ラブ・アクチュアリー



客席一杯でした。
さすがに一人で観に来ている人はいない...(かどうか確認はシテませんが^^;)

さっそく内容。
え~~っと全部で何組かな?
片っ端からそりゃもう"ポンポン"デキ上がっていきます(^^;
それぞれのエピソードは、特別へんなところがあるわけでもなく、
ほのぼのしたり、ちょっとウルウルっとできたり、
そこそこ楽しめました。

しか~~し、全体を通してのこのリアリティの無さはどこから来るのか...?
見た直後は、例によって
"Onlyone Forever/Romantic LOVE症候群"のプロパガンダ映画かよ
そんなもん年功序列/終身雇用と同様、過去の遺物でしょ。
みたいに思ってました。

でも、一晩(きょうの仕事中も^^;)考えていたんです。
で、はたと気が付いた事。
この映画には「拒絶・競争」が無かったのです。
告白したらした分だけ相手に受け入れられてしまうのです。
断られることがありません。
#実はまったく無いワケじゃないけど、多分意図的に軽視/無視されてます)

例えば「他に好きな人がいるから」とか、
告白した側には関係の無い理不尽な理由で却下されることがありません。

もしかしてココがこの映画のポイント?

たまたま相手が一人ならオンリーワンで何の不都合も無いけど
そんな神業みたいな需供バランスはそう無いでしょう。

1だけでも、2対3でも、3対5でも 8対1でも...
いろんな組み合わせがあってイイのでは?
"独占欲"は必然的に比較と競争をもたらし、勝者と敗者を生みます。

"LOVE" とは 多様性を受容する事、
それが、みんな平和でまぁるくおさまる唯一の方法。
そんな視点で見ると、すばらしい映画に思えました。

2004年02月11日(水)


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: