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【送料無料】抱影
私
昨年の11月
に 朝日新聞の書評
で、興味を持ち、図書館に予約。
4ヶ月
待って順番が来た。
ちょうど、日中の「 計画停電
」で、TVを見ることができないので、この本を集中して読んだ。
引き込まれるように読み続け
、「 計画停電
」が終わった夜半までかかって 1日で読了
。
A氏
:君の予約したときの ブログ
によると、 新聞書評の見出
しは「 目がくらむほどのハードボイル
」とあり、 評者
は、「 文体はよけいな説明をせず、ときには読者をまどわせるほど、簡潔を極める。それと反比例して、描かれる世界は目がくらむほど、豊かに広がる
」
とあったとあるね。
評者
の言う通りだったかね。
私
:たしかに簡潔な文体で、 主語の省略
が多いね。
簡潔さは 村上春樹
の 文体
と逆だね。
それに 非現実的な幻
も出てこない。
淡々とした表現は、まさに ハードボイルドタッチ
だね。
A氏 : 村上春樹 は、 ハードボイルド作家 の レイモンド・チャンドラー のファンでありながら、日本語の文体は、 ハードボイルドタッチでない のは何故かね。
私
:わからないね。
しかし、こういう小説は、ブログにまとめにくいね。
図書館のホームページの要旨
だけ、転記させてもらう。
ハードボイルドタッチの文体と筋はこれでは不十分だがね。
「 赤レンガ倉庫。関内のバー。運河に映るハーモニカハウス。外国人娼婦たち。
港町の裏表を見つめてきた硲冬樹は、人妻、響子から死期が近いことを聞かされる。硲は、彼女の裸身に、だれも目にすることはない作品を刻みつけることを決意する
」
硲冬樹
というのは主人公で画家だね。
「 裸身に作品を刻みつける
」というのは、 刺青
をするのだね。
この本を読む前に、 偶然
「 日本の刺青と英国王室
」を読んでいたので 刺青
の予備知識があった。
だから、読みやすかったね。
最後は、 主人公の死を暗示
して終わる。
まさに ハードボイルドタッチ
だね。