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Ryu-chan6708

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2007.01.04
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カテゴリ: 登山


私: 正月三が日のテレビは箱根駅伝はチョコチョコ見たね。
 他はバラエティが多かったね。
 確か、さんまと木村拓哉の「 話したことを実現・即実行!!」 という バラエティだと思うが、その中でさんまが「 一度、ドラム缶風呂に入りたい 」という夢があるという。
 そこで即実現・実行ということでドラム缶風呂が用意される。
 これは軽井沢かなんかの夜のロケだから、寒い。

それを見ているうちに、俺は学生時代にドラム缶風呂に入ったことを思い出したんだよ。

A氏 :昔もドラム缶風呂は一般的ではなかったがね。

:それが富士山の富士宮口の確か2合目の山小屋で入ったんだよ。

 俺が、学生時代に夏休みでブラブラしていたら、ちょっと、ノイローゼ気味で休学していた同級生にバッタリ会った。
 いろいろ話して彼のうちに行ったら、彼の母親に「内にこもってばかりいるのでよろしく」と言われた。

A氏 :今でいう うつ病 なのかね。

:そこで、富士山に行こうとなった。
 俺は山登りは好きだったが、富士山は登ったことはない。
混んでいる富士山は嫌なので8月初めは避け、8月20日前後を選んだ。

 夜、富士吉田口駅を下りて馬返しから登り出した。

A氏 :当時は、5合目までの自動車道路なんかない頃だね。

:意外に時間がかかり、ご来光は頂上で拝めなかった。
 しかし、天気には恵まれたね。

 ところで、うつ病の彼は8合目あたりの急な坂になると、苦しいと言い出したんだ。
 頑張れと言って、励まして登っていたら、いつの間にかいない。
 下を見るとのびている。
 下山してくる人に頼んで登ってくるように言ってもらったほどだ。
   9合目あたりからは背中を押すようにして登らせたよ。

A氏 :大分、疲れていたんだね。

私: それが愉快なんだ。
頂上の平なところについたら、平気な顔でスタスタと歩き出すんだね。
逆にこっちが背中を押したりして疲れたね。

A氏 :精神的なものがあったんだね。

:下山は 富士宮口 にむかって降りた。
 頂上に着いたのが遅れたので、下山は午後になってしまった。
 2合目あたりまで降りたが、夕方になった。
予定を変えて山小屋に泊まるしかなくなった。
しかし、その予定をしていなかったから金に余裕はない。
 幸い、すでにシーズンオフなので小屋は空いている。
手持ちの米や缶詰を提供してなんとかとめてもらうことにした。

A氏 :当時はのんびりしたもんだね。

私: そこで夕方、まだ、 明るいうちにそこのドラム缶風呂に入ったんだよ。
だから、ドラム缶風呂はなつかしい思いであるんだね。

A氏 :どういう印象だった?

:さんまのように別に異常な体験をしたという印象ないね。
 自然に普通の野天風呂にはいる感じだったよ。
 なんだか、 水は雨水だというようなことは聞いた。

翌朝、また、あるいて富士宮駅に向かった。

 ところが運のいいことに、カラのタクシーの運転手が歩いている我々に「 学生さん、富士宮駅に行くんかね。今、客を乗せて帰るところでクルマはカラだから、タダで富士宮まで乗せてやるよ 」という。
 もちろん、乗せてもらった。

A氏: 当時のシーズンオフの富士登山はのんびりしていたんだね。

:しかし、当時から山はゴミだらけだった記憶があるね。

A氏 :うつ病の彼はどうなったの?

私: 富士宮駅に着いたら、彼は東京の友だちに会いたいと急に言い出した。
 俺は長野方面に行くことを予定していたから、駅で別れたよ。
 それから、1週間くらい後に彼の家であったような気がするが、母親から感謝されたが、学校も忙しくなり、それきり彼とは会っていないね。
 どういう人生をたどったかね。

A氏 :人生いろいろだね。

ドラム缶風呂 はそのときだけだね。

 富士登山はそれだけで終わりで、二度登る気もしなかったが、ドラム缶風呂はなつかしい思い出だね。






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Last updated  2007.01.04 08:10:45
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