PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私
:「 文藝春秋
」 三月特別号
では、「 安倍政権大論争
」として、「 アベノミクス
」、「 TPP
」、「 憲法改正
」、「 安全保障
」、「 皇室
」という 5つのテーマ
について、反対意見の二人を選んで議論させている。
対談でなく「 対論
」と言っている。
「 対論
」は 5つ
あることになる。
昨日、一部とりあげた 榊原英資 氏と 若田部昌澄 氏の対談 は、「 アベノミクス 」の「 対論 」だね。
ところで、 安倍晋三
首相
がいよいよ 訪米
するが、 TPP
で オバマ大統領
との話し合いがどうなるかね。
そこで、今日は 5つ
の「 対論
」の中の TPP
を取り上げよう。
A氏
: TPP賛成側
は 政策研究大学院大学教授 大田弘子
氏、 反対側
は ジャーナリスト 東谷暁
氏
だね。
テーマは「 結局、損なのか、得なのか
」とある。
東谷氏
は、日本は多国間は WTO
、2国間は FTA
でやってきて十分機能してきているのに、また TPP
を取り入れるのは 国益
を損するという。
大田氏
は、今、 東アジア地域
では、個々の地域が FTA
を結んでいるので「 スパゲッティ・ボウル現象
」になっているので、これを 整理
しようというのが TPP
だという。
私 :しかし、 TPP には肝心の中国、韓 国 が入っていないね。
大田氏
は、自民党は「 聖域なき関税撤廃
」はよくないとしているが、まず、交渉に入って議論すべきと言っているね。
東谷氏
は、最初から「 聖域なき関税撤廃
」などありえないという。
アメリカは、国益を考えて 砂糖とか乳製品
とか、 一部の農産物
にはしっかりと 高関税
をかけてやってきたから、この関税がなくなることはないという。
A氏
: 大田氏
は TPP
で、 開発途上国のインフラ整備
に日本が乗り出せるという。
東谷氏
は、日本がかってそうであったように、 インフラ整備
は、 開発途上国
が 自国の企業
を使ってやるだろうという。
私
: 大田氏
は、日本とアメリカだけで関税交渉をするよりは、 TPP
で多くの国と協議すれば、 日本の交渉に有利
だという。
東谷氏
は、アメリカのリードには変わりないという。
実際、 アメリカと日本の間
には、先にあげたいくつかの例外を除けば、 関税障壁なんて無いに等しい。
それなのに、何故、アメリカは TPP
にこだわるのか。
東谷氏
は、それは 相手国の制度
をターゲットにして、自国の産業に有利になるように制度を作り変えることを狙っているという。
これでは中国の参加はムリだね。
例えば 医療制度
がある。
A氏
:大 田氏
は、 アメリカ代表
は「 TPPは医療保険制度を民営化することを強要するものではありません
」と言い切っているという。
東谷氏
は、それは 本音
でないという。
私 :結局、 TPP は日本にとって損か得かとなるね。
大田氏
は、いろいろ日本が努力すれば、大きな得になるという。
東谷氏
は、 TPP
に参加しても GDP上昇
は10年かけて 年間0.1%
にすぎないと言う。
アメリカが安 全保障の面
から圧力かけて来るかもしれないけれど、日本は「 日米同盟は大事だ、強化していく
」言い続けてしのぐしかないと 東谷氏
は言う。
A氏
: オバマ大統領
は、「 TPPによって輸出を2倍に拡大し、雇用を2百万人増加させる
」と明言し、最近、 一般教書演説
でも早期妥結を示している。
しかぢ、 日本側の得
は GDP上昇年0.1%
とはね。
私 :両者は最後まで対立していたが、共通していたのは、 アメリカは巨大な力を持っているという認識 だね。
さて、 安倍首相
は、 日米首脳会談
で、どういう土産を持ってくるか。
それとも参院選後へと結論を先送りできるのか。