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私
:今、 急速な円安
で、輸出産業は好景気、逆に 輸入物価
は急上昇。
ガソリン、灯油はすでに上がっているが、スーパーでは 食料品
に影響が出ているようだ。
給与の上昇より、物価の上昇の方が早いようだ。
A氏 :国際的には円安は評判が良くないね。
私 :しかし、それをいうと各国とも過去に似たような政策をとってきている。
昨日の朝日新聞の「 アベノミクス・G20モスクワ 」欄にベストセラー「 通貨戦争 」を書いた ジェームズ・リカーズ 氏のインタビューが載っていたが、「 通貨戦争 」という観点からわかりやすい説明になっているね。
A氏
:今度、 モスクワ
で開かれる G20
では、「通貨競争」が大きな争点になるだろうという。
ジェームズ氏
は、 アベノミクス
の影響で 円安
が進んだことで、欧州やアジアでは批判が強まっていることに対して、 批判は公平でない
としているね。
今回の「 通貨戦争
」を開始したのは、 10年前
に 量的緩和第2弾
( QE2
)で膨大な紙幣を刷りはじめた 米国
だという。
私
:世界各国は 兵士の一団
のようで、皆疲れてのどが渇いているが、 水筒
は一つしかない。
その水筒をみんなで回し飲みをしていて、 今回は日本の番
だという。
今度は 韓国
が悲鳴を上げる。
韓国
が通貨安に踏み切れば 台湾
は、そして 中国
はーーー。
解決策はなくこの「 通貨戦争 」は長引くという。
A氏
: 通貨安
の大きな目的は 自国内でのインフレ促進
だというね。
米国と日本はとくに デフレ
を恐れてきたから、 名目成長率
を得るために紙幣を刷っている。
私
: 1920~30年
の「 通貨戦争
」は世界経済のブロック化と第2次大戦につながった。
これを リカーズ
氏は「 第1次通貨戦争
」と言っているね。
このときは、 ドイツ はハイパーインフレで自国通貨崩壊、 フランス、ベルギー が続き、 30年代 に 英国、米国 が通貨を切り下げ、さらにまた、 フランスと英国 が再切り下げを順番にやった。
今回と同じだという。
A氏 :「 第2次通貨戦争 」が、 ニクソン・ショック をはさんだ 60~80年代 。
今回が「 第3次通貨戦争 」だという。
私
: リカーズ
氏は、このままでは、世界はそろって インフレ
に向かうという。
インフレを制御できない恐れ
があるという。
この「 第3次通貨戦争
」を制御するには、 国際的な協調
しかないようだね。
これがどうなるか。
目先の「 円安
」に喜んでいると世界の大きな動きを見失うだろうね。