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Ryu-chan6708

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2006.07.26
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カテゴリ: 歴史

私:

A氏: 長野は雨で大変だったのでは?

私:長野市は昨日の昼からは日も出て雨は降らなかったが、それまでは歴史的な雨だとタクシーの運転手が言っていた。
 帰りには、むしろ、東京に行くにしたがい天気が悪くなった。 なつかしい浅間山 もふもとまで雨雲におおわれていた。頂上は雨だったろうね。
 帰りに、「 川中島合戦笹ずし 」という駅弁を夕食代わりに食べたよ。非常においしかった。

A氏: 川中島合戦と関係があるの?

私: 弁当の説明書によると、 上杉謙信 春日山城 から川中島に出陣したとき、北国街道の 冨倉峠 (今の飯山市)越えたとき、 村人が山菜ずしを笹の葉に盛って出したのが由来という
 6種類の材料に一種類ずつ笹の葉に盛り付けてあるんだ。

A氏 :川中島合戦と言えば、多くのドラマや映画になっていて有名だが、 本当に謙信と信玄が直接斬りあいをしたのかね。

私: 直接の戦場は川中島の 八幡原 というところなんだが、ここには今、馬に乗った謙信が、椅子に腰掛けている信玄に向って切りかかり、信玄が軍配団扇で防ぐというおおきな像があるよ。しかし、これは事実ではないらしい。伝説のようだ。

A氏 :結局、この戦いはどちらの勝ちなの?

私: 川中島合戦は、5回あり、有名なのは第4回目だ。信玄は今の松代近くの 海津城 に入る。
 ところが、謙信軍はその虚をついて、すぐ近くの 妻女山 という山にこもる。信玄は頭を抑えられて感じだ。


A氏 :そこで信玄が考えたのが「 きつつき 」作戦だと言われているが。

:そうだ。まず、軍を二つに分け、一つを夜こっそり妻女山に奇襲をかける。
 もう一軍を、川中島に陣を敷き、奇襲で逃げてくる謙信軍を迎え撃つ。一種の挟み撃ちだ。 きつつきが木をつつき、虫を誘い出し、捕らえるのと似ている
 ところが、妻女山にいる謙信は、海津城の兵の動きから、その戦術を知ってしまう。 裏をかいて、夜、ひそかに妻女山を下り、川を渡る

A氏 頼山陽の「鞭声粛々夜河を渡る だね。
 馬に口輪までして、声を殺し、信玄に気づかれないようにそっと山を下り、川中島の河を渡るわけだ。

:信玄は本陣を川中島に敷き、昼頃、逃げてくる謙信軍を待っていた。
 ところが、早朝、河に立ち込めていた霧が晴れだしたら、そこに現れたのは、突貫してくる謙信軍だった。
 こうして、謙信軍は混乱した信玄の本陣まで食い込むんだね。

A氏 :妻女山に夜討ちをかけた信玄軍は?

:妻女山の頂上に登ったら、もぬけのから。
 そのうちに、川中島のほうに戦いの声がする。慌てて山を降り、河を渡ろうとするが、向こう岸に謙信軍が待っていて、容易に河を渡らせない。
午前は、まさに謙信の勝ちだ
 しかし、遠回りしてなんとか戦場に駆けつけた妻女山からの信玄軍が午後に参加してからは、形勢は逆転し、謙信軍は最後は退却する。

A氏 :それで、両者傷み分けということか。

:そうだね。しかし、いきなり妻女山に乗り込み、かつ、信玄の「きつつき」作戦の裏をたくみにかいた謙信のほうが戦略的に優れている気がしないでもない。

A氏 :信玄と謙信は対極的な戦いをするそうだね。

:信玄の戦い方は近代的と言われていた。
 戦いの前に幹部と車座で議論する。決定した戦術は演習でためす。一種の シミュレーション だ。
 よく情報を集め、慎重に行動する。
 それに対して、謙信は、一人、堂にこもり、何日か瞑想し、念じて、一挙に出陣する。 直感的、ワンマン的だ。
 しかし、何故、 慎重な信玄が川中島合戦で、「きつつき」作戦が気づかれた場合のリスクを考えていなかったのか、 疑問に思うね。

A氏 :そういえば、 今夜 NHKの歴史の選択で「川中島の戦い をやるね。
 来年の大河ドラにも登場するそうだ。さて、知的な興味が湧いてきた。





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Last updated  2006.07.26 07:50:13
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