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Ryu-chan6708

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2007.11.13
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カテゴリ: 社会問題



 力作だね。

A氏 :俺は日曜日当日に見たね。
  君の知的街道シリーズでは、「 マネーロンダリング 」、「 マネーロンダリング マネーロンダリング入門 近代ヤクザ肯定論・山口組の90年 」、昨日の「 反転・闇社会の守護神と呼ばれて 」に次ぐものだね。

:「 近代ヤクザ肯定論 」では著者は 1991年に施行された暴対法で、暴力団はマフィア化する と言っていたが、 投資の裏で活動し、その利益を得ているという方向 に走り出しているね。
  これは 株式投資とベンチャーの規制緩和 が引き金になっている。
カネのもとは覚せい剤や賭博などの不正行為で稼いだ金 で、そのカネは 年間1兆円 と言われる。
  それが、株式投資やベンチャー企業の規制緩和で 株式市場や投資市場 に流れ、ここでまた、大きな利益を得ているという。

A氏 暴力団の構造 も変わってきているね。
 かって、警察の取締まりが厳しくなったとき、暴力団は団員を組から形式的に外に出し、経済活動をさせ、そこからカネを得ていた。
  いわゆる、「 企業舎弟 」だね。

  ところがこれも取り締まり対象になったので、投資活動は 一般人の金融ブローカー、投資家や証券マン にカネを出して儲けてもらうという。

:こういう一般人を「 共生者 」というんだそうだね。
 ある 証券マン ヤクザマネー1億円を5倍 にしたことがあるという。
  こういうカネが、また暴力団にもどり、 資金力を強化 していく。

A氏 居酒屋チェーン「ゼクー」 がベンチャーで進出して 全国90店舗、年間50億円まで成長 するが、 わずか2年で膨大な会社資金の流出で倒産 する。
  急成長するための資金が必要になり、 投資家から24億円のカネを借りるがこれがヤクザマネーだった。
会社は倒産するが暴力団はカネを得るという構造だね。
  会社を叩き売られたわけだね。

:一時、 株は7700円だったものが最終的に2円 になる。
  もちろん、暴力団のほうが高いときに市場で売っている。
損したのは、一般投資家 だね。
  破産して 従業員も路頭に迷う。

:「 ゼクー 」の監査役がインタビューに出るが、 そのカネの裏の実態を知り、底の知れない恐怖感を感じた という。

 あるヤクザはバブル時代に地上げなどで儲けた 資金80億円 をもとに 80社ほどのベンチャーに投資 しているという。
  ベンチャーがこういうヤクザマネーに走るのは、 銀行の貸し出しの際の審査の厳しさとその審査の長さ だという。
  何ヶ月もかかるからチャンスを逸する。
ヤクザマネーなら、2、3日でかなりの金額を借りられる。
 政府は規制緩和しておきながら、銀行は旧態依然たる姿勢に放置だね。

A氏 :だから、 ベンチャー は問題と知りつつ、借りる。
 ヤクザは担保に株や白紙委任状をとる。
ヤクザが事実上のオーナー だ。

:国も放置するわけにはいかない。
  特に、 海外フアンド に資金が流れるときは、投資家として直接ヤクザは登場せず、 二重、三重のペーパーカンパニーを通じて資金が流れるので、追跡が難しいという。

今月、 証券取引等監視委員会 とヤクザに詳しい 警察庁 が連携を取り出した。

A氏 :このNHKスペシャルは、最後に、このヤクザマネーは、逆に、 日本国民の拝金主義を問われている問題 だとくくっているね。

:今月の「 文藝春秋 」で、例の「 国家の品格 」の 藤原正彦 氏が「 経済至上主義では人心乱れ国滅ぶ 」として「 教養立国ニッポン 」を提言しているね。
ヤクザマネーは、その「人心乱れ、国滅ぶ」という日本の実態を反映している現象 だね。

 それにしても 派遣社員の規制緩和 タクシーの規制緩和 株式市場の規制緩和 ベンチャーの規制緩和 マイナス面 が多いね。
藤原正彦氏の提言 のように、もう一度、見直すべきだろうね。






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Last updated  2007.11.13 12:42:10
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