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A氏 :なんで分かったの?
私:
文芸春秋には最初に10人くらいの人がエッセイを寄せている。
作家阿川氏と塩野氏は連載しているね。
今月の塩野氏は、 小泉・阿部のバトンタッチ
に話題を合わせたのか、歴史上、最高の後継人事として2つあげているね。
1つは、 イエス・キリストからペトロへのバトンタッチ
もう一つは カイサルからアウグストスへのバトンタッチ
だという。
それを読んで俺はなんだかおかしいと思ったんだ。
A氏 :なるほど、ここでペトロが登場するね。
私:それで 俺はペトロとパウロの名前を混同していたことに気がついたんだ。
パウロは優秀なイエスの弟子というイメージがあったのだが、イエスが後継者として選んだのは、 猟師あがりのペトロだった。
塩野氏のこのエッセイだと、イエスが捕らわれて後、おまえも仲間だろうと言われ、三度もあんな人は知らないと答えた男だとのことだ。
その後、気の毒くらい反省する。 頭は切れないかもしれないが、純朴で気が弱い。
このほうが後継者としてよかったというわけだ。
A氏 :そうすると、君の10月6日の日記で俺の質問に対して「 クオ・バディス 」の説明があったが、あれはパウロでなくて、ペトロだったのか。
私:
申し訳ない。
早速訂正したよ。
君のおかげで知的アンテナをはっていたので、塩野氏のエッセイを受信できたんだね。
A氏 :まあ、「クオ・バディス」の言葉の説明だから、ペトロでもパウロでも俺にとってはどちらでもいいがね。
私:
しかし、塩野氏のこのエッセイでは、 ポイントはイエスがパウロ・タイプを選ばず、ペトロを選んだことだね。
二人は性格が違うようだね。
イエスの後継者選びのうまさが出ているわけだ。
A氏 : カサエル のほうはどうだね。
私:
これも後継者の アウグストゥス
はカサエルと正反対で、体も弱く、戦闘はダメというタイプだ。
ところが、 それが逆に成功して長期政権を維持する。
A氏
:ところで、「 ダ・ヴィンチ・コード
」の文庫本の中巻にレオナルド・ダ・ヴィンチの「 最後の晩餐
」の画があるね。
その使徒のリーダー的な存在というペトロはどこにいるのかね。
私
: イエスの向って左隣に座る女性のような顔をしたヨハネがいるね。
そのヨハネに何か耳打ちしている人物がペトロだね。
右手に短剣を持っているね。
パウロは、イエスの死後に信者となった人だそうで、だから、この画には登場していない。 A氏
:この女性のような顔をした ヨハネ
が「ダ・ヴィンチ・コード」によって、いろいろ話題を呼んだわけだ。
私:
この絵の人物は皆、謎が多いようだね。
知的興味は湧くがキリスト教のことは深いから、ちょっと手が出ないね。
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