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私
:この本は、先の 図書館に予約した14冊以外の本
だね。
NHKのテレビで読書案内
をしているのも見たら、 2つの本
を紹介していた。
1つは、 4月から社会人として参加した若い人向けの本。
もう1つは、定年などを迎えて、 老人社会に新人として参加した人向けの本
だね。
この 老人向けの本
が、 ヘルマン・ヘッセ
の「 老年の価値
」だね。
早速、図書館にインターネットで予約したら、待ちなしで借りられたよ。
A氏 : ヘルマン・ヘッセ と言えばノーベル賞をもらった詩人だけれど、これも 詩集 なのかね。
私
: ヘルマン・ヘッセ
は1877年生まれで、 85歳
でなくなるが、この本は、 晩年の老いに関するエッセイ、手紙、詩などを集めたもの
だね。
400頁を超える厚い本
だが、すらすら、読めた。
非常に、 庶民的な晩年
で、 風光明媚な田舎暮らしで庭いじりをしたりする生活
が背景にあるね。
家族などのいろいろな人と交流しながらの生活だね。
質素だけれど、心豊かでうらやましいね。
豊富な写真が掲載されている。
ただ、 書斎は膨大な書籍の棚
で囲まれていたが、インターネットの現代では不要かな。
A氏 :老人ホームなどで死を迎えるのとは違うね。
私
: ヘルマン・ヘッセ
は老 年のそれなりの価値
を見出しているんだろうが、彼の考い方で老年を過ごすことができるのは幸福と言えるね。
老年とは個人個人にとっては人生の総括
みたいなもので、人それぞれだろうね。
画家 パブロ・ピカソ
は、 91歳
の時、「 若くなるためには、われわれは非常に長く生きなくてはならない
」と言ったそうだ。
A氏 :日本では、聖路加国際病院理事長の 日野原重明 氏が、 98歳の高齢 で元気で活躍されているね。
私 :やはり、 いい老年の基礎 は 日頃の好奇心 と ウオーキングや軽いストレッチによる体力の持続 、そして狭い範囲だが、 人との楽しい会話 だろうね。
後、残り少ない人生だ。
ちょうど、日本は 低成長時代
だ。
経済成長時代の 浪費の癖
を直し、質素に余生を送ろうと思う。
日本は家が狭いのに、 消費経済のガラクタ
が山のようにある。
去年、引っ越したとき、大分、本を古本屋に売ったが、まだ、かなりある。
第1歩は、 この残った本や衣類を綺麗に売却
することだね。
そして、理想は 肌着1着
を残してこの世を去ることだね。
ヘルマン・ヘッセ
の生き方とは多少違うからもしれないが、この本を読んでも俺の考え方は変わらなかった。
ただ、羨ましかったのは、 ヘルマン・ヘッセ
のような 風光明媚な田舎での庭仕事
ができないことだね。
別荘のある身分
ではないからね。
まぁ、これは時には旅行をして我慢するとするかね。
もっとも、 水野和夫氏が「動かない」時代
だというから、 日帰りバスツアーくらいの旅
だね。