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私
4月14日の 西部邁ゼミナール
で、「 レジリエンスresilience
」という言葉が出てきたね。
ゲストの 藤井聰
京大教授
( 都市社会工学
)が言っていた言葉で、「 回復力
」「 強靭さ
」「 しなやかさ
」などを意味するという。
心理学
では トラウマからの回復
、 経済
ではリーマンショックからの 回復
、 建築
では揺れなどに対する 柔構造
を意味するという。
A氏 :「 柳に雪折れなし 」というが、柳の「 しなやかさ 」が被害を最初化し、速やかに回復する力となるのだね。
私
: 藤井
氏は、 平成関東大震災は、10年以内
に必ずくる
という。
確率は言わない。
100%
だからだ。
その 根拠
は 過去の4つの東北大震災
と 関東大震災
との関連をみると、 4つ
とも東北大震災と数年くらい間をおいて 連動
して起きているという。
A氏 :それに対して「 レジリエンス 」を持てということかね。
私 : 3つの提言 をしているね。
1つは、致命傷をうけないこと --- 皇居や国家の 中枢機能の破壊 を避けること
2つは、 被害の最小化 --- 防災よりも 減災
3つは、 迅速な回復 --- 事前復興計画 の策定
A氏
:なるほど。
最近、 東京直下型地震の予測
で、 死者とか避難者の数
などをあげているが、皇居や首相官邸、官庁になど、人体で言うと 頭脳部分の被害
にふれていないようだね。
これでは「 レジリエンス
」を期待できないね。
300万人
の避難者が出るという数字は出るが、この膨大な人をどこに避難させるのかね。
戦争中のように地方への「 疎開
」かね。
「 事前復興計画
」もできていない。
私 : 藤井 氏は、「 天災は忘れた頃にやってくる 」という言葉で有名な 寺田寅彦 氏の言葉をひいて、「 災害飢餓 」ということを説明しているね。
A氏 :「 災害飢餓 」?
私
: 日本
は地震・津浪の 災害国
だ。
歴史的に、 日本国民は災害で教育を受け成長してきた。
日本人の「 レジリエンス
」はそれで育ってきた。
だから、災害がないことは、成長のための食料がないと同じような「 飢餓
」だというわけだ。
東京は、この数十年、災害に合っていないので「 災害飢餓
」に陥っているという。
だから、平気で高度成長時代に、東京に人口が集中してきた。
A氏 : 平和ボケ みたいなものだね。
私 :その意味で、われわれ個人も 平成・関東大震災 への「 レジリエンス 」を再認識する必要があるね。