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焔流

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焔流 @ Re[1]:アンパンマンミュージアムに行きたい1(01/24) ちぃ(*^◯^*)さんへ東京のビル群は、もう…

ウサコ個人面談

テーマ：個人面談(14)

カテゴリ：日記

ああ、行きたくないのだけど、
行かない訳にはいきません。
今回こそ、行かない訳にはいきません。

先日、ウサコがいじめられているという
お電話を担任の先生から頂いてしまったのです。

ホント、マジ困りました。
イジメって、すごい深刻じゃん？
担任としては、
真面目に扱わなきゃいけないじゃん？

真面目に聞いてたんだけどさ。

何をどう聞いても、何がイジメなのか、
全然わかんない内容なのよ。

ギャグですか？
って、ツッコミたいような内容を
延々と真面目に説明されるのよ。

時代が変わったとか、
そういう問題じゃないと思うの。

誰も悪いことなんてしてないのに、
ただウサコが1人でイジメられてると
騒いでいる問題ですよ。多分。

そんなのに対応しなきゃいけないの？
マジか！
実際にイジメられてたよりはいいけれど、
それもどうなの？

一応、深刻な問題？　だし、

深刻なフリして、
ひとまず娘に話を聞いてみます、
で電話は乗り切ったものの、
個人面談では避けて通れない話題です。畜生。

ジャブとして、まず話題になったのが、
学力調査の結果です。

平均より上だったから、褒めてあげてください、
と先生は大絶賛だったけれど、
平均と比べても意味ないよね。

できてない問題があるのが、大問題だよね。

国語や社会なら、
後で頑張って、
一発逆転ホームラン！
もありだけど、
算数みたいな積み上げ教科が、
現時点でつまずいてると、
中学高校戦えないよね？

また焔流塾開校かな？　面倒臭い。

続いて、イジメについてです。
これについては、
先生に平謝りするほかありません。

だって、ウサコが適当なことを言って、
先生を困らせているだけだから。

一応ね。デリケートな問題だと思ったから、
あまりキツく言わないように、
追い詰めたりしないように、
気をつけて話をしてきたのよ。

それはイジメではありません。
というところからスタートして、
嫌だなーと思った時の対処法。
ウサコ向けバージョンと、
焔流向けバージョンと、
細かく細分化して話しました。

焔流がイジメっ子だったと、
焔流母がウサコに教えたのが、
そもそもの発端でした。

焔流は当時小学１、２年生。
同学年でも背の小さい方で、
運動オンチで、走れば学年最下位でした。

兄がいたので、兄の同級生に絡まれたのがスタート。
どんどんお前誰やねん、という
子どもに取り囲まれるようになりました。

絡まれているだけでも、
習い事に間に合わないので、迷惑ですが、
殴られたり蹴られたりする訳です。
相手は年上で、複数人です。
背が30cm高いなんてザラですよ。

なんで、その状況で焔流がイジメっ子側に
なってしまうのか、
焔流母の脳みその中身を疑うばかりですが、
年をとってボケているからではなく、
当時からそんな感じでした。

強いて言うなら、焔流は、
母からもイジメられていましたからね。
父母からの日常的な暴力のおかげで、
イジメっ子のパンチたいしたことねぇな、
と思ったものです。

そんな訳で、
親に頼れない大人に不信感しかない
焔流は、独力でイジメっ子を張り倒す
のですが、
きっとそれをウサコは格好いいと思ったし、
母はイジメっ子め、と思ったのでしょう。

焔流だって、状況が許せば
誰かに助けて欲しかったよ。
だけど、親は話にならないし、
女の子の友達をストリートファイトに
巻き込む訳にはいかないじゃん？
精々、巻き込んだのは、
通りすがりの蛇くらいだよ。

運動神経キレてる焔流が勝つのは、
そんなにキレイなものではなく、
すっげぇ大変だったんですけどね！
毎日、腕の2、3本持ってかれる覚悟と
命まで賭けの対象に乗せてる
有様だったんですけどね。
何も格好良くなんか、なかったよ。

だから、

イジメられようと何されようと、
先に手を出した方が負けだ。
どうしても殴りたかったら、
相手に殴らせて、アザの１つもこしらえて、
証拠を取ってからにすること！

とか、

殺傷能力のない武器なんて持っていても
役に立たないし、
武器を持ってること自体不利になる。
フレキシブルに相手から奪った武器を使え！

だのと言う教えをみっちりしたと言ったら、
先生が困っていました。

うん。
使えない武器と、
使うと被害が大きすぎる武器と
例が具体的すぎてダメだったね。
実話だから、エグかったね。

でも、しょうがないんだよ。
イジメで失うことになるくらいなら、
イジメっ子を張り倒して帰ってくる方がマシだもの。

正当防衛が適用されないと
ウサコも終わってしまうので、
注意が必要だけど。

大丈夫ですよ。
ウサコには、そんな根性ないから。
ウソついて、泣きつくくらいが関の山ですよ。
うふふ、と済ませることにしました。

今回の件は、焔流への憧憬を発端とした
ウサコの妄想だと言うことで解決しました。
先生の最大懸念は、おそらくウソであることも
理由と一緒にお話しました。
だって、焔流に気付かれないなんて、無理だもの。

去年も、ウサコのウソに振り回されましたね。
ははははは、という仲なので、
丸く収まりました。

相手の子のフォローもお願いしました。

あーもーいい加減にしてくれよ、ウサコ。