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初心を忘れるな」とよく言われます。
初心とは、志を立てる時、初めて事に当たるときの純粋で
真剣な気持ちのことです。
室町時代に能を大成した世阿弥の「花鏡」には次のようにあります。
「是非初心を忘れるべからず。時々の初心を忘れるべからず。
老後の初心を忘れるべからず」
私たちは少年時代以降、自分自身の成長に応じてその都度
大小の志を立て、「初心」を持ちます。
「千里の道も一歩から」といいます。しっかりとした指針を
持って、一歩ずつ、着実に歩んでいきましょう。