知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2009.12.24
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



間違いだらけの教育論


  この本の出だしに、映画「 奇跡の人 」で有名な ヘレン・ケラー サリヴァン 先生 の壮烈な「戦い」の説明が登場する。
  要するに、著者は、 教育の最初に、「人」として身につけるべき半ば強制的な「啓蒙」教育 があるとしている。
ヘレン・ケラー だけでなく、誰でも 子どもは野性を持った人 として生まれる。
  これを放置せず、 家庭、地域社会、学校 はいろいろ生きる上の行動を教える。
一人の近代的な生活ができる社会人 としての 基礎 をね。
  それは、ある意味、 サリヴァン先生のような立場 だね。

A氏 :例えば、 子どもは甘いお菓子がほしい
  ほしいと言っているから、 どんどん与えると子どもの体にも良くない。
子どもがそれを正確に 知性をもって理解することは困難 だね。
食事も姿勢を正しくして、日本人なら箸を使って食べる。
子どもは最初、嫌がるかもしれない。
  しかし、強制が必要で、 何故、箸を使わないといけないかの説明 で理解できるものではない。

:俺の孫も、しょっちゅう、叱られているよ。
  この 強制を伴う教育 を著者は「 啓蒙」教育 として明確に 一般の教育と区別 している。

A氏: 「啓蒙」教育 は、サリヴァン先生ではないが一番難しいね。

:それが 戦前 では、 家庭、地域社会、学校が1つの価値観を共有 していた。
  それが 1960年ごろから分離 してくる。

A氏:いじめ 不登校 学力低下 モンスター・ペアレント 不適格教師 、あるいは 児童虐待 などの問題が 顕在化 してくるね。

:この本は、著者のそういう観点から、 7人の教育者を批判 して論じている。

  トップに槍玉にあがったのは、 斉藤孝 氏だね。
斉藤氏の教育論 は、 この「啓蒙」教育をほとんど意識してとりあげていない としているね。
斉藤氏の教育論 は、 すでに「啓蒙」が終わり、一応の「人」となった人との教育論 だとしている。
  だから、「 教育は商品 」で、 教育を受ける人は買い手 となるという論法だね。

A氏 市場原理主義 では、買い手は正しい判断力をもっていて、 正しい選択ができる1個の独立した人格という前提 があるね。

:しかし、「 啓蒙」教育 は、 子どもは本来選択できないものだ。
だから、「 啓蒙」教育 は、 売買 できるものでなく、「 贈与 」だと著者は言う。

     2番目に著者が槍玉にあげたのは、 苅谷剛彦 氏だ。
  これは明日の話題としよう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.12.24 12:38:21
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: