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Ryu-chan6708

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2011.06.18
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【送料無料】ネット・バカ

:図書館から大分待って借りた。
 題名は日本版でつけたもので、原書の題名は「 THE SHALLOWS 」だね。
  英和辞書をひくと「 浅瀬 」とあるが、他に「 考えが浅はかな、浅薄な、表面的 」とあるね。

A氏 :そうすると、「 ネット・バカ 」は 意訳 だね。

:著者の 2008年 に雑誌に掲載した論文に「 グーグルでわれわれはバカになりつつあるのか? Is Google Making Us Stupid? 」というのがあるというから、意訳は当たっていると言えるね。
  そして、著者自身は、 ネットに浸かって脱失 できないから、問題提起は深刻だね。

  考えてみると、 人の知的な活動 である 読み書きの道具 が変わってくると 脳の思考のパターン が変わってくるかもね。

  俺は、 30年ほど前 ワープロ をやり出し 漢字変換 になれてから、 手で字を書かなくなった
  どういう現象が出たかというと、 手で漢字 を書こうとすると、 小学生レベルの漢字 を忘れていることがある。
筆順 もまどう。
手書きの漢字 も下手になった。
自分の名前 がきれいに書けない。

A氏 :俺もそうだね。
パソコン を使うから、 漢字 をパソコンが 羅列 してくれ、 適当なものを選択するだけだ
便利できれいな漢字 プリント できるといって手書きをしなくなっているから、 漢字の筆順 はもう忘れたね。

:実は、この本を読んでいるうちに、 欧米 では タイプライター が使われ出して、 手書きが減っていることを連想 したね。

A氏 :俺達は 学生時代 アメリカ映画 を見て 欧米のタイプライター を羨ましいと思ったね。
その35年後 に俺達もワープロ、パソコンの キーボード を叩いている。

:しかし、この本では、 タイプライターの使用と思考の変化の関係 もとりあげているね。
 その一例として ニーチェ の例をあげている。
ニーチェ は執筆に行き詰まり、悩んでいるときに、 タイプライターを購入 した。
ブラインド で打てるようになり、行き詰まりを解決した。
   当時の新聞は「 これまでになく体調の良くなったニーチェがタイプライターのおかげで執筆活動を再開した 」と報じていたという。

  しかし、 ニーチェの親友 は、 ニーチェの文体にある変化 が現れていることに気づいたという。
文がタイトになり電報めいたもの に近づいたという。

A氏 :こないだ「 若者よ マルクスを読もう・20歳代の模索と情熱 」でふれた マルクス タイプライター を使ったのだろうか。

:よく知らないが、 ニーチェ がタイプライターを買ったのは 1882年 マルクス が死んだのは 翌年 1883年 だから、 マルクス 手書き ではないのかね。
  だから、 文章が熱情的 なのかね。
  俺は、 ドイツ語 はわからないが、翻訳で推定するだけだがね。
  もし、 マルクス が今の インターネット時代 に生きていたら、「 浅瀬 的思索 で終わり、 深い模索 が必要な マルクス主義 は生まれなかったかもね。

A氏 大工 ハンマー を手にすると 大工の脳 にとってハンマーは 手の一部 になる。
  しかし、 ハンマーを手にした大工 は、 自分の手 を、ハンマーを使うようにしか使うことはできないね。

あらゆる道具 は、 可能性 を開くとともに、 限界を課す。
使えば使うほど、われわれは、 その道具の形式と機能 に合わせて 自分を仕立て直していく ことになるね。

 この本は著者が ブロガー のせいか、 40ページを超える引用「注」、5ページの索引 などがあるが、 本文300ページ ははかき集めの感がして読みにくかった。 

 明日は、 IQ との関係で 「フリン効果 」ついてふれよう。






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Last updated  2011.06.18 21:22:29
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