ。―ではないかと思います。だから、これは|日蓮|が―生まれて亡くなるまで六十一年間、いつも何かと戦い続けたその全記録だった。
October 25, 2005
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| 映画館はずっと|もう一つの学校|のようなものでした。礼儀作法に始まるいっぱん常識に至まで―私は映画に学びました。政治から性事にまつわるモロモロなこと、もし私がたいそうなことを云っておりましたら―まず映画のウケウリかもしれません。映画の素晴らしいことは|もの|をすべて|画像|にしていることです。そして監督は出演者の手を借りていちおうの講釈をつけます。どだいお芝居から始まった映画です。鶴見俊輔さんは映画のことを|大衆芸術|とおっしゃいました。|映画|は何事も目線が低くして|もの|を組み立てます。むかし|牧野省三|という映画監督がいました。もとはと云えばお芝居の|座付け作家|みたいな方です。この人の頭のなかには、百とか二百か三百かのお芝居の|話|が詰め込まれておりまして、尾上松之助という主役の映画を―約千本ぐらいは作ったのではないかと云われています。例えば尾上を右から撮ったり左から撮ったりそして、できあがったのは二本の映画だったという逸話があります。時代は明治の後半四十年あたりです。監督の頭のなかにある|話のスジ|がうまく組み合わされていました。台本としてあるわけでもなく、すべて|口うつし|です。|シナリオ|はまだなかった時代です
October 24, 2005
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こんにちわshopanです。今回は|シナリオ|として読むのにつかれました。新藤監督は看板スター脇役|殿山泰司|を描くために―健闘なされた作品です。スケベーでぶっきらぼうだった殿山さん―しかし、かなり存在感がありましたなぁ。新藤監督は|殿山作品|を並べてみせた。愛妻物語|裸の島|鬼婆|性の起源|竹山ひとり旅|など懐かしき傑作名画が出てきます。|殿山さん|は新藤作品に|いろ|と|匂い|をつけたのではないかと思います。あの百万ドルの|えくぼ女優|乙羽信子|が私の期待を裏切り|人間臭く|なったのも|殿山さん|あんたのせいや―。もうこうなると―シナリオではガマンできなくなってしまい―つい、ビデオで見てしまった。新藤監督は天才や――見事にまとめている。女優|乙羽信子はナレーションの出演、こいつが効いてますね。過去の出演映画と乙羽と監督新藤の間で―竹中直人は何しとるんじゃ。近代映協の看板脇役やで――殿山さんは。そりゃ女好きでスケベーだったかも知らんがあんな竹中が演じているようにチャラチャラはしとらん。第一殿山さんには|哲学|があったと違いますか。これは私の|殿山論|です。しかし|殿山|さん―あんたは、しあわせや、ほんとに―。★シナリオ掲載誌【月刊シナリオ】2000/12――――――――――――――――――――――――――――――――
July 17, 2005
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いま私が関心があるのは、相手にモノを伝える|その方法|についてです。|私|から|あなた|へ|伝達方法|についてです。専門家ではないので難しい専門語は知りません。早い話が|パソコンの使い方|などと云うガイドがありますが、さつぱりワカランのです。小泉首相の国会での答弁―これもワカランですね。何かひとつ―不足しています。相手への思いやり―と云うか、そんなことです。そのへんの問題です。映画はそこにいくと最先端のテクニツクを使っています。文字と会話と映像と音楽と肉体的な視覚の問題とか様々な違ったチャンネルの言葉が―整理されています。納得していると云うか、させられたと云うか。シナリオという文字のなかから、映画監督は行間のリズムを感知します。演技する人だってタイヘンです。鑑賞した映画を書くか、おしゃべりするか。映像ってどだい|おしゃべり|できないものですが―映画ファンはいつの間にかマスターしています。ここのところの問題をパソコンのエライ人は通過していないので、ガイド図書はいつもひとりよがりです。自分の意志を相手に伝える―これが難しい。これはずっと昔からある問題ですが、いまにニッチモサッチモいかなくなります。松岡正剛さんは|編集する|と云う言葉を使っています。なにかこのヘンにカギがあるかも知れない。最近|対話する|と云う言葉がありTVが人気があり、|読み書きする|新聞などには活字はなれがあるとか―。メルマガなどが使っている文章など―ひどい。でもそこでは見事に対話をしています。なにか変わってきた―のね。私の|云ってる事|がワカラン―まいったね。〈ガクッ〉
July 16, 2005
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こんにちわshopanです。原作|浅田次郎のメロメロの感動作です。どこかで聞いたような話が小間切れに差し込まれているようなハナシなのに――。ここで読むと男泣きしそうな感動作になっている―ツキの落ちた男がひよんなことで|おふくろ|の面倒をみることになると、不思議に|ひと|が動き出す――。浅田の原作は何か一つ神秘なネジが転回し始める。|おふくろ|が|恋人マリ|が、|謎の名医|が|金融の片山|が―――何か狂ったように動き出す。お前さんチョットの善意でも|信じてみよう|ではないか―――と、云わんばかりだ。それは奇蹟なのですか。その|チョットした善意|故のおハナシがひとり歩きするとき、私の胸をうつものがあった。ここ現実には憎しみのテロがあったり、自殺者があったり、暗い世相のなかで、仮に映画の世界であっても―善意の心ある|ひとがら|に変わり、|おふくろ|さんを助けようと走る気持ちが|突如|集まってくる。それは|奇蹟|としか云いようがない。私はこの|奇蹟|を信じたい、|神|を信じたい。たかが|映画|です。しかしこんな|驚き|の映画もありますね。そんな|シナリオ|でした。久し振りに体感する|ひとの心の|あたたかさ|があった。ところで――こんなところで|田中陽造|さんとお逢いするとはね、少し不思議でした。でもよかった。田中さんアリガトォ―。――――――――――――――――――――――――――――シナリオ掲載誌◎雑誌「シナリオ」*2000/12
July 13, 2005
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こんにちはshopanです。|実は今日までシナリオ雑感を書きます|映画やビデオを見ない日はあっても、|シナリオ|を読まない日はありません。と――かっこよく云った半年前です。健康を害しますと、身体で一番の弱点のところにまず被害がいくようです。このところ|目|がよわくなりました。さて昨日、映画を|シナリオ的|に読む―と書きました。映画のなかから|シナリオ|に書き留めてあろだろうところを|探り|ながら―ということですが―。|シナリオ|が|映画|のなかに|存在|している部分は|セリフ|や|ト書き|もですが、作品全体のドラマの|構成|はとても大事な部分と思っています。ひとくちには|起|承|転|結|の|はめ込み方|がドラマの核心にあたるところです。ここのところの|カン|どころが、この作品では冴えているかどうか―――。作品のなかで探りを入れる|冒険|が私には快感です。快感こそ感動の始まりです。映画は楽しいはすである。これは私の流儀です。
July 13, 2005
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映画が好きなら映画をもっとあなたの|手許|に引き寄せなさい。映画はモノとして影しかないのですから――映画は、すぐ逃げてしまいます。例えば映画を見るときは|楽しく|見なさい。ねらいは|シナリオ|的に見るのです。そして何かの形になるものを手許においておくのです。私はパンフレットより|チラシ|です。そこに書いてあるものは―監督を始めスタツフの名前、そのほか必要最少限の資料です。パンフレットは詰め込み記事で値段が高い、それに、いやに宣伝くさい―――私はパンフレット買うより、映画代に回します。ノートを一冊買って何かメモを残しておく。そこで映画評らしいことは書かないで―印象に残ったセリフまた画面を書いておく。400字でストリーを|あなた感覚|で書いてみて――私の場合は、これで充分――。なにせ|他人さま|がやってない方法優先です。少し欲を云えば|シナリオ|は欲しい。しかし昨今の映画雑誌は|シナリオ|の掲載がない。雑誌「シナリオ」に月3本の掲載のみです。気に入った作品の|シナリオ|を店頭で発見したら。立ち読みでもいい|まず読む|こと。なめるように|読むこと|です。シナリオに使っている文章が|なにほど|のものかシナリオの文章がふだんの文字活字と――少し変わってみえますか。何か|変|ですか―文学でもなく演劇でもなく、似ているとすれば|音楽|ですか。私の青春時代は|映画全盛期|です。大抵の映画雑誌は必ず|シナリオ|が掲載されていたから―――それはそれは――けっこうな時代でありました。|なめるように|読んで。しっかり|シナリオ|ファンになりました。いまでも私の部屋には|戦後|の主な作品が揃っています。映画ファンは――そこから出発です。あなたの街の図書館に行ってごらんなさい。|キネマ旬報|や|シナリオ誌|ぐらいは在庫していないかしら。シナリオライターがいて映画監督がいて――私がいて。|映画|と|私|の距離がぐ~んと近くなるから。さあ|お楽しみはこれから|だ。
July 12, 2005
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ごぶさたshopanです。体調わるくずっとお休みしてスミマセン。やっと元気になりました。映画はまだ|鑑賞・要注意|というところ。あんなに好きなポップコーンが―全然ダメになりました。ともかく|火|木|土|週3|でいきます。よろしくお願いします。
July 10, 2005
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こんにちはshopanです。今日は東映作品プラス山本薩夫監督という珍しい組み合わせでした。戦後の東北のある土蔵荒らし専門泥棒の話。個人企業?だから実にせこい仕事。しかしこの道ウン十年だから―そのマニュアルはきちんとしていた。トラツクいっぱいの着物衣裳などはタンスごともってくる。警察とかやくざ者からはスルリと抜ける凄腕の|林田義助|だったが―夜中ある犯行の途中で、国鉄の線路を通りしな九人の大柄な男たちと出合った。真っ暗な中だから顔は見えない。仕事仲間と話しても九人だった―といった。それから―義助の人生が|ちらっと|微妙に逆回転をはじめる。監督|山本薩夫|の|薩ちゃん|映画たる所以の映画にサマ変わりする。あの九人は|松川事件|の現場に居合わせた犯人たちだった。〈シナリオでは杉山事件〉小気味よいシナリオだった。山本薩夫はずっと独立プロを支えてきた監督だった。そして数々の傑作名画をつくってきた。彼には|山形雄策|という女房役の素晴らしいシナリオ作家がいて―何でもすべて|物語|にした。シナリオ掲載紙★キネマ旬報|1965/2/15―――――――――――――――――――――――――――――――
April 24, 2005
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お元気ですかshopanです。今回は|戦艦武蔵|こんなシナリオ読んだことがない。どかんと重量感です。全体の構成がいい。絶対いい。はじめに完成した|武蔵|があってアメリカ軍の五時間にわたる総攻撃のなか沈没する――――。その間、世界第一次戦争直後の情勢があって、日本の軍政が動き―|武蔵|の誕生事情を動き―建造が長崎三菱造船にくる―このヘンまでが妙に劇的な迫力があって私は―もうクタクタ。ても―いい雰囲気です。しかしドラマはこれから――――――――70 海軍省タイトル―昭和12年1月N「鑑政本部ヨリ出頭命令アリ――」 その看板を背に着剣衛兵。社長・岩崎小弥太はじめ海軍省に出頭して建造命令が出る。ただし全て秘密裏のなかにあるため、三菱側はチンプンカンプン―長崎での現場は全く作業の規模内容がわからない建造副主任・古賀が現場の監督指揮にあたる―数々の作業の手分け段取り着々と建造されていく鑑の進水の土壌などの検討造船所周囲の目隠しなど珍問が続出する。長崎に行かれた方はおわかりですが―観光名所|グラバー庭|の真正面に造船所のドックが見えます。また造船所を囲むような対岸の丘の家々―これが長崎の名物でありますが|武蔵|建造のときは窓に覆いをさせたとも聞いています。シナリオ作家・井手は全編実に手際よくたたみ込んでいく―ラストシーンは|その途方もない力を秘めた~武蔵の巨体―|と、結んでいます。しかし、この|シナリオ作品|は映画化されていません。シナリオ掲載誌★雑誌「シナリオ」1970-3∥井手雅人―――――――――――――――――――――――――――
April 13, 2005
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お元気ですかshopanで~す。いよいよ何んとか体調も良くなり|シナリオ|をまた始めます。よろしくお願いします。この作品|砂の器|は松本清張の原作ですが、TVがこの作品を取り上げるときは―きまって橋本山田の|この作品|を準原作として扱われています。この|山田橋本|作品が脚色されています。それほど|この作品|は完成度の高い作品です。監督|野村芳太郎|の指示で助監督|山田|は|シナリオライター橋本忍|の許に|シナリオ修業|します。ふたりの共同作品は|ゼロの焦点|からです。さて|砂の器|―は見せ場の多いドラマチツクな作品として仕上がっています。内容を4区分しました。▲事件発生から|セダカ|駅を見つけるまで▲|ワガ自転車屋|を探すまで▲捜査会議で|丹波哲郎|の報告▲|本浦千代吉|が生きている―ラストまでわたし流儀の分類です。映画のドラマを追っかけるとき―私は民謡|北海盆唄|方式でいきます。〈笑い〉これには威勢のいい|かけ声|があります。|それからどうした|これです。|この作品|は実にノリがいい作品です。ドラマの流れのなかで|それからどうした|と作品に問いかけるのです。昨今の推理映画は、ふたつのタイプがあります。劇中の監督が結末をすでに|知っている|場合と|知らない|場合である。後者は監督も出演者も観客も皆|いっしょ|の車に乗せられて走るという感じ―です。|砂の器|は後者のポーズをとりながら、しかし|和賀英了|の出し方が少し早いような気がします。結末が少し早く割れてないかい―と。しかしその分|動機づけ|というか|なぜ|なぜそうなのか|の部分にたいそうな|お芝居っ気|をつけています。そこのところが|橋本山田|が凄くうまい。みんな計算されています。しかも見せ場は|役者風情|のように―きちんと見せる―それであります。観客を|のせて|みる。観客を|泣かせ|る。観客を|感動|させる。これは犯人探しの映画ではなくすばり|人の宿命|というか。壮大なドラマなのでした。うっかり松本清張さえ忘れてしまう。映画ではさらに|丹波が|加藤嘉が|緒形が|と実に素晴らしい役者がお芝居をしている。清張映画は|ローカル|でなくちゃ~と思わせる。監督|野村芳太郎|は天才であります。|橋本|と|山田|は準天才であります。|橋本|は天才と云うよりその努力たるや|黒澤映画|で実見ずみです。橋本忍新藤兼人井手雅人――この人達の作品にはいつも感動して私は泣かされます。★シナリオ掲出★シナリオ作家協会発行|橋本忍人とシナリオ|――――――――――――――――――――――――――――――
April 10, 2005
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トシとともに身体も変わります。しかしヨイヨイではありません。ちゃんと映画をシナリオをみていきます。トシをとると怒りっぽくなる―といいます。私はそれは全然なし。そんなもんだと達見しています。そこそこにガマンをすれば―何んとかやれる。何かをすればかならずツケがきます。いいことをすればいいことがあります。いちだんと―「目線」を低くして映画をシナリオをみます。
April 1, 2005
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このところ体調わるく|シナリオ|も|映画|も|ビデオ|もみていません。ごめんなさい。それにいっこうにパソコンがうまくなりません。コツがつかめません。もすこし待ってください。
March 27, 2005
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お元気ですかshopanです。今回は本格派|こわい|映画です。私は|映画|としてナゼか前半しか見ていません。小泉八雲原作。シナリオ作家のベテラン水木洋子さんが描いた力作です。私が親身に|こわい|と思った作品です。原作を知らないが、おそらく―原作に忠実にきちんと描かれたものでしょう。役者がベテラン揃いで凄い顔ぶれです。しかしオカネを出して見る私としては息がつまる|こわさ|があってほっとさせてくれない|こわさ|文字通り|息が|つまります。監督|小林正樹|はそういう人だった。勇気をもって云わせてもらえば―|スキ|がない。女を捨て出世を願い女を変える武士雪おんなと約束した若い男の話迷い出る平家武士〈耳なし抱一〉茶碗の中に出る侍―など4話なかで私がスキなのは―|雪女|当時フランスにいた岸恵子がこの映画のためにかえってきた。この|岸恵子|は|美しくて|妖しい|よな。こんな|岸恵子|をみておきたい。作品の出来が云々するのはともかくとして―、発案した|にんじんくらぶ|が財政的につまってしまった。そのようでした。シナリオ掲載誌★キネマ旬報1964-4――――――――――――――――――――――――――――――――
February 22, 2005
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ちょっとした映画論に出てくる|モロッコ1930|です。お元気ですかshopanです。ちょっと今回は苦労しました。やたら|ト書き|というセリフ以外の説明にあたる部分がやたら多い。しかも雑誌の資質が古くて読みづらかった。外人部隊に所属する男と芸人女の|恋|でした。部隊が戦場に行くとき、見送りの女たちが砂漠を越えて着いてくる―という伝説の話がある。男はゲーリー・クーパー女はフレーネ・ディートリツヒおそらく当時は人気絶頂期のふたりだ。今ならトム・クルーズみたいに―|男っ気|クーパーだったのだろう。日本映画とは違って、例えば|出会い|など細かい手順がちがってくる。次回からもすこし時代をずらしてみょう。現在の|私|との接点がつかめない。そこが―私がまだヘタ。シナリオ掲載誌★キネマ旬報別冊|世界傑作シナリオ集1959――――――――――――――――――――――――――――――――
February 12, 2005
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お元気ですかshopanです。今日からボクは少し生まれ変わります。いや、そういう願いを込めて生きるようこころがけます。これは私の誓いです。ところで|シナリオ|も外国映画を選びました。ナゼかどうしてかーは次の機会にします。|戦艦ポチョムキン1926|はソビエト映画の世界映画史上の傑作名画として有名です。それは監督エス・エイゼンシュティンが、この映画で映画編集の方法として|モンタージュ論|をうちたてました。こちらの方でも有名です。ハナシは1925年黒海でおきたー戦艦ポチョムキン号で起きた反乱映画です。ソビエトは革命映画として映像論と革命論を結集させたとして映画人に大きな影響を与えました。早い話が|映像|が文字に変わってどこまで表現できたか、ということ。例えばー|A画面|の次に|B画面|をつなぐとAでもなくBでもなく|C画面|になる。という論法。無声映画として全編タイトル字幕が入り、完成後全編には|音楽|が入っている。音楽をいれたことにも論議もある。戦後ソビエト映画としての輸入対象に政府が入れずなかなか見る機会がなく、映画サークルなどの特別扱いとして公開された。私はそのときが初見。ところが|革命映画|としてというより、一般の劇映画として見てもなかなかの興味ある作品だった。このとき私は|この映画|のおもしろさを|バンツマ映画|といっしょに語ったものだから、友人から怒られた。しかし私は見方を変えなかった。だからクロサワとポチョムキンとバンツマが同時進行で映画論を語るという―|荒芸アラゲイ|が身に付いた。それでもいいじゃないかと思っています。シナリオ掲載誌★キネマ旬報|世界傑作シナリオ集1959版――――――――――――――――――――――――――――――――
February 11, 2005
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お元気ですかshopanです。いつも毎日|シナリオ|を読むチャンスをいただいてありがとうございます。いつも楽しくはねるような気分でシナリオを読んでいます。シナリオは楽器の譜面みたいなものです。かって石原慎太郎さんは子供のための100か条みたいなものを書きまして〈光文社〉そのなかに楽器の|譜面|をよめるように―という項目もありました。シナリオは文字から、リズムを作りドラマが組み立てられます。監督とシナリオ作家は音つくりの名人です。私はシナリオのもつリズムを探します。いつも|ハレハレ|の気分です。シナリオ大好き〈11〉――――――――――――――――――――――――――――――――★シナリオ千夜【051】張り込み|橋本忍私が大好きな映画です。感動があるワケじゃないが内容がいい。清張のローカル性がほどよく、高峰秀子がつつましくて可哀想になってくる。事件がおきて刑事が下りの列車に乗り込む窓から外の風景が少しずつ変わりながら走る。とうとう佐賀までやってきた。刑事はハナの先の旅館二階からのぞき込んでいる。ここの家の奥さんへ犯人が顔を出すかも知れないという情報があったからだ。刑事たちの張り込みは凄い。まるで財布のなかまでのぞき込むように洗い出していく。つつましいお嫁さんを高峰秀子が好演していた。清張の寂しそうな推理もの橋本忍もハマッテいる。シナリオ掲載誌★雑誌「映画評論」1981-6――――――――――――――――――――――――――――――――
February 7, 2005
