知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2011.05.09
XML
テーマ: ISOについて(477)
カテゴリ: カテゴリ未分類


A氏 先週のこのブログ で「 環境方針 」のことで興味をもったので、 ISO14001 の規格の「 4.2 環境方針 」のところを見たよ。
  確かに a)からg)までの7項目の要求 が羅列されているが、君の言う視点に立つと 最初の3つ 後の4つ は次元が違うね。

 ところで、このうち f)項目 で「 組織で働く又は組織のために働くすべての人に周知される 」とあるね。
俺のいた会社 は、この前に言ったように、従業員には「 環境方針 」のカードを配っていたね。
  これが 周知 だね。

:その他、 職場での掲示板による周知 もあるね。

A氏 :そこで疑問なんだが、それなら「 組織で働く人 」だけでいいのに、なんで「 又組織のために働くすべての人」 が追加されてあるのだろうね。

:そうだね。
  これは誤解を招きやすいね。

  ある会社に 審査員 が審査に来て、
  「 宅配業者 も、『 その会社のために』 宅配 しているのだから、『 組織のために働く人 』に該当する。
  だから、 宅配業者にも環境方針を周知させるべきである」
と指摘したことがあるんだ。

A氏 :その理屈だと ヤマト運輸 膨大な数の配送先 をもっているから、 配送先の 環境方針 」の ペーパーの山 ができるね。
  そしてそれを ヤマト運輸 全従業員 にも 周知 しないといけない。
  それだけでないね。
  俺がいた会社では、 いろいろな材料 を買う。
  たとえば、 鉄板 新日鉄 から買う。
新日鉄 は「 俺の会社のために 鉄板を供給 する。
  そうなると 新日鉄の従業員 まで俺の会社の「 環境方針 」を周知しなくてはならない理屈になるね。
新日鉄 は多くの供給先をもつから、これも山のような「 環境方針 」をもちそれを 従業員にも周知 しないといけないことになる。

  それはあり得ないね。
  その 審査員の指摘 はビジネス常識を大きく外れているが、何がおかしいのかね?

:答えは簡単だよ。
  例えば、 ヤマト運輸の宅配便業者 は「 ヤマト運輸のために 」働いているんだよ。
  規格の「-- のために働いている 」という元の英語は on behalf of だ。
  直訳すれば「 代表して 」だね。
ヤマト運輸の配送業者 は君の会社を代表していないね。
ヤマト運輸を代表 しているね。

A :俺は英語に弱いから、ひっかりやすいなぁ。

:それは違うね。
ISO9001もISO14001 もそうだが、 英語は中高校レベル だね。
  問題は、 きちんとしたビジネス経験 がないといくら 英語が達者でも間違った解釈 をすることだね。

A氏 英語力 の問題でなく、「 ビジネスの常識力 」が問われているということか。
  たしかにさっきのヤマト運輸の審査員の指摘例は ビジネス常識 に欠けるね。
  君のよくいう ビジネス の「 知的体力 」があるかが問題なんだね。
  その 規格 読解力によるテスト になっているということか。

:ところで、 ISO14001 には 附属書A という 解説 がついている。
  これは規格でないので、審査には使わないが、具体例があるから規格を理解するにはいいね。
   「 環境方針 」の周知では、具体的に 場内下請け をあげているね。
  当然、 派遣社員 も派遣先の指揮下に入るから派遣先での周知対象に含まれるね。
  常識的なことだがね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.05.09 06:34:29
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: