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Ryu-chan6708

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2010.03.10
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文藝春秋 2010年 04月号 [雑誌]

:今日、用事で東京にでかけたよ。
 行きは小雨だったが、帰りは晴天。
  往復の電車の車中で読むために、ちょうど、 今日発売の「文藝春秋」4月号 を買ったよ。
  「 文藝春秋 」では毎号、トップに数名の人の 短いエッセイ が載っている。
  常連は 阿川弘之 氏と 塩野七生 氏だね。

A氏 塩野七生 氏はローマ在住の女性作家で、「 ローマ人の物語 」という大著があるね。

:俺は読もうとして買い出したんだが、 積読 になりだしたんで諦めたね。
  その 塩野 氏が、今月の「 文藝春秋 」で例の 沖縄返還当時の「密約」 についてエッセイを書いているね。
   氏は、 イタリア が第2次大戦でとられた トリエステ が未だにイタリアに返還されないのと比較して、 沖縄返還というのは国際上でも 例の少ない平和時の返還 であるという。
塩野 氏は、「 密約 」があったからこそ、 沖縄は、そこに住む人々ともに日本への帰還が実現 したという。
  60年安保の騒ぎがあった中で、 返還を実現するには、他に方法がなく、 ウソ をつくしかなかった だろうという。

A氏 :外交の当事者の 若泉敬 氏が「 他に方法はなかったと信じている 」と書き遺したというね。

:当事者は断腸の思いでやったことで、 後でとやかくいうのは、人間世界を知らない人の感覚 だと 塩野 氏は厳しいね。
  しかし、 80年代もウソをついていた政治指導者は別の問題 だという。
国民もマスメディア も、冷酷な国際情勢に目をつぶり、 無知で怠惰で安楽 をすごしてきたとさらに厳しいね。

  最後に「 北方四島 」がいまだに返還されないのは 、「密約」づくりができなかったからかもしれない 、と 塩野 氏はしめくくっている。

   外交というのは大変な冷酷な世界を相手に駆け引きがあり、政治家はそれなりの覚悟は必要だろうね。

  鳩山首相には、普天間問題で、 そういう駆け引きのできる腹 はあるのだろうか。






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Last updated  2010.03.10 23:04:52
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