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お元気ですかshopanです。〈どこかに書きましたが〉映画館支配人とのオハナシわたし「よい映画とは―?」支配人「ハイ。お客がたくさん入る映画です」わたし「では映画館とは―?」支配人「ハイ。よい映画作りです」ちょっときつい質問ですが、支配人もなかなかって感じの回答です。これには続きがありまして―わたし「ではお客が来ない映画はダメ映画―?」支配人「ハイと云いたいとこですが―。」わたし「――」支配人「半分はジョーク。半分は本気デス」お客をいっぱい映画館に入れることとよい映画へのねがい―が、おなじでありたいという映画人の|夢|ってあるんです。映画人って、み~んな|映画大好き|族なのです。私が|保証|します。シナリオ大好き〈10〉――――――――――――――――――――――――――――――――★シナリオ千夜【050】七人の侍|黒澤明|橋本忍|小国英久し振りにシナリオを読みました。いや読むというより|見て取る|という感じシーンのナンバーは|ワンセット|それが|どんどん|重なっていきます。いくつも重なって|パート|を作ります。ドラマの骨組みは|起|承|転|結|の4パート|起|―はじめから侍を村に連れてくる|承|―予行練習|転|―敵がきた。みんな闘って闘って―|結|―終わって「また負けたよ」ラストいつもお~まかに|4つ|に分ける。アタマの中で、それらを棒グラフのようにつくって、その凹凸の流れをみます。それは|映画を|まるで全体を|音楽|のように―感じる。黒澤映画は|やま場|はもうガンガン―こんな|音|を感じとる感覚でないと映画シナリオは|快感|できない。黒澤映画の三船と志村と仲代などは、もう立っているだけで演技しているぐらい磨きあげられている。ある意味では|いい音|をもっている。シナリオ掲載誌★「全集・黒澤明」第四巻1988-2-18――――――――――――――――――――――――――――――――
February 4, 2005
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お元気ですかshopanです。先日プロフィール欄に年表を入れました。私の拙文にはジカに作品が出て○才の頃などと云いましてもツジツマがあわなくなるとタイヘン。年齢こそ出していませんが|おじん|です。精神的には|若い|方だと思っています。インターネットなどで知り合った―若い人たちがウヨウヨ、もうタイヘン。これは意外な|未体験の|世界でありました。友達のように―くったくのない意見を云ってくれますから、これは勉強になります。私は青春時代を|映画全盛|時代に―過ごしています。いろいろなことを見てきました。増村保造とか岡本喜八や―裕次郎とか―リアルタイムで見ています。黒澤映画は戦後すぐの数本以外は全部リアルタイムでみています。ひとりの人間が映画監督として―青春時代から年々作品を開きトシをとっていく、その名声とナマの男との生きザマを―私はそれなりに距離を抱えてジカにみてしまうというそれは、なにものにも代え難い貴重な体験でした。だから黒澤監督について、例えひと言でもふれることがあれば―こちらも名を明かすぐらいの礼儀作法は―わきまえておく|これは私の生き方|であります。また「キネマ旬報」の編集部が、いきなり総入れかえのときは|映画批評|のありかた―を習いました。新聞記者の|映画評|これには驚いています。|映画|が|新聞|で語られる、あるいわ|語られかた|―なにか映画が相性のいい|語られかた|をするときのカッコよさ。それが映画を|も一つ|大きく|していくような感じでありました。しがない私の|年表|ではありますが、それが|私のつとめ|のように感じたのです。シナリオ大好き〈9〉――――――――――――――――――――――――――――――――★【049】火火|高橋伴明なにか不思議な雰囲気を感じていた作品。しかし|お~まじめ|な作品。陶芸の世界に頑張る女と息子のハナシ。題名の|火火|ひび―と読んでいい。女として陶芸家として母親として灯し続けた―火そして、息子のいのちの―火。貧苦のどん底からはい上がる|女|―をやる。田中裕子さんて何か平凡で妖しくていいよね。願いの陶芸を仕上げる迄の苦労を細かく描いて、次はという感じで息子の難病がおおい被さってくる。シナリオでは陶芸品が何もの程度のものかはつかめないが、ともかく|やったんだ|。息子の死に対して|白装束|の女―いっけん|母もの映画|のような三益愛子とは違うけれども|元気な|母もの|映画のような、ウンなにかいいのよね。つい|緋牡丹のお龍|をチラッと感じてしまう、いや私の見過ごしかもしれないがそんな雰囲気なのです。|田中|の存在がいいのです。シナリオ掲載誌★月刊「シナリオ」05-2――――――――――――――――――――――――――――――――
February 1, 2005
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お元気ですかshopanです。映画を見るのに学校をサボッて行きました。そして少し反省|たまらなくあせり|そして映画を見たことが|いかに必然なこと|だったかやけに映画を|考える|ヘンなタイプの映画フアン。|ヌーヴェルバーグ|と|シナリオ|との関係―こんなことに|お~マジメ|だった。映画|地下水道|で、闘った若者たちが地下水道に閉じこめられた―これにはマイツタ。そのあとポーランド映画が続発―みんないい映画。そして大島渚の|青春残酷物語|―と出会った。私|何か|を実感。ただフランス映画が未公開です。これが|ヌーヴェルバーグ|の初体験です。映像の編集の|文法|を基本的に改革するんですか。時代がね|3+3=6|って読めなくなったの―って。だからA映像+B映像=C映像という映像編集がムリなのだから|映像のつなぎ|よりA映像とかB映像の映像そのものが大事なのこれが|映像派|の言い分―この時点で|映像派|というグループに対して―いっぽう|編集派|と云われた。そこで|シナリオ|の|物語性|も暗にが否定されることになった。松竹では|小津映画|が批判のヤリダマだった。あるとき山田洋次が黒澤明宅に行った。部屋では黒澤が小津映画を見ていた。これにはタイヘン驚いた―と云っている。若手助監督の巨匠たちへ批判は悪口雑言の類いだったと聞いておりました。私はこの時点で「戦艦ポチョムキン」の劇場公開を体験。これは|編集派|。とうじ私は映画図書から少し勉強しています。シナリオ大好き〈8〉映像派その1――――――――――――――――――――――――――――――――★【048】五瓣の椿|井手雅人この|シナリオ|を読んでひとことで云うと|凄い|です。これはひとつの|復讐劇|です。女優|岩下志麻|が、おそらくこの一作で大きく飛躍したのでしょうね。こんなことを|役者冥利につきる|というのですか。舞台は|江戸|。不貞な母への憎しみ、そして母をもてあそぶ男たちへの復讐劇です。美しい女、どこかぞっとするような狂気めいたものが秘められている―。井手さんはこんなふうに書いています。名前は「おしの」いや「おりう」とか「お倫」、また「おみの」とも「およね」―と呼ばれています。名前を変え―やさしく妖しく愛くるしく|男|に迫っていきます―。息つくひまもないくらいドラマは女の闘いを熱いおもいで執拗に追いかけています。岩下志麻さんは―「この役を演じている間、毎夜、血に染まったかんざしの夢にうなされた」と云っています。井手雅人の作品は|ダイナマイトどんどん|鬼畜|証人の椅子|赤ひげ|黒部の太陽|乱|影武者|等々TVでは|鬼平犯科帖|など話題作があります。シナリオ掲載誌★「井手雅人‐人とシナリオ」1991-9-3―――――――――――――――――――――――――――――
January 30, 2005
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お元気ですかshopanです。寒いのが苦手です―いちばんつらい日々です。こたつのなかで|シナリオ|を読んでいます。これはある意味では|シナリオ作家|が作品のなかで|なにと|むきあっているかを探す作業です。黒澤映画が凄いのは―黒澤はいつも作品のなかで|たたかっている|からだと思います。シナリオ作家|井手雅人|も黒澤監督のもとで「影武者」と「乱」のシナリオ製作にあたっています。作家は―なにごとの場合であっても―差し向かった|現状|のなかで最高の|もの|を引き出す|造作|をドラマに書き残します。ある場合は―くにの大事なことで銃をとらざるをえなかったりある場合は―差し迫ったなかでただ祈るばかりであったり作家は―いつも|平和であること|をねがい―それが戦争であったりそれが仕事であつたり単にスポーツであったり余談をひとついまスポーツ云々と―私が云いたいのは|コーチ|についてスポーツにはすべて|コーチ|がついています。文化系の私は|コーチ|との接触ゼロしかし何かと相談する|コーチ|が欲しい。世の中よくしたもので|コーチ学|というものがあるらしい。学校を出て先輩しかいない。もっとエライ奴がいて|相談できるヤツ|が欲しい。公務員のグウタラ族ではなしにいい|コーチ|学が欲しい。何んでもカネ出せ―ということになるかなシナリオ大好き〈7〉―――――――――――――――――――――――――――【妻は告白する】は井手雅人が|脚本|増村保造が|監督|したものです。山にとりつかれた大学教授と若い奥さんと研究室の助手の三人の山岳チームが遭難する事件―。宙に浮いた格好でザイルをナイフで切らざるをえなかったか、どうか―となる。助手は恋人だったか。高額の保険は―云々。裁判のシーンに、いきなり山の遭難の場面を投入したり奥さんは助手の方に―とか。増村キリキリマイのドラマ展開です。増村は戦後のイタリーへ映画留学した才人―スクリーンが横に広がっていくのに増村は天地のスペースに気を払ったシナリオ作家白坂与志夫とイタリー帰りの新人のコンビは凄かった。増村は井手との映画製作に格別の気を払っていたと云います。井手は一作一作が挑戦だったのでしょうか。シナリオ掲載誌★「井手雅人、人とシナリオ」1991-9-3――――――――――――――――――――――――――――――――
January 29, 2005
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映画は|映像|そのもの。ところがシナリオは|文字|でつづる。|映像|と|文字|とは絶対に次元が違う言葉です。映画監督は|文字|を|映像化|しなければならない。映画監督は|映像|で物語らなくてはならない。ここのところの|無理|をヌーヴェルバーグは見逃さなかった。現実世の中は|3+3|は絶対に|6|なのかと問うてきた。シナリオには|物語|を拒否してきた。シナリオ作家|井手雅人|は骨太ホネブト作家だった。ゆうに|井手雅人|のシナリオは|物語りまくった|。黒澤の「影武者」山本薩夫の「証人の椅子」さらには野村芳太郎「五瓣の椿」増村保造は「妻は告白する」また小林恒夫の「点と線」は松本清張ものに火をつけた。井手のシナリオから私はいつも元気をもらっていた。 シナリオ大好き〈6〉――――――――――――――――――――――――――――――――|点と線|は清張の代表作です。|点と線|でシナリオ作家井手雅人は清張のおもしろさを映画に引っぱりだした。監督の小林恒夫には―東映は「警視庁シリーズ」など添え物作品をあたらせた。小林恒夫は黒澤の「酔いどれ天使」の助監督だった。スジがいいから小林の|添え物|映画は―本番のスター映画をくっていた。「点と線」では|井手|のシナリオで|小林恒夫|はハツラツとしていた。|地方の|鳥飼刑事|は加藤嘉が好演していた。|地方|と|景色|と|犯人|と|地方の刑事|と、|清張映画|の|キャラクター|になった。「張り込み」をみるがいい「砂の器」を―みるがいいいま|井手雅人|のような骨太ホネブト作家がいない。シナリオ掲載誌★「井手雅人|人とシナリオ」1991-9-3――――――――――――――――――――――――――――――――
January 26, 2005
