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Ryu-chan6708

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2009.12.12
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ピアノを弾くニーチェ

私:なんかの書評で興味がわいて図書館に予約していた本だ。
 著者は 木田元 氏は 哲学者 だね。
 すでに 80歳 を迎えている。
16歳 のとき、 江田島の海軍兵学校に4月に入学 して、 8月に敗戦 を迎えている。
江田島は広島市の南15キロ だが、ちょうど、 朝の水泳の練習のとき、 原爆の閃光 を見ている。
  そういう世代の人だね。

  この本は、 著者のものすごい読書量 を示すものだね。
  いろいろな本を読んだ感想や、エッセイが数多く集められている。
  だから、 本の最後に厚い索引 がついているのも、特徴だね。

A氏 :題名の ニーチェ は「 神は死せり 」という宣言で有名な ドイツの思想家 だが、ピアノを弾くのかね。

:ニーチェが豊かな感性にも恵まれ、自分で作曲をしたり、ピアノも弾いたりできたという。
  しかし、この題名では、 2頁しか 書いていない。
  だから、著者はあとがきで、題名にだまされたという読者がいるかもしれないと書いているね。

  この人の 読書の幅は哲学だけでなく、文学まで及んでいるし、ミステリー小説のファン でもあるね。   知的に興味を持つと、それを追求して 関連する書 をあさっていく。

A氏 知的街道 だね。

多くの知的街道 があって、 その街道につらなって、多くの図書がならんでいく。
知的街道の1つに、 ギリシャ哲学 が、ヨーロッパに伝わるには、 イスラム世界 のおかげだというのがよくわかるね。
ギリシャ語 から イスラム語 、そして ラテン語 壮大な中東の長い歴史 を経て ヨーロッパに文化が伝わる。
当時は、 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教 は、 争いなく共同 していたのにね。

A氏 :君のブログでも「 イスラムの怒り 」でふれているね。

:著者の 知的街道 の例として 、トマス・アクィナス という スコラ哲学者 は、 超人的な大量の本 を出しているが、それに知的興味をもち、その謎を追求していく。
近松門左衛門 教会ラテン語 スペイン語に堪能 で、その 作品の台詞 にもあるという謎。
  大量の小説を書いていたから、本来、金持ちのはずの バルザック が、年中、借金取りに追われていた謎。

A氏 :ミステリーだね。

:ミステリーだから、ここで種を明かすのは憚れるね。
  これだけの読書に驚嘆するだけだが、哲学にあまり興味がない俺が参考になったのは、 明治維新を理解するには、 山田風太郎 の明治ものがいい教科書になる というものだね。
  今の世の中、 亀井静香 大臣ではないが「 」で 明治維新初期 に似ているからね。
  次の5冊紹介している。
  「 警視庁草紙
  「 幻燈辻馬車
  「 エドの舞踏会」
地の果ての獄
  「 ラスプーチンが来た

司馬遼太郎 と違った視点 の明治ものだね。
  俺は 山田風太郎の忍法もの は全部読んだが、明治ものは読んでいない。
  今度、読んでみようと思う。

A氏 司馬遼太郎 といえば、 NHK大河ドラマ の「 坂の上の雲 」がはじまったね。

:今の日本は、まさに 明治維新の最初の頃 のような 内外ともに混乱 を迎えているという意味かね。
  今、 政治も経済も何か大きな目に見えない力 で変わっているのだろうかね。
今年の漢字は「新」 だそうだ。
  「 平成維新 」になるかね。






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Last updated  2009.12.12 08:05:07
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