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私:
この本は、すでに 俺のブログの 「麻生首相、誤読の背景」養老孟司氏の「プルーストとイカ」書評
でふれているね。
図書館に予約したのが、1月だから、もう 5ヶ月間
待ったことになるね。
しかし、読み出したら、かなり 専門的な本
なことが分かったね。
400頁近い大著
だね。
書評を見て、図書館に予約して借りる本は、予め本を見ないで申し込むので、こういう ミスマッチ
がある。
まぁ、「 読む
」という知的な活動と 脳のいろいろな分野との関係
が説明されている。
A氏 : 日本語 は、 象形文字と表音文字の組合せの読書 だから、 脳の使い方が違うとマンガに関係 して 「マンガをもっと読みなさい」養老孟司・対談・牧野圭一 で養老孟司氏が言っていたね。
私
:人類の歴史を考えると、 文字は脳を進化
させてきたという。
この本はそれについても触れていて、文字が違う「 英語脳
」「 中国語脳
」「 日本語脳
」の 3つのタイプ
を紹介しているね。
「 中国語脳
」は 右脳も使っているのが特徴
だね。
もっとも「 日本語脳
」については、マンガがあるので 養老孟司氏の説明
と違うようだがね。
A氏 :文字によって脳の活動が違うとすると、 思考パターン も違うのではないの?
私
: 表意文字
は アジア的な相互依存型
、 アルファベット
は 個性型、論理型様式
と結びついているという。
あえて言えば、表意文字は 農業民族型
、アルファベットは 騎馬民族型
かね。
また、 幼児
が「 世話をしてくれる人のひざに座って言葉を読み聞かせられる
」ことが、「 その後の人生を左右するほど大切な経験
」なのだという。
逆に、 そういう機会が少ない子
は差がついていくという。
格差の原点
かね。
「 機会の平等
」などをいう人は、 お題目
だけだね。
幻想だね。
A氏 :幼い頃に英語を教えるというのはどうかね。
私
:言語によって脳が働く分野が異なるのだから、脳の機能からみれば、 早くから脳を鍛えたほうがいい
んだろう。
しかし、読書については、 5歳から7歳
までは、 脳の細胞が準備期間
なので、早すぎても 逆効果
だという。
母国語の「 ひざ
」さえ満たされずに育った子どもに、さらに外国語を学ばせても子どもが押しつぶされるだけだという。
A氏 :やはり、 母国語が基本 になるということかね。
私 :この本は、文字が読めない「 識字障害 」も扱っているが、その障害があっても、偉大な仕事をしている エジソン 、 アインシュタイン 、 ダビンチ をあげているね。
A氏 :最近、大きな話題になった 全盲のピアニスト 、 辻井伸行 さんも音符なしで育ったようだから、一種の「 識字障害 」と言えないこともないね。
私
:俺が興味をもったのは、 ギリシャの偉大な哲学者である ソクラテス
が文字文化を嫌ったことだね。
文字が出るまでは、 声で伝承する文化
だった。
声による言葉
こそが「 生きている
」のであって、 文字は「死んだ言葉
」だという。
A氏
: 養老孟司
氏の「 情報は死だ
」という論理と似ているね。
インターネットの情報は死
だね。
私 :著者は、インターネットで読書習慣が変わり、 それが人の脳にどのような影響を与えるかの 不安 も持ってこの本を書いているようだね。
そして、 伝統的な読書
による大きな 知的資産や能力
を急速に失わないように、 多様な知的選択肢を残すべき
、としているね。
その意味で、 日本語や漢文のこと
ももっと日本人は目を向けるべきだね。
だから、日本の顔である 麻生首相
には、 恥ずかしい漢字の読み間違い
は絶対してもらいたくないね。![]()
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