読んだり飲んだり走ったり

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2018年01月03日
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カテゴリ: 日乗
朝から箱根駅伝。10時半からは高校ラグビー準々決勝。どちらもほぼ終えたタイミングでライスボウル。
前の二つは、現在、ネットで無料配信されていたので、時折切り替えながら、どちらも楽しむことができました。

これらに共通していることがあります。それは、「順当勝ち」。密かに期待していたジャイアント・キリングは見られずじまいでした。それだけ、安定した力を有していたのでしょう。

でも、高校ラグビーを見ていてちょっと考えました。現在、高校生の間でラグビーがいわゆる「イケてるスポーツ」に入るのかわかりませんが、一昨年のWCが見せたような盛り上がりは残念ながらないように思います。
そうした中で、高校ラグビーの強豪校の大半は、多くの部員を擁しています。100名超と紹介されている学校もありました。その内訳までは明らかにされませんでしたが、ラグビーで名を挙げたいと思っている中学生が、そうした強豪校に、越境してでも入ろうすることは大いに考えられます。
結果、強いチームはよき人材を得てより強くなるという、一種の「富の集中」状態に陥っているように思います。同様の事態は野球をはじめあらゆるスポーツにおいて生じているのでしょうが、準々決勝を勝ち抜いたチームの一人一人を見ていると、その卓越ぶりがうかがえます。そして、そうした選手たちが厚い層をなしている。大阪桐蔭高が終盤にフロントロー3人を替えましたが、新たに入ってきた3名が、ピッチを後にした3人と、体格において全く遜色ないのを見て絶句しました。

とりわけラグビーは番狂わせの起きにくいスポーツとして知られていますし、実際にそうだと思います。だとすると、優秀な人材が集まってくる強豪校と、素人を一から育てていかなければならない他の高校との差は開くばかりでしょう。チーム内でしのぎを削り、より高いレベルに向かえるチームがある一方で、部員確保に奔走しなければならないチームがある。もちろん前者はエリートとしてこれからの日本ラグビーを引っ張っていく存在になってもらわねばなりませんが、そのエリートたちの輝きは、それを支える裾野の広がりがあればこそでしょう。でも「富の集中」が結果的にその裾野の広がりをジリ貧状態に導いているとしたらどうなのだろう。

富の集中と、富の遍在と。どちらがいいのかは、しかし、一概には言えません。
そして、明後日の準決勝はもちろん楽しみにしているのですが、これから先、毎年同じような学校同士の対戦になるのはちょっとつまらないなぁと(実際、既になっているわけですが)、オジサンの勝手な思いを述べさせてもらいました。





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最終更新日  2018年01月03日 20時21分56秒
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