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A氏
中谷巌
氏の転向についてふれてきて、 中谷氏転向知的街道
ができたね。
「『改革』が日本を不幸にした・規制緩和の旗振り役 中谷巌氏が『懺悔』の告白」週刊朝日1月23日号 、 「竹中平蔵君、僕は間違えた」中谷巌筆・文藝春秋三月特別号 、 「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷巌著・集英社インターナショナル08年12月刊 、と続いたね。
ところが、 昨日14日の朝日新聞の文化欄
で、「 中谷巌氏『転向』の波紋
」と大きな見出しでこの関連記事を大きく扱っていたね。
副題
に「 構造改革の旗手、行き過ぎた市場経済を批判
」とあるね。
私
:俺の読んだ「 資本主義はなぜ自壊したのか
」は 経済書では異例の13万部が売れ、今もベストセラーを更新中
だという。
この新聞記事では、 1987年からの中谷氏の主張の変遷
をまとめているね。
A氏 :それを見ると、君が言うように、中谷氏は、 1987年頃は日本式経営を高く評価 しているね。
私
:当時は、 日本の製造業が世界経済を制覇した頃
だね。
アメリカ経済は落ち込む。
トヨタ生産方式
を MIT
は「 リーン生産方式
」と名づけてアメリカに拡大する。
しかし、この 1980年代に
は レーガン時代
が始まり、 後半から経済は活性化
しだす。
この頃から、 中谷
氏は、 市場原理主義
にかぶれ出すね。
氏の考えはこういう 時代の変化を反映
しているね。
A氏
: 中谷
氏は「 人間、成長して意見を変える
」とインタビューに答えているね。
しかし、「 政治の世界に再び、なんてつもりは毛頭ありません
」と言っている。
私
: 14日の新聞
の 他の紙面
を見ると、 小泉・竹中改革に関連
して、興味がある記事があちこちにあったね。
関連付けして読むと興味がわくね。
まず、 政治面の囲み記事
で「 竹中元総務相、現総務省を牽制
」とある。
A氏
: 竹中
氏は「 民間の経営判断に政治は立ち入らない
」ことを 強調
したというね。
しかし、自由主義の アメリカ
では 銀行に政府は干渉
するようなっているし、破産状態の自動車の ビッグスリーにも政治が介入
しているね。
ジェット機で議会にきたビッグスリーのトップ
を議員が批判してから、あわててジェット機を売却したそうだが、 まさにこんな細かい経営判断まで、アメリカの政治家は介入
しているね。
アメリカだって民間の不祥事が出るたびに政治は介入して、法律を変えたりしている。
今度の金融危機で欧米の民間金融への規制は強化される流れ
になっているね。
私
:同じ囲み記事の下に、 参院予算委員会
で、 元財務官僚で竹中氏の側近だった 高橋洋一
氏が「 構造改革は私にも分からない
」と結論
として語ったという。
高橋
氏が 小泉元首相
に「 構造改革は何か
」と聞いたところ 、「『当り前のことをやるだけだよ』と言われ、よくわからなかった
」という。
A氏
: 構造改革後の国家像
が「 マーケットに任せよ
」だからね。
その結果が、 唯金論者
による伝統的な国家の破壊
だね。
私
:同じ14日の新聞の 政策欄
では、例の「 かんぽの宿
」 売却
で、また、 入札の公正さに新たな疑惑が国会で浮上
した記事が載っている。
オリックス
が、 旧郵政官僚の福本誠
氏を 新たな会社の副社長に迎える提案
をしていたというわけだね。
天下りの変形
だね。
A氏 : 西川社長 が「 極めて不適切だった 」と 陳謝 したという。
私
: また、 日本郵政
は オリックス
が 雇用維持で最も有利な条件
を出していたというが、 別の会社のほうが有利な雇用条件
を出しており、 日本郵政の説明と違うという指摘
もあったという。
調査すればするほど、ます、ます、ミ ステリー
だね。
鳩山総務相
が「 出来レースだ
」として介入するのは仕方がなさそうだね。
しかし、 麻生首相の4分社化反対問題
でもめた郵政民営化の見直しは、郵政民営化委員会では、これの見直しにはふれなかったという。
一進一退だね。
今朝の朝日新聞
では、「 かんぽの宿」売却問題
を「 耕論」
欄で 三者が違った観点
から、意見を述べているが、これは明日の話題にしよう。
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