良介と幸の成長日記

良介と幸の成長日記

妊娠がわかってからvol.2


なんだか「ふぅ~ん・・・」てな返事で、突然のことで驚いたのか
実感が湧いてこないのか、ぼんやりしていました。
そして、一番厄介だったのが父の処遇です。
まだ、入院治療が必要で、すぐに退院というわけにはいかないようでした。
彼の家は実家からはすこし遠く、父を入院させたまま嫁ぐというわけにも
いかない距離です。病院の先生に相談したところ、もうあと少しで
退院できるとのこと。それだったら、それまで待つことにしました。
しかし、退院後父は実家に一人で住むと言い出したのです。
高齢であるうえに、入院時のように倒れたまま何時間も
発見されずにいたことを思うととてもそんなことはさせられません。
必死で説得して 彼の家で一緒に住むことにしました。
そのとき、一番感動したのが、彼に父と一緒に住んで欲しいと
言ったときのことです。この先、老いていくだけの父を一緒に面倒みてもらいたい
などというわがままを聞いてもらえるのかとても心配でした。
自分の親ならともかく、妻の親と同居なんて考えただけでも
ぞっとすることでしょう。しかし、そんな心配もどこ吹く風、「ええよ。」
の一言。はっきり言って拍子抜けしました。
友達にこのことを話すと、「いい旦那さんやねぇ。そんな人滅多におらんよ」
といってくれました。私もとても感謝しています。
この感謝の気持ちをいつまでも忘れずにいたいと思います。





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