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お元気ですかshopanです。ここずっと雑誌「シナリオ」を拝見しています。ほとんどが映画として公開されるものですが、地方の映画館に公開されるかどうか―わからないのですね。日本映画は日本であまり大事に扱われません。不思議なことですが事実です。だから映画ファンの多くは、日本映画のことをあまり知りません。それは日本の政府関係者とかお役人が、映画をはじめとする文化に関心がうすいからです。日本映画は外国でも、あまり関心がないかも知れません。いま本屋さんでは―韓国映画の本が広いスペースをさいて紹介されています。本屋さんでも日本映画は―肩身のせまい想いをしています。そして私は雑誌「シナリオ」で|シナリオ|を読んで思うことがあります。ハナシが―実に小さいことです。だから日本的だという意見もあります。こんな場合、国際性というのかなひとつドラマを大きくしてほしい。と私は願っているのですが。シナリオ大好き〈5〉―――――――――――――――――――――――――――――――― シナリオ|チルソクの夏|を読みました。韓国の釜山の高校陸上部と下関の高校の陸上部の交流試合にまつわるハナシ―。|話は回想シーンが多い||現役の子供たちの親の時代のハナシになる|ドラマのヤマになると―「なごり雪」が入る。私は早い時代に、福岡で|映画として|も見ている。下関という|場所|から釜山の高校生との交際をはじめる|つつましさ|がやさしく描いています。そして―韓国語|なごり雪|がはいる。なにか|手作りの|時代の愛くるしさがあった|映画|のとき―私は感動しています。シナリオ掲載誌★03年鑑代表シナリオ集04-8-16――――――――――――――――――――――――――――――――http://www.my-ir.com/wkl/
January 24, 2005
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お元気ですかshopanです。映画界でもここ数年には、すべてのものが|サマ変わり|しています。映画館の映画の見せ方の|変わり具合|は親会社がアメリカならば、本場|アメリカ|でもそうなのか―。いまのシネコン型の映画館で、アメリカの映画ファンが゛満足しているとは、とても思わないのですが―むしろ私が見たいのは|韓国の映画館|です。|韓流|などと云われて、わが日本の映画ファンが韓国映画に熱中しているサマは、困ったことです。徹底した観客本位の|映画づくり|が―日本は、やっていません。|韓国映画|を大研究すべきです。|日本映画|は、もっと楽しい映画を作らなきゃ~。映画もCMも、|物語|性がなくちゃ~。――――――――――――――――――――――――――――――――― シナリオ大好き〈4〉|ばかのハコ船|は70年代生まれの作家。どうもうまく、のりきれないまま―それでもちょっとした|スペース|を見つけた。と思ったら―オワリ―。おいおい―どうなったんだ。という感じ。ビジネスがうまくいかないまま、いわゆる|親のもと|さらには|ともだち|へとセールスかけるが、うまくいかない。そのへんの|やりとり|を描いていく。作家は何を云いたかったのかな。ここのところが|ロートル|な私はつかめない。先の見えない世界、夢のない世界―それは同感です。だからどうだって云うの―どうするの―ここがゼヒ聞きたかった。シナリオ掲載誌★03年鑑代表シナリオ集04-8-16――――――――――――――――――――――――――――――――シナリオ作家プロフィール向井康介1977徳島県生|大阪芸術大学卒|主な作品「リアリズムの宿」「青い車」山下敦弘1976愛知県生|大阪芸術大学卒|「ばかのハコ船」のあと「リアリズムの宿」も監督
January 23, 2005
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お元気ですかshopanです。体調も少しずつよくなり短時間のパートに出ています。だから時間の配分がタイヘン―。映画も見たい|シナリオも読みたい|いいエッセイも読みたい|何かと貯まってきました。松岡正剛というお名前|ご存じですか実は|松岡先生|にはいま何かと影響を受けています。∥編集する∥先生です。何もかも|編集|してしまう|習慣|がついて私の|映画の|学習する|全てを―いまわたしなりに|編集|しています。|整理する|ごとに|ひとつのテーマ|を加えて独立させてみます。今度は|そのテーマごとに|独立させ|たものがわいわいと喧嘩を始めます。というふうに|私の|生活する場|を的確にハッキリさせようと努力しています。この小さな身体で|映画ひとつ|整理できませんでした。しかし、いま|編集する|方法で―やっと|映画|を|受けとめ|ようとしています。―――――――――――――――――――――――――――――――― シナリオ大好き〈3〉シナリオ【理由】凄いですね。出演者約百人―入れ替わり立ち替わりカメラが回りながら|インタビュー|を受けます。雨風の激しい深夜―マンションから人が落ちる。警察へ通報―ビル管理人が立ち会いのうえ―何人も何人もカメラの前へそして|回想シーン|へ展開したり映画の可能性ギリギリまで突っ込んでいく―。シナリオは|石森史郎|なんだ。きれいな作品を書いて|へえ何んでェ|的興味でひきつける。もう十数年前|石森|さんの|オリジナル|作品を直接買ったことがあります。この人だから―って。意外とわかりやすくラストまでいける。でもややこしい。でも展開がいい。事件が少しずつわかってきた。人は|住まい|でタイヘンなんだ。何か―さみしい。でも―この映画みておきたい。ゼヒ―愛する百人の顔がみたい。余談の件★誰か―ありましたね。そうそう新藤兼人監督「映画監督溝口健二」です。こっちはまったくインタビューだけ入れ替わり|映画監督|溝口健二|を語る。単なるむインタビューが鬼気「ミゾグチ」への恨み辛みになる。〈たしかそうだった〉そして好きだった女優の名前がチラリ。つい|新藤は凄い|と思った。シナリオ掲載誌★月刊シナリオ05-2――――――――――――――――――――――――――――――――
January 15, 2005
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お元気ですかshopanです。毎日とうとうと|シナリオ|を読んでいます。しかし、いまだ読み方の|コツ|がつかめません。ある時代には|シナリオ|を一気に読んでいました。それは私だけの|読むコツ|があったと思います。作品それの|リズム|を感触しながら|乗って|しまう。どうもうまくいきません。むかし―ある|男は|シナリオ|を書いておりました。それが|映画|になるとかならぬとかうまいとかへたとか―あまり気にしない|男|でありました。〈ノートにびっしり書かれた作品を〉〈私は読まされました〉ともかく―せっせと|シナリオ|を書いていました。彼はあるとき―|失礼だけどもらってくれないか|と彼は|お店のものだ|と云って。きれいな陶器のつぼをもってきました。それは|人の骨ツボ|でした。「こんなもんまで、もらってきて」―と、私の母は目を丸くして驚いていました。彼が語る|映画への想い|は―そこらの映画鑑賞ファンの|ドぎも|をぬくような―あたたかな|地球人愛|にみちみちていました。彼の|シナリオ|は、そうそう|マトリックス|的でありました。憎めない彼でした。―――――――――――――――――――――――――――――――― シナリオ大好き〈2〉黒澤明の|生きる1952|は―人間として|いかに生きるか|と云うことをぽ~んと出してきた。役所の彼ガンを知ってからの彼公園を作った彼三葉の彼を書ききっています。見せ所は|公園|を造って見せてヒーローにしていないところ―。ここがいい。少女から|生き甲斐|を見つけるきっかけになるシーンは見落としそう。これは以外だった。|いのちみじかしこいせよおとめ|のシーンもシナリオではよわい。これも以外だった。映画ではとても|見せ場|になっているのに―。シナリオライターのなかに|小国英雄|かいる。この方は|いわゆる|娯楽派―この人がどういうエンで黒澤グループに入ったのか知らないが、とっても貴重な人―。|小国さん|はドラマに―節〈ふし〉をつけてドマチックにしておもしろくした。黒澤映画の|おもしろい|部分は小国英雄さんがいて菊島隆三さんがいたからだと私は信じています。この映画の主人公は|死ぬ|土壇場で必死に|自分と|闘った。クロサワ映画が―凄いのは、いつも闘っているからです。いや映画の傑作名画は―いつも闘っていると云っていい。シナリオ掲載誌★岩波書店|全集黒澤明|第三巻1988-1-18――――――――――――――――――――――――――――――――
January 11, 2005
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いつもご訪問下さって本当にアリガトウございます。映画が好きで、ここに参加しましたもののみんなに見て頂くために―さてどうしたものかと案じておりました。もう初老にさしかかった私などには単に|映画好き|と云うだけでは何の意味もないと思います。さて映画の|なに|が好きかを自他ともはっきりさせるべきだと思いました。私は|シナリオを読むこと|と|映画史に関心|があります。そしてどちらも|ここ|では―例えばシナリオは|空き部屋|でありました。いま自己保有の映画雑誌を引っ張り出してはせっせと|シナリオ|を読んでいます。いま、これでいいのかな―と思っています。―――――――――――――――――――――――――――――――― ★シナリオ大好き〈1〉お元気ですかshopanです。今日は黒澤作品の傑作|羅生門1950|です。公開当時日本ではいまひとつの評価だったのに、ヴェニス映画祭で大賞を獲得したら―日本国中ひっくりかえるぐらいの騒動になった。橋本忍は監督伊丹万作に師事しますが、たいしたこともなく終戦―戦後病気療養中のとき―たまたま映画雑誌「日本映画」を読んで掲載されていたシナリオにむらむらときて発憤。かねてより伊丹門下だった監督佐伯清にシナリオを託していたと云います。佐伯は黒澤の脚本で|エノケン|映画を監督するようになり―そのとき橋本の|羅生門|を黒澤に渡したのでしょうか。ともかく黒澤はびっくり―早速橋本を呼び|羅生門|のシナリオの仕上げに入ります。私もリアルタイムで見ましたが、チンプンカンプン全然わからん―浪花節の世界のようにちゃんとしたスジがあって|何が何して何んとやら|の映画と思いきや|全然違う|でした。おかげで|わからん|ことを大発見―そそくさと映画雑誌にところが映画雑誌の|映画評論家|の先生がたのおっしゃることがイマイチ。それでも|コンナモンカナ|と云うまでに何年も―かかつています。山中で侍が殺されます。キコリが発見して―役所は容疑者調べに入ります。ところが各人の発言が全然違ってかみ合わない。そこで|自分のことばっかり云って||人間ワケがわからん|――と、こうなってしまう。橋本の現本シナリオは―このヘンまで。黒澤はラストにあたる部分を付け加えて仕上げます。ラストは―旅法師が|置き去りになった赤ちゃん|を抱いて、|いや人間を信じてみよう|と云うことにした。早い話が|羅生門|ってこんなことだよね。いまシナリオを再見していますとやはり―このラストがいいですね。この作品は|黒澤映画の原点|です。未見のかたがあれば今からでもいいゼヒ見ておいてください。余談です―黒澤「七人の侍」のラスト―|また俺たちは負けた|と云う総大将だっ志村喬のセリフ。いまだ私の理解度はイマイチ。こんなふうに―黒澤は自分にも作品にも絶対に|完|をつけない。まだ私は|羅生門|とか|七人の侍|などひきずっています。シナリオ掲載誌★岩波書店「全集黒澤明」|第三巻1988-1-18――――――――――――――――――――――――――――――――●|義経|みました今までの大河シリーズは見たことがありません。しかし|義経|は見ます。ウン十年昔―わたしはひとり義経について調べたことがあります。今日のようにさしたる史料もなくほとんど参考書の聞きかじり読みかじりでありました。今回の|義経|のタイトルは抜群ですが―渡の|清盛|さてどこまで大きくなるか白石のナレーションはいい。何か|義経|の赤ン坊が凄くいい。
