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Ryu-chan6708

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2006.10.02
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カテゴリ: 読書感想

私: フルタイムライフ 」を読んだが、会社は 食品の包装機械 を作っている会社で、本社は大阪市内にある。
 その本社のオフィスの事務職場を OL の視点で書いたものだ。
 それに対して、この「 泣かない女はいない 」は、 関東の大宮郊外の物流会社の事務職場 のOLの視点で書いたものだね。
同じ作家が書いたではないかと思うくらい、読んだ感じが似ているね

A氏
 「フルタイムライフ」の柴崎女史は、1973年生まれだから、 同じ世代 なんだね。

私: 両著ともOLの事務の職場描写が中心だね。
 しかし、男のほうの職場描写という観点が弱いので、ちょっと残念だったね。
 「泣かない女はいない」のほうが男の世界をすこし描いているが、やはり、主人公がOLという制約があるのかね。
主人公の OL がひそかに好きになる男性が最後に会社を去るところで終わる。

A氏 :仕事をする男が主人公になると、ドロドロするか、あまりにもビジネス的な話になってしまうのかね。

:いや、事務職だって、「フルタイムライフ」の シュレッダー作業の細かい作業の描写 のように、仕事の細かい問題もあるだろうよ。
 「フルタイムライフ」では、コピーの仕事、パソコン操作など、実に細かい描写があるね。
 その点、「泣かない女はいない」のほうはちょっと描写があらいような気がする。
出荷伝票の整理 だ。
 どちらの小説にも、 リストラや パート、派遣などの問題 、中心ではないね。
 両著の主人公であるOLは 正社員 だね。

A氏

:とにかく、前に読んだ「 八月の路上に捨てる 」もそうだが、俺たち世代となんかしら、職場に感覚が違うものが流れている気がするんだね。
 「八月の路上に捨てる」と同じように、作家の主義主張は感じられないね。
 テレビドラマでもそうだね。
 一種の 閉塞感 かね。
 それがなんだか分からないが、知的興味が湧いてきたよ。

A氏 :俺たちの時代は、OLの目標はいい配偶者を見つけて結婚することだったんだが、今は、それも崩れ、そうかといって、男並みに仕事に生きがいを得るのは容易でない背景があるね。
 一生、シュレッダーやコピーやパソコンで事務をすることはどういう未来があるのかね。

:それを探し求めているんだろうね。
 その追求の心の旅の小説でもあるんだろね。
 すこし、この系統の小説を読んでみるかね。

泣かない女はいない





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Last updated  2006.10.02 06:49:20
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