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『死の壁』
死の壁、例の養老氏の新刊(新潮親書)です。
たまたま今日も今日とて
いつものアスペ氏による『友達の定義、恋人の定義...』等々
アリガターーイお話しを拝聴してました。
なんでも絶対的な定義があり、境界線を引ける人って、
当人はメチャメチャ楽だろうなと思ったワケです。
例えばイラク人質事件の問題にしても
「自己責任」云々言ってのける人たち、
自身は当事者(責任者)としてカウントせずに、
あくまで観察者として『客観的』に見るという離れ業が
できているよう思います。
ちょうど、『死の壁』の、この辺がこの問題に関係深い気がしましたんで、
丸々引用(反則or販促?)してしまいます。
「生と死」に境目があれば、ソレはソレでおもしろいですが...。
第四章 死体の人称
> 死体とは何か
>
> ・・・・・・
> なぜ「死」ではなく「死体」かといえば、
> 少なくともそれは具体的なものであるからです。
> 前述した通り、死の定義は非常に難しい。
> 死体は一種の物体ですから、ある意味で客観的だと思われている。
> それに対して「死」というのは非常に曖昧で抽象的な概念です。
>
> だから私は、普段は死という言葉を使わないで議論をしてき来た。
> それよりは死体で議論をしたほうがわかりやすい。
>
> そういうわけで、死体について考えはじめて、あることに気がつきました。
> それは客観的に「死体」という均一なものが存在しているわけではない
> ということです。
>
> 死体には三種類あるのです。「ない死体」「死体でない死体」「死体である死体」
> の三種類です。これと対応する人称があることに思い至った。
> 人称というのは、英語で皆さんも習った
> 「一人称」「二人称」「三人称」というあれです。
> 死体についてもこれとまったく同じ区別をつけて考えることが出来る。
> ・・・・・・
続きは、本で(^^;;;;
2004年4月19日(月)
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