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著者は中国に 10年住んでいたジャーナリスト
で、この本は ノンフィクション
だね。
題名にある「 疾走
」は著者が中国の 運転免許を取得
して、車であちこち移動することからきているね。
原書は「 Country Driving
」だね。
中国は、どんどん 工業化 が進み、農村から 若手が都会に移動 し、逆に農村には老人と子供が残るという 過疎化現象 が起きていることが分かるね。
A氏 :日本の 高度成長時代 と似ているね。
私
:似ていないのは、 土地が国有化
していることだね。
土地成金
は出ないね。
逆に 共産党員や行政
が カネ
を手にいれているようだね。
しかし、農村から出てきた人で元気な人は 起業
する。
このとき、 コネ
が重要になるね。
だから、 賄賂的な行為
が盛んになるんだね。
日本と違うのは、 投資のカネ
は、 親戚か友人
から借りる。
銀行
ではないね。
このため、中国は リーマンショック
のときに銀行の被害は少なく、逆に 庶民の被害
が大きかったという。
A氏 : 暴動 が結構多いそうではないかね。
私
:筆者は、土地の私有化とか、民主化とかを要求する暴動ではなく、 個人的な不公平な扱いに対する暴動
だという。
国家体制に対しての批判
は、庶民はあまり関心がないようだね。
日本や欧米の マスコミ報道
と違うね。
本は 3部
に分かれていて、 第1部
は 万里の長城
をたどり、その行った地方ごとの 庶民の生活
を描いている。
第2部
は 北京郊外の村
に家を借り、村の人と生活しながら、小さな農村が 急激に都市化
していく姿を描いている。
第3部
は、 浙江省南部のある工業都市
に住み、工場を作る中 小企業経営者
、そこで働く人の日常生活を描いている。
著者は、 達者な中国語
を駆使して、中国の庶民とともに暮らし、その行動を詳細に描いているので、中国の実体が実に分かりやすく理解できるね。
しかし、この 巨大な国
がどうなるかは、予測がつかないね。
日本は 節電
で エネルギー問題
で苦しんでいるが、今後の中国が 工業化、都市化で消費するエネルギー
は、桁違いに大きくなるね。
いいほうに行ってくれればいいが---。