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日本人として知っておきたい近代史(明治篇)
私:
用事で外出して、乗り換え駅で時間があったので 駅構内にある本屋
に入った。
そこで何気なく手にしたのがこの本だ。
パラパラめくったら、 面白い視点
で 日本の近代史
をまとめているのが気に入って、新書版なので荷にならないので買ってしまったよ。
このところ、本は 図書館
で借りて読んでいたんで、買ったのは久しぶりだね。
A氏 : 中西輝政 教授はどちらかと言えば 保守派の論客 だね。
私
:そうだね。
結論は大体、想像はつくんだが、 明治期に活躍した日本人の人物像
を中心にまとめているので、興味が湧くね。
俺の知らなかったことも結構あったね。
その点では参考になった。
まず、登場するのが 吉田松陰 だね。 これは常識的な登場だが、 実は彼は兵学者としても優れていた ということだね。
A氏 :俺も彼は 思想家 、 教育者 というイメージだったがね。
私
: 松陰
は、 山鹿流兵学を家学とする吉田家
の跡取りとして鍛えられた。
兵学者であった松陰は当時、 アヘン戦争
の報にも接しており、身近に迫った「 西洋の脅威
」を重く受け止める。
西洋の科学技術
を学ぶため 佐久間象山にも師事
する。
A氏
: 佐久間象山
は 西洋の科学技術
をかなり学んでいたね。
当時の 洋学の第一人者
だね。
大砲の鋳造をしたり、ガラスを作ったりしているね。
私
: 松陰
は、 ペリー来航の前年
までに、 日本全国の国防状況を実地調査する
。
すでに「 藩
」を離れ、日本という「 国
」と意識があったんだね。
そこで兵 学者としての松陰が立てた国防戦略が「 尊王攘夷
」
だね。
A氏 :日本は 神の国 だから、 夷狄 を入れるべきでないと言うことかね。
私
: 兵学者の松陰
は 違った意味
に使っているね。
尊皇攘夷
とは、 攘夷
( 日本の独立主権の擁護
)が先で、 そのための尊王
だというわけだ。
国防対策、安全保障の国家戦略としての尊王
だね。
「 西洋の脅威
」に対抗するためには、幕藩体制ではだめで、日本人を結集しなくてはならない。
それには 天皇への忠義の名のもとに結集
すべきだというわけだね。
しかし、当時は 列強の戦力
には日本は及ばない。
そこで彼はまず、迂遠だが 人材の育成
から手をつける。
A氏 : 松下村塾 だね。
私 :この塾で育った人々が、後の 明治維新に活躍 することになるのはご承知の通りだね。