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私
耕論
」の企画のもとになった 日本生産性本部
の「 新入社員の意識調査
」のデータだね。
2005年
までは、「 転職してもよい
」という パーセント
が多く、「 今の会社に一生勤めたい
」が低かったのが、この年のあたりから、 逆転
する。
2000年
には 「今の会社に一生勤めたい
」が 20.5%
、「 転職してもよい
」が 51.3%。
それが、 2012年
には、「 今の会社に一生勤めたい
」が 60.1%
、「 転職してもよい
」が 26.6%
。
この 約10年の間
に、 劇的な変化
があったんだね。
不況が長く続いているせいか 安定
を求めているのかね。
A氏
:最近の若者は 転職が多いという固定概念
があったが、気をつけないといけないね。
以前は、 753現象
と言って、 3年以内の離職率
は 中卒7割、高卒5割、大卒3割
と言われていたがね。
そして 最近の若者
は
「 下積みの仕事に意義をみいだせず、つらくてもがまんする精神的タフさがない
」
「 仕事に自分を合わせるのでなく、自分にあった仕事をさがす
」
という評価となっていた。
それが変わっているのかね。
私
:そうともいえないね。
この「 耕論
」欄のデータは、 新入社員のときの意識調査
だから、彼らが 3年以内
にどうなったかのデータを示していない。
入社時
、「 今の会社に一生勤めたい
」と思っていても、実際に 3年
たつうちに、仕事が嫌になって、その会社を 離職
しているかもしれない。
2005年
の 3年以内の大卒の離職率
の実績は 35.9%
だ。
この 大卒者
は、3年前からの 2002年以降
の 新入社員
だから、「 転職してもよい
」がまだ、 40~50%
の頃だ。
問題は、 2008年以降
の 新入社員
が、 入社時
に「 今の会社に一生勤めたい
」と回答した 約50%
の若者が、3年経った 2011年までに、入社時の意識に反して離職している率
だね。
A氏 :もし、それが 30%台 だと「 下積みの仕事に意義をみいだせず、つらくてもがまんする精神的タフさがない 」、「 仕事に自分を合わせるのでなく、自分にあった仕事をさがす 」という評価は変わらないことになるね。
私
:そうだね。
この「 耕論
」では 2005年以降の入社 3年内離職率
の変化も同時に並行して載せるべきだね。
そうしないと 正確な若者の意識評価
はできないね。