January 10, 2005
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お元気ですかshopanです。今日は木下恵介の名作から|二十四の瞳|です。この映画はずっとずっと昔の|私|にひきもどします。それもいっぺんにと云うか|瞬間|にと云うか。すっかりなつかしい映画になりました。十年をひと昔というならばこの物語の発端は今からふた昔もまえのことになるいつもそうです。木下さんのシナリオはたんたんと書き込まれています。小学一年生から社会人になるまで島の子供たちを追います。美しい自然のなかでこどもたちはのびのびと育ちます。戦争がこどもたちをおおいます。おなご先生はひとり―泣きました。からすなぜなくの自然とこどもと童謡のなかで私も泣きました。この映画はリアルタイムで見ました。映画もシナリオも木下さんはいつもほのぼのと純な私にします。シナリオを今回も読んで―シナリオ千夜もらい泣きでスミマセン。だめな私です。シナリオ掲載誌★1955-6-30三笠書房刊|1954年鑑代表シナリオ集|――――――――――――――――――――――――――――――――
January 9, 2005
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お元気ですかshopanで~す。今日は黒澤明監督が|わが助監督|の堀川弘通に監督としてデビューするというので―|井上靖|の原作から選んで脚色した作品です。これが堀川監督のデビュー作品になります。ところがこの作品は岩波書店版「全集黒澤明」には所載されていません。でも、とても感動的ないい作品です。|キネマ旬報|に掲載されてとき、私は読んでおりました。劇中、|冴子|の恋人とおぼしき大学生加島と鮎太少年の会話で―|あすなろう|の意味が語られます。加島「君、これなんて木だか知ってるかい」鮎太「檜」加島「違う、これはね……檜に似ているけど檜とは違うんだよ…翌檜〈あすなろう〉って云うんだ…あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命に考えてる木なんだそうだ……それで、あすなろう――」作品はオムニバス形式と云って、全く違う話が三編あると思えばいいです。この作品は、おばぁちゃんに育てられている|鮎太|少年の話です―|12才|15才|18才|の三部に分けられています。三つの時代の少年の環境がかわり三つの時代に女性がからみます。なんともいえない関係、なんともいい感じです。12才の少年に|冴子は|学ぶこと|を教えます15才の少年に|雪枝は|強くなれ|と教えます。18才の少年は|玲子は|人の関係|を教えます。とくに一部は素晴らしい。不良少女十八の冴子は|おばぁちゃんの妹の子|それが少年の耳元で―トオイ、トオイ山ノオクデ、フカイ、フカイ雪ニウズモレテ、ツメタ、イツメタイ雪にツツマレテ、ネムッテシマウノ。イツカ―ささやくように語りかける。私はリアルタイムで読んでいます。ここのところは|が~ん|ときましたね。余談です―この作品に堀川は賭けます。黒澤も横でけっこう手伝った様子です。それで製作の日数と予算がオーバー。おそらく堀川監督は会社より怒られたのでしょうか。ある期間|助監督に格下げ|になります。あの監督について|予算通りにやること|を勉強してこいといわれたとか。成瀬巳喜男監督の助監督になります。シナリオ掲載誌★キネマ旬報|昭和三十年二月十五日発行|通算111号―――――――――――――――――――――――――――――――
January 8, 2005
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お元気ですかshopanです。いまたて続けにクロサワを読んでいます。今回は【用心棒】1961を読みました。初めての|やくざ映画|です。この映画は|用心棒|に痛めつけられます。その駄々っ子はいささかドがすぎています。とは云え、このくらいの罰点はしかるべきだよとクロサワさんは平気です。腕っぷり商才ぷりと云いますか、山本周五郎にもシェイクスピアにもありません。ただ|おもしろい|。二つの対局する国が戦争がしたいなら、てめえ達同士で勝手にやってもらいたいと、思いながらも。もう端の者への巻き添えもここまでやるか。ただ|おもしろい|。人を斬るのにここまでリアルにやったから、東映城もさみしくなったぐらい。松竹は長門勇に「いも侍」をやらせてみた。ここから何を感ずればいいの―。「どんどんリズム」で走ります。でも|おもしろい|。私の|感情リズム|は|黒澤リズムに|にしっかりと乗せられました。こんなリズムの発散させ方は|いいリズム|ですか。クロサワ映画は―実に私の体質に合った|いいリズム|をもっています。本当のクロサワ映画は―もっと優しくてもっと大勢の人が集まってきて例えば|おみこし|を担いでいるようなひとがいっぱいいて―おたがい|目|であいさつを交わしていて―などと勝手に私は|絵|を書いています。だから映画|夢|の笠智衆は大好きでありまして―。おすすめ度★★★★とにかくおもしろいからシナリオ掲載誌★岩波書店「全集黒澤明」第五巻1988-3-18――――――――――――――――――――――――――――――――
January 4, 2005
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お元気ですか|shopan|です。黒澤監督1950-の作品です。バイクに乗り回す新進画家と女流声楽家の話。しかし今日よくある話だ、まるでそれを予見したような―おハナシになった。ある山道で画家は山を描いている。きこり達がよってくる、「旦那ア、絵描きかい」「絵描きにみえるかい」などと雑談しているときに―唄いながら女が入ってくる。しばし雑談―。「××閣は―」と、女が聞くそりゃ自分もこれから行くんだバイクに乗っけてあげるよ―と、画家。それを雑誌のカメラマンに見られてこのハナシは始まる。たったこれだけ―これ以外全然なし。これが、つぶれかかった雑誌にスキャンダルとしてかき立てられる。女は有名な声楽家だった。あることないこと書かれてお怒りだす画家―弁護士に相談する。しかし女は騒がない。弁護士には病気療養中の娘がいる。弁護士には雑誌社から圧力もかかる。こんなしてドラマはおだやかにすすむ。がつがつしていないのは、この時代のせい。雑誌も売れる、画家の個展もお客が多い。今で云うすっかり|マスコミ|にのってきた。裁判には勝つ。画家はひと言―これから自由に恋愛出来る。この弁護士の娘役に|桂木洋子|がいる。画家に三船、女に山口淑子。弁護士は志村喬。シナリオ掲載誌★岩波書店「全集黒澤明」第三巻1988-1-18――――――――――――――――――――――――――――――――あけましておめでとうございます。みな様にはいいお年をお迎えになられましたか。 私も家族に恵まれて、 子供二人大きくなって、それぞれ子供をかかえ みんな集まったのです。今年はもっと楽しいことを考えます。パソコン技術も勉強します。映画もうんとみます。映画の楽しさを紹介します。 私は三月ぐらいから映画館に行けます。ここ|シナリオ千夜|に飽きずにおいでください。お願いします。お願いします。お願いしま~~す。
January 3, 2005
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あけましておめでとうございます|shopan|です。みな様にはいいお年をお迎えになられたでしょうか。本年も|シナリオ千夜|よろしくお願いします。★シナリオ千夜【035】椿三十郎|菊島隆三|小国英雄|黒澤明★シナリオ千夜【036】殺陣師段平|黒澤明はじめは黒澤明作品「椿三十郎」からいきます。黒澤映画は大好きですが|この作品|など特に好きな方です。映画|用心棒|が大ヒツトして―この作品にかかったのでしょうか。お家騒動に|椿の花|がからんでくるといういいお話です。なんとなく仲代を裏切っていくのが少し気になります。映画|隠し砦の三悪人|など|裏切りゴメン|と馬で駆けていってしまう|三船|もあります。私は意外と|裏切り|という言葉には―神経質であります。ラストの決闘は凄まじく|話のタネ|であります。ただし|シナリオ|は、そこのところは|とても筆では書けない|と書いてあります。シナリオ作家|小国英雄|が好きでありまして、黒澤の映画で|愉快だ|というシーンは必ず小国がからんでいるのだ。と―私は信じています。黒澤映画の一番の娯楽映画としての「椿三十郎」は最高の楽しい映画でした。余談なこと―この映画に|入り江たか子|が出演しています。かつては美人女優といわれたひとです。この映画には|ある奥方|として出演。劇中、塀を乗り越えて屋敷へ侵入させるシーンで黒澤は三船に四つん這いにさせています―この大女優に溝口健二監督は役として|化け猫|まで割り振った女優です。黒澤の配慮に|入り江|の気持ちが如何ばかりだったか。いや何んでもないことです。私一人胸があつくなりました。―――――――――――――――――――――――――後半は「殺陣師段平」です。監督に入ってからか以前かは不明ですが劇団「新国劇」からみの映画です。娯楽映画として監督マキノ雅弘が映画化―しかし面白くない。ボクは同じ題名の「殺陣師段平」をみていたのでその映画と思っていましたが、どうも内容が違います。新しい演劇の夢を沢田正二郎が率いて「新国劇」を造ります。「月形半平太」とか「国定忠治」とか、それまでの時代劇演劇が歌舞伎から一歩抜け出したいとの願いで新しい殺陣を編み出します。殺陣師と沢田との葛藤を描いています。何かひとつ劇的じゃない。大阪弁がひとつ絡んだお芝居的バックが―あるはずなんやけれども、それもなしや。体質的には黒澤とは、あまりに違いすぎる題材でした。シナリオ掲載誌★【椿三十郎】岩波書店「全集黒澤明」第五巻1988-3-18【殺陣師段平】岩波書店「全集黒澤明」第三巻1988-1-18―――――――――――――――――――――――――――余談なこと■年末から年始にかけて二人の息子の家族が家に来ました。十人前後の者が家の中にごろごろで、映画の資料を広げるなど出来なくて―かえって大変でした。平静にもどって―はじめます。少し風邪もひきました。それでも―いたって健康です。ただし、しばらくは自宅療養です。
January 1, 2005
