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Ryu-chan6708

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2010.11.30
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残夢整理

:図書館に予約して、 3ヶ月半 ほど待って借りられた。
  著者の 多田富雄 氏は、この本が出版される2ヶ月ほど前の 今年4月に前立腺ガンで亡くなっている。
1934年(昭和9年)
生まれだから、 享年76歳 だね。
  俺たちと同じでまさに 昭和を中心に生きた人 だね。

 図書館に予約したとき、題名からして 、死の準備 についての本かと期待したが違っていたね。
76歳 になるまで、 学生時代からの友人や恩師や知人などの死 にあっている。
  その 人々の生涯 など、いろいろな思い出を淡々と綴っているね。
  その中心となる時代は 昭和 だから、副題に 「昭和の青春 」とあるのだろうね。

A氏 :俺たちの年代になると、 若い時に親しかった人の死にあうという経験 が次第に増えていくね。

:この本を読んでいるときに、 喪中で年賀を欠礼するというはがきが突然来た
 見ると、俺がまだ、若い頃、 仲人をした部下 9月 に亡くなったとの知らせだった。
 当然、俺より若い。
  奥さんも俺の職場で事務をしていて、 職場結婚 だった。
  俺に仲人を頼みに来て、はじめて 2人の仲 を知った。
  仲人は、 工場長 など、もっと 上の年配者 に頼めといったが、是非ということで引き受けた。
  その後、俺は 別の部門 に移ったし、彼は 地方の工場に転出 し、そこで住むようになった。
  それ以来、俺も会社をやめたりして、 疎遠になり年賀状 だけになっていたね。
 だから、かっての部下のその 奥さんから年賀状欠礼 の知らせが来て驚いたわけだ。
  奥さんに電話したら、偶然だが 多田富雄氏 と同じ 前立腺ガンで享年69歳 だったという。
  高度成長時代の良き部下だったが。
   知っている人の訃報は今まで 年上の人 が多かったが、次第に 年下の人 も増えてきたなぁ。しょんぼり

A氏 :君が製造業の第一線で活躍していた頃は、 高度成長が始まった時代 だから、どんどん人は動いた頃だね。
  ところで、この本では 60年安保 などが出てくるのかね。

:戦争の話は出てくるが、 戦後の政治経済問題 は登場しないね。  
  著者が、 医学の研究に没頭 したせいもあるかもしれない。
 そういう面で、 怒涛の高度成長経済 の話はあまり出てこないね。
  人生、いろいろだね。

A氏 :たしか、 2005年の12月 に「 脳梗塞からの "再生"免疫学者・多田富雄の闘い 」という NHKTVのドキュメンタリー があったね。

:著者は、 2001年 脳梗塞で右半身不随 となったんだね。
  それでも 左手でパソコンのキーを叩き、執筆活動 をしたようだね。
  その 戦いの記述 がほしかったね。

  ところで、俺は医学の素人だが、著者の 恩師 アレルギー性の病変 は、 免疫反応が正常に起こって生じたもの と、 過剰な反応のための異常な臓器の反応の様相を示すもの 反応力が疲弊した結果、逸脱した病変として現れるもの 、の 3つに分類 されるという 研究結果 には興味がもてたね。

日本エッセイストクラブ賞 をもらっている人らしく、文章が簡潔ですらすら読めたね。  いずれにせよ、「 昭和は遠くなった 」ね。

 俺の後、この本を待っている人が 38人 いるので、 12月9日 まで借りられるのだが、明日、図書館に返しにいくよ。
  待っている人も同じ「 昭和の青春の人たち 」だろうからね。






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Last updated  2010.11.30 08:10:13
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