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【送料無料】「通貨」を知れば世界が読める
A氏
:今朝の朝日新聞の1面トップは「 ユーロ安止まらず
102円台
」という大見出しだね。
私
:基本的に ユーロ
という 通貨制度
に 構造的な弱点
があったのでそれが露出した感じだね。
一昨日、列車に閉じ込められた時、駅の本屋で買った 1ドル50円論者
の 浜矩子
氏の 「『通貨』を知れば世界が読める
」の新書を集中して読んだが、そこにも ユーロ危機
が書いてあったね。
ヨーロッパで1つの通貨にしようという動きは最初からあったが、実現は不可能だと予想された。
それが 1989
年の ベルリンの壁の崩壊
で、急速に話がまとまりだしたという。
A氏 :何故だね
私
: ベルリンの壁崩壊
でヨーロッパ人の中には記憶の底に眠っていた「 統一ドイツへの脅威
」がにわかに浮上してきたからだ。
当時の イギリス首相の マーガレット・サッチャー
は、ほとんど パニック状態
になったという。
フランスの ミッテラン大統領
は「 ヒトラーの登場以来の歴史上の恐慌だ
」とまで言ったという。
そこで ドイツ
の一人歩きを許すのがまずいというのが当時の欧州各国の総意となった。
一方、ドイツも欧州各国に対して腰を低くして対応する必要があった。
A氏 :そこで、 欧州各国とドイツの思惑が一致 したというわけか。
私
: ベルリンの壁崩
の 4年後
の 1993年
に早くも 欧州連合条約
で 単一通貨 ユーロ
の創設がきまる。
当初は、 11カ国
でスタートした ユーロ圏
は今では 17カ国
。
しかし、 リーマンショック
以降、 財政危機問題
が次々と域内で伝染し始めた。
そして、通貨としての ユーロ
が統一されても、実際の 金融政策
については各国が主導権を握っているという構造上の欠陥が露呈しだした。
A氏 :一方、ユーロ安はどうなるだろうか。
私
:ヨーロッパ各国の多くは、 輸出主導による経済再建
をめざししているので、ユーロ安はプラス面あると著者はいう。
むしろ、 ユーロ存続の危機
の面を著者は指摘している。
明日は円の「隠 れ基軸通貨 」問題にふれよう。