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★★★★★おわび★★★★★27-28-29の3日間はシナリオ掲載誌整理のためお休みします。悪しからず―★★★★★★★★★★★★★お世話になります。ほぼ毎日【シナリオ千夜】をお送りしていますが、当初の予定をはるかに越えるアクセスをいただいています。本当に有難うございます。しかし私の部屋は―映画雑誌が未整理のままです。仕事が大変忙しかったり、また今夏は病気をして、入院しておりましたから。今回【シナリオ千夜】を実施するにあたり、ここの未整理がアタマがいたいところでありました。そこで思いきって―この3日で在庫の映画雑誌を整理して、読んでいくシナリオも―年代とかベスト映画とか―、シナリオ作家についての資料などもわかるようにします。ねんのために整理する映画雑誌をあらかた申しますと。キネマ旬報〈再建〉〈復刊〉映画芸術〈京都版から〉新発行の分はのぞく映画評論月刊シナリオ―キネ旬以外は完全揃いではありませんほかに「全集 黒澤明」とか「伊丹万作全集」の三巻目ほか単行本もけっこうあります。ほかに個人鑑賞用としてビデオで邦洋合わせて三千タイトルを用意しています。〈シナリオを読むのですから、これは必要ないのですが〉これらを整理しておかないと―私の意図する★シナリオ千夜★は、うまくいきません。どうぞあしからず―。今後ともよろしくお願いします。私の意図する★シナリオ千夜★―とは。私はもともとは「映画ファン」ですから、このHPでは「映画」の楽しさを―引き出すのがねらいです。私の云う|映画|は、大衆芸術として|映像|で新しい文化を創ります。みんなが好きな|映画|は、それまでの|落語とか漫才とか浪花節とかお芝居とかその他いろいろの文化|を背負っています。こういう語りかたをすることがあまり流行っていません。しかし、ここを通らないと|映画|をもっと大きくすることができません。このへんのことをこれから―もっと語ります。はなしを戻します。なお|シナリオ|を読む|と云いましても、読了後十日以内という自己了解をしています。三年前に読んだ記録をそのまま掲載するという方法はとっておりません。念のため―。なお|整理中|の情報その他は上記3日間であっても|ここ|に書き込みますから、いちおうお暇のときに寄って下さい。ここまで読んでくださってほんとうに有難うございます。もうし遅れたら大変ですみなさま―よいお年をお迎えなさいますように。新年は良い年でありますように―。 さようなら04-12-27 shopan
December 26, 2004
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お元気ですかshopanです。今回はシナリオ千夜【034】美しい夏キリシマ|です。トラマが|おもい|まいりました。今回は少し|シナリオの読み方不足|を感じています。村から霧島の山々がみえる―場所が舞台です。時代は45年八月上旬―|戦争中|原爆|敗戦|米軍駐留|日本が劇的に出会う事件がやがて―この村にもおそってきます。霧島の山々にはアメリカの敵機グラマン機が編隊で飛び交う日々です、村には日本兵が野営している。終戦直前でしょうか―。しかし村民は不安であるが、べつにあわてる様子もありません。じつにドラマ的にというか、そこに人情味のある薩摩弁が飛んでくる。主人公は康夫|15才|中学生|肺浸潤|で自宅療養中―。友達は学徒動員で村にいない―康夫の祖父は|何が悪かもんか|と近所の手前を、たいへん気にしている。それでも祖父と女中とか人妻と日本兵とか―うわさのタネがあり、康夫は部屋にキリストの肖像画をはり、もし|奇跡|というものがあれば―とか願っていないわけでもなく― みんな―何をどうしていいか、わからない。それでも|戦争|の傷は癒やされることもなく、こういう世の中での|出会い|関係までも、傷として|蓄積されていく|―。村民の交わりがどんどん先行して、私は追いつけないぐらい熱くなっていく。困った―。でも薩摩弁のなかに何かひきつけるものがあります。あくまで存在している|時代と|―それに対応せざるをえない|ひと|との|関係が|はつきり力強く描いてあるからだと思います。シナリオは劇作家の松田さん。いつも正統派の黒木さん―。なかなかの|つわもの|コンビです。シナリオ掲載誌★月刊シナリオ2004-3|松田正隆|黒木和雄――――――――――――――――――――――――――――――――
December 25, 2004
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★★★本日の目次★★★■シナリオ千夜【033】世界の中心で、愛をさけぶ|坂元祐二ほか■今年出来なかったこと――――――――――――――――――――――――――――――――お元気ですかshopanです。今回は|世界の中心で、愛をさけぶ|です。映画は、まだ未見です。青春時代に何かと積み残してきたものがあります。この映画の作家は、その|後かたづけ|について書き込まれた愛くるしいハナシです。なぜ|あのときに|と思うことが実に多いです。何か―そのままにしています。ちょっと違うかも知れませんが映画|若者たち|は―しきりに|そんなにしてまで|と云って―かたづけようとした作品でした。この|シナリオ|は読ませますね。なにかひとつ別の感覚が必要でした。私には―。しかし|感動に落ち込まないよう|に私は注意しております。―何か、愛くるしいけど、こわいです。この作品は実にうまいです。快いリズムのなかで、サクとアキの関係を描きます。重蔵という写真館の親父は〈山崎努〉ドラマにきちんとラインを引きます。しかし、この映画に感動するのにちょっと時間がかかる場合もあるよね。私の場合が―それ。|反省|それはトシのせいです。しかしトシには関係のない大事なハナシだな―と、自分に言い聞かせています。昨今では|感動もの|も|アクションもの|も|あの世|に行ったり来たり―この作品は、それがなくてホッとしました。シナリオ掲載誌★月刊シナリオ2004-7|坂元祐二|伊藤ちひろ|行定勲――――――――――――――――――――――――――――――――■今年出来なかったこと――――――――――――――――――――――――――――――――シナリオをもっと整理して読みます。あつちこっち手当たり次第に読んできましたが、それを改めますね。読みやすいように――。近々読んでいく予定の|シナリオ表|を出します。懸案でした|映画史|も欄外で持ち込みます。ここでは|私の位置|をもっと明確にしないと、そのうちに|シナリオ作家|に失礼になります。よく乱暴に映画評をかきなぐっているのを読みます少なくとも|ここ|だけは、それをしたくないですから。そのために|映画史|が必要なのです。
December 24, 2004
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★★目次★★■シナリオ千夜【032】ヴァイブレータ|荒井晴彦■しねまノート|外国映画のシナリオ|読みたいのです――――――――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。今回は|ヴァイブレータ|荒井晴彦が脚色|原作は赤坂真理|はじめ入りにくかったけれども、あとは楽。おそらく荒井さんが読ませ上手なのです。今回から|シナリオ作家|のメモを最後に用意しましたから、ぜひ目を通してください。夜―女がコンビニでワインを買いにきて―コンビニで見知らぬ男に会って―なにかいい感じの男だな―と思っている。それに、いい匂い―だ。長距離トラックの運転手かな―。さそわれるままトラックに乗ってしまう―。ここがハナシの発端。何の荒立ったこともなく|話して|食って|あれして|また|話して|という内容。私が、こうして話にしてしまう―それもおかしい。これだけの、ことだが|いい|。|いい|感覚|してる。何のこだわることもなく、何の内輪のはなしでもなく―トラックがどこを走っていて、無線はこう使って―とか。そんな会話ばっかり―でも男も女も|生きてる|感覚。仕事終わって―またコンビニの前で|サヨナラ|する。ふっ~と、何か気持ちの|やすらぎ|違うな―、たしか|愛らしさ|に似たようなものを|感じる|んですね。これって―何んだ。こんな感じは私|初体験|―。しかし、他人にわかってもらえそうにない。たぶん、私の|心ん中|みんなのぞかれたのかも―。だから、他人にはわからない。なにか|いいきもち|そんな感じ―。少しオーバーに云うとね。そんなシナリオです。ひとつだけ―余談映画は、女|寺島しのぶ|デス。シナリオ掲載誌★月刊シナリオ2004-1|荒井晴彦――――――――――――――――――――――――――――――――|アライ・ハルヒコ|1947東京生。主なシナリオ作品神様のくれた赤ん坊|遠雷|キャバレー日記|もどり川ダブルベッド|Wの悲劇|皆月|噛む女|KT|など97|身も心も|で監督デビュー ▼2004-1|月刊シナリオ|より転載しねまノート★外国映画のシナリオも読みたい――――――――――――――――――――――――――――――――目の前に積まれた映画雑誌があって、少し整理をしながら目を通しています。まず読みたいもの優先です。ところが、けっこう外国映画もあって―いまの内に読んでおくべきものもあります。ジョン・フォードのもの、シャルル・スパークの傑作、モロッコ、格子なき牢獄、戦艦ポチョムキンも、すでに随時整理を始めています。ところが、ここ二十数年まえ迄が限界で、それ以後は映画雑誌がシナリオの掲載を止めてしまいました。最近の外国映画のシナリオはありません。それでも在庫所持しているものから、紹介していきます。
December 23, 2004
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★★本日の目次★★■シナリオ千夜【031】君よ憤怒の河を渉れ|田坂啓佐藤純弥■映画みました3|ビ|【座頭市物語】勝新太郎|天知茂■しねまノート1|シナリオ作家をめざすなら――――――――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。今回は|君よ憤怒の河を渉れ|です。高倉健の映画が松竹の映画館で公開されたようです。一夜あけて犯人扱いにされるという|罠|にはめられた男のはなし。この男を高倉健がやる。しかも|検事|だから、やっかい。映画は小さい|点|を求めて、犯人捜しになる。わけがわからず逮捕され、そして逃亡。訴えた男たちを求めて石川の能登。北海道の日高。あてもなく、しかし少しずつ|罠|の輪郭を探し求める。シナリオは監督の佐藤純弥も入っているから、撮影に向けて少し改変されたのか。原作は西村寿行。アクシヨン好みの意外の結末の作家。この人の原作って、あっちこっちとぶよなあ―。しかしドラマの展開はスツキリ簡略に進行中デス。しかし、読むのにはチョット長い。田坂啓のものに、おもしろい時代劇があった。ラストは|点と点|をつないでみたらへんなところにいってしまった。私の読み込み不足かも―なあ。ブルン。と震えるほどの結末。そんなシナリオが読みたい。だれか教えてくれないか。シナリオの読み始めの頃、私はフランス映画のクルゾーの悪魔のような女―で、恐怖体験で舞いあがっていますから。だから怪物とかユーレイとか―じゃなくてさ。最近の映画は―すぐ|あの世|から、なんだかんだ引っ張ってくるんだ。シナリオ掲載誌★月刊シナリオ1976-3|田坂啓|佐藤純弥|――――――――――――――――――――――――――――――――■映画みました3|座頭市物語|勝新太郎|監督三隅研次――――――――――――――――――――――――――――――――この映画はおもしろい。やっぱり|たけしの座頭市|とは違いすぎるわ。ほんもののマゲ結ってる感じでないと、いくら時代劇でゴザイと云ってもね。それと白黒のシネスコ―こんな映画はそうざらにはない。例えば、平手造酒と座頭市がフナ釣りするシーンは、白黒の陽と陰のかげ、シネスコの画面の枠取りが凄く|え|になっている。妙に友情がわいて、やくざの仁義上向かい合うことになるが、このへんの友情気兼ね気持ちが、画面にそこはかとなく伝わる。ラスト平手は座頭市に|おんぶ|されたように斬られる。泣ける。ここがいい。こんなこと―三隅監督ってやるんだわ。凄いんだよ―この三隅さんって。しかし三隅さん亡くなったんだよね。■しねまノート1★―――――――――――――――――――――――――――――――― いま|シナリオ千夜|をやっているので、古い映画雑誌を読む機会があります。「きみの憤怒~」掲載誌に―「特集・シナリオ作家をめざすなら」があります。そのアンケートから●|熊井啓|「この世の中で映画ぐらい面白いものは無い」と、思っている人以外は、シナリオ作家にならない方がいい。●|石井ふく子|シナリオ作家として、まず自分の書きたいテーマとじっくり取り組み視点をはっきりする事。何を言いたいのかわからない作品も多いので。●|大塚和|古今東西の戯曲をよく勉強すること文学作品を三十枚位のストーリイにまとめる勉強をすること。えいがを見たあと、自らのシナリオの構成を組み立ててみること。すべて貪欲に、何事にも好奇心を持つこと。ほかにもありますが略|shopan
