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私
:最近はあまり本や雑誌を買わなくなったね。
図書館から借りた本を読むようになったからだね。
でも、今月の 文藝春秋9月号
ざっと読んだが、あまり気に入った記事はなかったね。
そのなかで、1頁の 連載エッセイ
の「 昭和のことば
」が面白かったね。
今月号でとりあげたのは「 Mボタン
」だよ。
A氏
:男ズボンの前のボタンだね。
今は、 ファスナー
になっているね。
私
:かなり前に、俺は地方のビジネスホテルに一人で泊まったことがある。
朝食を食堂でとって、部屋に戻ろうとフロントの前を横切ろうとしたら、フロントマンに小声で呼び止められた。
なんだと思ったら、「 社会の窓が開いています
」と小声で言う。
すぐピンときて「ありがとう」と言いながら慌てて ズボンのジッパー
をあげたね。
A氏
: Mボタン
が「 社会の窓
」になったわけか。![]()
私
: M
ガラミでは、敗戦直後の「 M資金
」があるね。
ボタンガラミでは、戦争中の 予科練
の「 7つボタン
」があるね。
A氏 :「 桜に錨 」の模様がボタンにあるらしく俺たち世代には懐かしい言葉だね。
私
:むかし、 ボタン
は貝殻のものがあったが、今は プラスチック
だね。
「 金ボタン
」は今もあるが、以前は、 学生
のことを言っていたが、今は、そういう意味で使われているのかね。
「 ボタンの掛けちがい
」は今もやってしまうことはあるが、 比喩的な言葉
としてはあまり使われていないのかね。
江戸時代の言葉
も廃れたものが多いね。
「 草鞋銭
」なんて言葉は、戦後の昭和でも使われていないだろうね。
衣食住の変化とともに、比喩的な言葉も変わっていくね。