December 22, 2004
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★本日の目次■シナリオ千夜【030】スクール・ウォーズ|佐伯俊道ほか■映画みました1【バンツマの魔像】■2【居酒屋兆治】■あとがき――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。今夜紹介するのは「スクール・ウォーズ」2004です。学園ものですが、これはハードなラグビー部のハナシ。伏見工業というと現役の高校じゃないか。ここは強い。正月になれば花園グランドで全国高校ラグビーが、はじまるが伏見はまるでレギラー出場だ。この作品は高校のやんちゃ生徒とラグビーの先生の取っ組み合いの作品。やり場のないエネルギーをラグビーへ集中させた。走ってみせ、叩いて鍛える―荒療治。これが読んでいて痛快です。生徒が可哀想だって―とんでもない。これは痛快時代劇―という感じと同じです。昨今|コーチ学|という言葉があります。スポーツから始まった言葉ですが、これが文化系の言葉にも変わってきた。指導とか教育という言葉が退化しようとしている今、この|コーチ学|こそ急務です。マラソンのコーチは選手の体質まで変えていく凄まじさが、この映画にはなかったでしようか。同じ系統の映画で「スウィングガールズ」があります。シナリオ掲載誌★月刊「シナリオ」2004-4|佐伯俊道|山田立――――――――――――――――――――――――――――――――■映画みました1|ビデオ|★魔像★――――――――――――――――――――――――――――――――これは私がとても見たかった映画です。むかし阪東妻三郎|バンドウツマサブロウ|という映画俳優がいました。とっても豪快な達者な時代劇の大スターです。「無法松の一生|王将」などが代表作です。この人の作品のなかに「魔像」という時代劇があります。覆面をかぶって、人を斬るのに「只今参上」と云う予告を出して、斬ったら「ひとりふたり」と数えていくのです。ともかく単調ではあるが、おもしろい。バンツマの二役もいいし、なにせ時代劇役者がいました。香川良介とか小林重三とか、それに山田五十鈴が抜群。なつかしい。■映画みました2|ビ|★居酒屋兆治★高倉健|田中邦衛ほか――――――――――――――――――――――――――――――――細々と居酒屋を営む亭主とお客様のハナシ。原作は山口瞳ですが、シナリオ脚色|大野靖子がいい。なにせ嫁さんになる加藤登紀子が、それなりにサマになっている。いろいろなお客がいる。伊丹十三は酒クセの悪い暴力派。田中邦衛は友人でなだめ役。ちあきなおみ|もいた。まわりに気をつかい。正直にたちふるまい。細々だが生きている|しるし|はちゃんとあって、そのツケは女房がちゃんと受けている。ともかく一生懸命に生きている。がんばり屋が|ここ|にもいた。■あとがき――――――――――――――――――――――――――――――――私はパソコンの扱いが|ヘタ|です。誰か教えてください。ともかく|アフィリエイト|をうまくやりたい、のですが。正月も休まずやります。お暇の時は寄ってください。そのとき|掲示板|なにかひとこと―オネガイ。
December 21, 2004
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こんばんわshopanです。この私のページは|映画ファン|である私が―私の方法で映画に近づく方法を考えてみました。それは映画の脚本である|シナリオ|をともかく|千本|読んでみようと思いました。映画が好きで|シナリオを読む|ことも好きだったもんではじめてみた作業です。今後ページの後半に「映画史」をかぶせてみようと思案中です。最終的にはアナタを映画ファンにします。なおごらん下さった後|掲示板|などへ、何かとご一筆いただければ幸いです。――――――――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。今日は「地獄を踏んだらサヨウナラ」を読みました。二年前に|佐賀県武雄市|で何かの宴会があった。静かな街で温泉が気持ちがいい。それに佐賀の言葉が柔らかくて人情味がありました。カメラマン一ノ瀬さんは、ここ武雄の人だったのか。報道カメラマンのハナシは、いつもみじかい方がいい。目が写真の方に釘付けになって、胸が痛くなるから―私はハナシはなるべく聞きたくないのです。何の身分が保障されてもいない、フリーの立場で戦場にいるのは、割に合わない。しかし、頑張って来たんだ。凄いよね。シナリオは戦場の中の|一匹の蝶|を追っかけているようだ。いい男だよね。一ノ瀬さんて―。でもこんな若者の果てるのを、丸さん五十嵐さん―は追っかけた。お二人とも、いいセンいって感動的です。だから、私は涙もろくてホロッときました。私は、あるひとに―死ぬまでには一度アンコールワットは見ておくもんだと、云われています。災害のなか、シャッターをきっているカメラマンへの批判がありましたね。よくわからないけれども、私はしょうがないじゃないか。と、思います。ともかく|事件の現場|は撮り続けてほしい。そのため犠牲になる方があっても、歴史を記録するのは、報道カメラマンの宿命だと思います。―実にアッケラカンと云ってるようで、すみません。――――――――――――――――――――――――――――――――シナリオ掲載誌★月刊「シナリオ」2000-1|丸内敏治|五十嵐匠
December 20, 2004
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こんばんわshopanです。この私のページは|映画ファン|である私が―私の方法で映画に近づく方法を考えてみました。それは映画の脚本である|シナリオ|をともかく|千本|読んでみようと思いました。映画が好きで|シナリオを読む|ことも好きだったもんではじめてみた作業です。今後ページの後半に「映画史」をかぶせてみようと思案中です。最終的にはアナタを映画ファンにします。なおごらん下さった後|掲示板|などへ、何かとご一筆いただければ幸いです。本日は有難うございました。――――――――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。今夜は|藤純子|緋牡丹博徒・お命戴きます|を読みました。いい男に逢い、いい女に逢い、いつも追ったり、追われたり―なにか|緋牡丹のお竜|は、せつないね。ここが、この芝居の見せどころです。二十三で跡目を継いでお竜は、いつも泣いています。こんな可愛い娘がひとつふたつといのちをけしていきます。お竜はいつも泣いています。この愛くるしさが―私はよかったですね。たまらなかったですね。映画がずっと|お芝居寄り|でそこが、たまらなく好きでした。私は「緋牡丹のお竜」の時代にいっしょに|つつましく|生きてきた|父|と|母|を想っていました。日に日に―「緋牡丹のお竜|が、私から―遠ざかっていくのですね。――――――――――――――――――――――――――――――――シナリオ掲載誌★映画芸術1971-7
December 19, 2004
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こんばんわshopanです。この私のページは|映画ファン|である私が―私の方法で映画に近づく方法を考えてみました。それは映画の脚本である|シナリオ|をともかく|千本|読んでみようと思いました。映画好きでなかでも|シナリオを読む|ことが好きではじめた作業です。今後ページの後半に「映画史」をかぶせてみようと思案中です。最終的にはアナタを映画ファンにします。今後ともよろしくお願いします。――――――――――――――――――――――――――――――――こんばんわshopanです。藤純子さんの「緋牡丹博徒」1968のシナリオを拝見です。この時代には、東映は「やくざ映画」が看板でした。鶴田浩二に高倉健に菅原文太が大活躍していた時代です。そこに「藤純子」という女やくざシリーズが入っていきます。「緋牡丹博徒」と「女渡世人」シリーズは私を魅了しました。「藤純子」さんは主演クラスの男優スターの多い東映のなかにあって、美人やくざとして粋な主役に仕立てあげています。作品には鶴田浩二とか高倉健などを投入して、ドラマの重さをもたせ、合わせて切れ味のいい立ち回りで、悪役を斬り捨てる様は痛快でありました。ここであげたのは「緋牡丹博徒」第一作のシナリオです。冒頭、前口上にあたる挨拶が入ります。まるで芝居じみた「始まり」です。第一作だから|肥後熊本|矢野一家|一代目矢野仙蔵|のことなど、実に手早く紹介してしまう手際は、シナリオでうまく語っていきます。やがて父の仇を求めて旅に出ます。高倉健|若山富三郎|清川虹子|山本麟一さんなどなどドラマの脇役陣が凄いです。実にうまくシナリオに組み立てられている。主題歌まで挿入してあって、水も漏らさない―ドラマの組み立て、おもしろさがてんこ盛り―の配役でした。「藤純子」の主役第一作として素晴らしい。私は映画鑑賞をするときに「自分探し」というカタチをとっていきます。私を映画のなかで、いったい誰にあたるかなどと想定して「自分を探す」のです。しかし「やくざ映画」には、とてもじゃない。私の入る「自分探し」など、できません。不得手そのものです。―うまくできない不器用さです。「私は三流映画ファンである」所以です。この|シナリオ|は鈴木則文さん自身が所蔵のものを採録されている―と説明されています。鈴木さん|ありがとうございます。私のこの本「任侠藤純子おんなの詩」の表紙には、「藤純子」の写真がは入り―かさねて「藤純子」さんの肉筆サインが、入っています。映画「女渡人―おたの申します」の撮影中―ちょっとだけスケジュールが空いたとき、ちょっとだけお会いできました―そのとき私が頂いたサインです。ここまでくると、こと「藤純子」さんのことを―誰が何を云おうとも|私はハイハイ|―ケンカはしません。この「やくざ映画」がしばらく続いて―やがて「仁義なき闘い」のような、私の云う血なまぐさい「実録版やくざ映画」に変わっていきます。シナリオ掲載誌★キネマ旬報増刊「任侠藤純子おんなの詩」1971-8-10―――――――――――――――――――――――――――――――――
December 18, 2004
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こんばんわshopanです。今夜は東映「明治侠客伝・三代目襲名」1965を読みました。かって東映時代劇がありましたが、私の個人的な見方で云いますと、黒澤の「用心棒」で、それまでの時代劇が一蹴されます。代わりに「東映やくざ」映画がでてまいりました。東映の映画はどちらかと云いますと、まるで「舞台もの」でありました。鶴田浩二とか高倉健・藤純子あたりのキッタハッタを、実にかっこいい「エ」にしていました。それが「実録」ものとか云いまして、例えば「仁義なき戦い」などが、出てまいりますと、私には何かついていけないものになりました。いさぎよく区切りのラインを引くとしますと、「東映やくざ映画」と云うのは、私には「藤純子」映画あたりまでが限界でありました。とても血なまぐさいものは、例え映画でありましても、私はダメです。「三代目~」はハナシとしては、つぶし会い殺し会いの映画です。藤純子さんに期待しました。やくざは一歩さがってという侠客道ですか。オトコ度胸といいますか、敵地に一人乗り込んでいく―いさぎよさが、鶴田浩二ひとり背負っております。女ッ気としては藤純子があり、ぱぁ~と笑いは藤山寛美が受け持っていました。斯くのように生きていた。それだけでした。どうもこのシナリオを読む資格がないような、実に気持ちが乗らない一編でありました。ただ、このシナリオは撮影台本のように感ずるところもありまして、ラストの決闘シーンは―朝次郎屋根へ。巡査。屋根の朝次郎。接近。―これが百行ぐらい続きます。このへんの書き込みは始めてですね。しっかりと記憶します。すみません。ただし、念のために申しあげておきますが―かって私は「藤純子」緋牡丹のお龍のファンでありました。その絶頂期のとき、なまの藤純子さんにもお会いできるチャンスもあり―。当時いただいたサイン入り色紙は―いま「わが家の宝」であります。余談をひとつ★昔先輩が私をキャバレーに連れて行きました。「お前さんが好きなヤツやってるよ」ショータイムで東映調のやくざものを見せました。これはもとは「殺陣」のチームらしいので、それはいいのですが、斬られるたびに「ドファ」と云って倒れながら衣装が血でまっ赤になっていきます。これはやりきれませんでした。余談をもひとつ★黒澤の「用心棒」の話題のひとつは、ひとを斬る瞬間の「ザクッ」という音をリアルに出していることでした。松竹映画はマネをしました。長門勇の「いも侍シリーズ」がそれ―「うッ~」と「ザクッ」がきます。それと同時進行して、衣装も血で染まっていきます。ときとして白黒の映画の場合はキタナイ―だけ。らしくみせる―それも結構ですが。役者と観客の間ではちゃんとした、「約束ごと」は出来ているわけですから「らしく」も、ほどほどに―。余談をもひとつ★ダイエーが流通界の華として登場しましたとき、その関係書を読まされました。なかに大変興味深いものがありました―アメリカ映画の西部劇と日本の時代劇のやくざ映画を調べています。「何というセリフが多いか」」を調べています。日本では―「親分なぜ私に死ねとおっしゃらないんで―」西部劇は―「おれには関係ないよ」なんともはや―おいミスター小泉に教えてやらなくていいのかよ。って感じ―。だから―映画はやめられません。シナリオ掲載誌★キネマ旬報増刊|任侠映画大全集1971-3-20―――――――――――――――――――――――――――――――――
December 16, 2004
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こんばんわshopanです。今夜の「機関車先生」いい映画だと思います。七月に封切られた映画ですが、日本のどこでも公開されるというわけにはいかないのですか。瀬戸内海の小さな島に赴任してきた若い男先生のハナシです。先生の両親はもともと島に住んでいたのですが、ひょんなことから親たちから夫婦とも島から追放されたのです。男先生は剣道の試合中の事故で声が出なくなり、教壇を去っていたのを、この島の校長先生が代用教員でやってみんか―という説得で島にきました。赴任の挨拶を遠くで見ていた子供が「何かへん」「くちをきかん先生だ」というので、「きかんしゃ先生」になってしまいます。活発で明るい先生のなかで、こどもたちも元気です。こういう先生のハナシになると、シナリオも俄然書き込みが生き生きしてきます。島と住む人たちを調べてきます。事件をみつけます。台風による遭難事故で困っている家族もあり、絵がうまい子も読み聞かせのうまい子たちもいます。産婆さんがいて、島では唯ひとりの病院関係者です。シナリオは生き生きです。男先生は「教壇にかえる」決心をして、北海道に帰る気持ちをみんな知ります。恋人を作らせて引き留める作戦にでますが、残念ながら「結婚テキレイキの」女性が在庫ナシこれは失敗。ゆつぱり先生は北海道にかえります。出る送るという別れのシーンになると、監督さんはもうまいんだよね。シナリオ掲載誌★月刊「シナリオ」2004-9――――――――――――――――――――――――――――――――――
December 14, 2004
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こんばんわshopanです。黒澤明が監督デビューした「姿三四郎」1943です。ここに黒澤映画のアクションの|見せ方|の原点がつまっていたのじゃないかと思います。私は何度も|映画として|見ています。シナリオとしては二度目ぐらいですが、緻密な計算があって、おそらく黒澤自身もかなり柔道を訓練していましたね。アクションのト書きの部分が非常に細かいです。早い話がまるで勝ち抜きトーナメントを思わせる決闘の積み重ねがありますね。矢野正五郎のもとに入門するくだりの、水のなかのシーンはシナリオとしても読ませます。原作のあるシナリオですから―。むしろカタチに入ってはいますが―。それが実に密度のたかいシナリオに書き込んであります。映画になったら当時としては―、あまりにもスマートな映画作品だと云われ、「外国映画のようだ」と陰口が一部にありました。当時の「技能審査会」か何かで―監督小津安二郎はブゼンとして、百点満点に百二十点をつけたというハナシがあります。さらに―何かの集まりで小津監督は、新人黒澤監督の顔を見るなり―「おめでとう」と、握手を求めたそうです。藤田進という新人をスターにしたり、月形龍之助という時代劇スターを、うまく説得して希代の悪役に仕立てあげたことが成功しています。当時の映画ファンは、みんな驚嘆したと云います。まだ日本は戦争中です。黒澤監督の修業は―まだ始まったばかりです。この時代を、黒澤はどう生きていったでしょうか。シナリオ掲載誌★岩波書店「全集黒澤明|第一巻」1987-11-18――――――――――――――――――――――――――――――――――
December 12, 2004
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こんばんわshopanです。いま黒澤シナリオを読んでいます。ここでは「雪」といいまして、黒澤さんはまだ助監督で山本嘉次郎さんについています。「馬」という映画の東北ロケのとき資料を集めたとあります。そして雑誌「新映画」シナリオ公募に応募して上位当選、このシナリオは「新映画」1942-4掲載されました。私はこの「新映画」シナリオ掲載号をもっています。戦時中の粗雑な紙でしたから保存にタイヘン、何かの書類袋にはいっているはずですが、いまこの瞬間は私の背後の本棚のどこかにあります。いま読んだのは岩波の「全集黒澤明」からです。東北の積雪の多いある村に、ひとりの青年がきました。彼は「融雪計」という器械を持ち込んで、雪の解ける様子を調べる技師です。畠をつぶして小屋を建て、その地下に器械をすえる。融雪時期に一日でも早く雪を溶かして稲作の作業を早める。これはみんなの念願でもあります。賛成派と反対派が、にらみ合いながら―新吉―技師。なんで物理学者なんだと半信半疑。土肥又右衛門―リーダー格いい馬をもっている。ふみ―新吉が好き。よき理解者。小泉―賛成したり反対したり。ふみが好き。甚五郎―新吉の部屋の貸し主。秋山―学校の先生。声が大きい。富樫―村の青年会長などいろいろな村人たちの賛否両論のなかで、「雪」とのにらめっこがズッと続く―劇中、秋山が――――――――――――――――――――――――――――第一、オラ達はもっといろんな事おぼえる必要があると思うのス。天候だとか、害虫だとかいうものと、もっと科学的に闘う準備せねば駄目だでや―――――――――――――――――――――――――――村人の間でぼつぼつたちあがる気運―全編の半分は「雪」との闘いです。河上新吉氏送別会場|小泉が演説する。――――――――――――――――――――――――――――諸君!疑う人はオラどこの苗代バ見てけれ!―もうすっかり苗が生えそろっていて、田植えも十日ないし一週間早くなり、秋の収穫期には増産になる勘定だど――――――――――――――――――――――――――――ということになった。新吉は次の実験場を求めて村を去っていく。という作品。黒澤シナリオはまるで自身を研いで研いで研ぎすます―という感じ。このへんのシナリオは、登場人物をおっかけるのに大変。メモを手元において―いざ黒澤「勝負」という感じでないとシナリオの筆力に圧倒されます。この時代の助監督は―、こうして映画化のあてのないシナリオを書きまくった。黒澤さんの場合、特にマメでありました。余談です―昔シナリオを勉強している者に新藤兼人さんは、「やなぎごおり」いっぱいのシナリオを書いてこい―って。ハッパをかけていた。シナリオ掲載誌★岩波書店「全集 黒澤明」|第一巻1987-11-18――――――――――――――――――――――――――――――――――
December 11, 2004
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こんばんわshopanです。今夜は「達磨寺のドイツ人」黒澤明1941がまだ助監督時代の作品です。映画化されていません。 早い話が私は|黒澤映画|の大ファンです。黒澤シナリオは映画作品とともに、いろいろな話題がありますから、も少し後からと思っていたのですが、つい我慢ができずにここにあげてしまいました。戦争中のハナシ―です。ナチス政権から逃れて日本にきた建築家ドイツ人が少林山達磨寺に住み着きます。もともと実在の人物で|浦野芳雄の随筆|ブルーノ・タウトの回想|という本を素材に、助監督黒澤さんがコツコツと書きあげたようです。ドイツ人は山の中のお寺の別邸に住み込みます。建築家という立場で日本お寺などに興味があったのでしょうか。彼は、お寺から眺める自然の景観に驚嘆します。そして遠慮深い「日本人」に興味をおぼえます。しかし戦時中のドイツは揺れ動いていますから、村に住む人たちもそのたびに、ドイツ人に対する反応も細かく揺れ動いていきます。はじめはドイツ人は気がつきません。ここのところは、たしかにおもしろいですね。もし戦後でもいい映画化していたら、素晴らしい代表作になっていたかも知れません。素晴らしい景観を美術志望だった黒澤は、カメラにどう切り取ったか、それにドイツ人と日本人をどう対応させたか。素晴らしい風景があって、チョコチョコするにんげんがいて―とか。想像するだで――ムズムズしますね。お国の違い、歴史の違いは、ドウしようもない垣根を作ってしまいます。そこをどう乗り越えたか昭和十六年は、もぞもぞしていた日本軍が動き出した時代です。映画人|黒澤さん|は何を思い生きてきたか。私は―ひじょうに興味があります。シナリオ掲載誌★岩波書店「全集 黒澤明」|第一巻1987-11-18――――――――――――――――――――――――――――――――――
December 10, 2004
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