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Ryu-chan6708

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2013.02.21
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12月22日 の練習試合での「 体罰 」の翌朝のB君の自殺は、家族はじめ 顧問A氏 も皆驚き動転する。
 顧問A氏 は、自殺当日、 警察で事情聴取 を受ける。
 バタバタしているうちに、B君の自宅に伺うのが遅れ、 遺族の怒りを買う

A氏 :翌日の通夜でバスケット部員の前で、 顧問A氏 は、遺族に罵倒され 土下座 して謝るが、最初は、遺族の怒りは 顧問A氏 に向いていなかったという。

B君 の母親は当初、 顧問A氏 に「先 生だけが悪いんではない、先生のバスケの指導技術はすばらしいのでどこかでまた生かしてください 」とまで話していたという。

:しかし、 12月30日 に校長が今回の「体 」問題について、 バスケット部員の保護者アンケート結果を を両親に見せてから、状況が一変する。
アンケート には 顧問A氏 に対する 変わらぬ評価 新人戦への参加要望 が書かれていたからで、遺族は他の保護者にも不信感を抱くようになる。

A氏 :年が明けた 1月5日 B君の父親と兄 が学校を訪れて 緊急保護者会 を開き、遺書も公開される。

:その後の展開は 橋下徹 市長 が介入するなど、マスコミの報道が盛んになるね。 

ところで、君はこの ノンフィクションライター 森功 のレポートを読んでどう思うね。

A氏 B君の遺書 と言われたものは、 顧問A氏宛の手紙 がルーズリーフに残っていて、それには「 なんで僕だけがしばかれるのですか」「学校に行きたくない 」と書いてあったという。
  実は、これは、 B君の兄(バスケの名選手) 口下手なB君 に薦め、 顧問A宛 に書かせたものだという。
 しかし、チームメイトに見せたら「 そんな幼稚なものを顧問A氏に見せたら怒られる 」と止められ、引っ込めたという。

 遺書だけみると「 体罰 」と自殺は深く関係しているね。

:今回の事件は、 B君をキャプテンにしてしまった顧問A氏の大きな判断ミス が背景にあると俺は思うね。
顧問A氏 はキャプテン選びには以前から、自ら何人かの候補を選び、1週間ずつ仮キャプテンとして練習させてきた。
 しかし、今回は、 いち早く手を上げたB君 を選んだが、これが 大きな判断ミス だったね。

 そして小学生時代から B君 を知っている 顧問A氏 は、キャプテンとしての自覚をもたせようとして自ら「 リーダー論 」をワープロ打ちして渡したくらいだ。

A氏 :しかし、その後、 主将という役 B君 には荷が重いことが分かってきて、 顧問A氏、B君、 そして B君の家族 にとって 共通の悩み となるね。

 選手を見る目がある 顧問A氏 だから、途中、主将を B君 とは 別の者 に代えようとしたようだが、最後は成功体験で終わらせたいという気持ちで続けさせたようだ。
 ムリだったようだね。
 ムリをムリに通すと、どうしようもないから「 体罰 」慣れしていると、ついムリな「 体罰 」の誘惑にかられると思うよ。

12月22日 の練習試合での「 体罰 」の後、 顧問A氏 B君 二人きりで会話 をするが、これは、 顧問A氏 にしては「 体罰 」後のフォローのつもりだったのであろう。
顧問A氏 は、この会話で「 なんでミスするのか 」を B君 を責めると、 B君 は「 余裕がない、正直つらいです 」と言って俯くが、「 リーダー論 」も読んでいないことがわかる。
顧問A氏 は「 かみ砕いて簡単に説明しても、褒められても、ほっといても、叩いてもダメ。そして『余裕がない』という返事では、先生はどうやって教えていいのかわからん 」と言う。

A氏 顧問A氏は 体罰 でも効果が出ない ことで困惑していたようだね。
 だから、この二人きりの会話の中で B君 に「 そもそも、なんでムリにキャプテンをやりたかったのか 」と聞くと、 B君 は「 母に大学進学のために有利だと言われた 」という。
 驚いた 顧問A氏 は「 実績がなければだめだ 」と安易な考えを指摘する。
 そして、「 俺に怒られたり、叩かれたりしないで、キャプテンしながら格下のBチームでやるのも気楽でいいぞ 」と提案する。
 しかし、 B君 は「 キャプテンしながらAチームでやります 」ときっぱり言ったという。

:ここで 顧問A氏 が「 ダメだ。君には力がない。キャプテンしながら、とりあえずBチームでやれ 」と思い切って決断し、命令すれば、 自殺は防止 できたかもね。
顧問A氏 には、 指導者 として 「体罰」以外の効果的な決断 ができなかったのだろうね。

 「 体罰 」という道具は、時には 死の危険性をある確率 でもっているのは、 戸塚ヨットスクール の「 体罰 」方式での 30年 前の 死者の発生 でも明らからだね。
原発 と同じで、ある確率で 致命的なトラブル となる可能性を持っている。
 「 原発安全神話 」は 放射能物質拡散のリスク を、「 体罰万能神話 」は 死のリスク を、持っていて、その発想にどこか共通点があるね。






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Last updated  2013.02.21 18:45:02
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Re:「桜宮高体罰・書かれざる複雑な事情」森功(ノンフィクションライター)寄稿・文藝春秋三月特別号・2の2(02/21)  
alex99  さん
B君が主将になったことが妥当だったか否か?
それぐらいのマイナーな問題が自殺に至るほどの原因だったと言う事になってしまうんでしょうかね?
それが本当の原因であったという可能性はある
ただ、体罰は副次的な問題であったということでこの問題をクローズファイルするわけにはなりませんね
やはり、体罰というものが許されるものなのか?を、この際、徹底的に論じなければいけないのですが
不幸なことに、橋下という単細胞が、問題を形而下の政治ショーに仕立ててしまった

この問題は、桜宮高校に対するいろんな処置を含めて、時間は充分に与えられていなかったものの、慎重に、ていねいに、問題を腑分け(分析)するべきだったのですが
最も大切な点は、体罰と自殺との相関関係を刑事的にていねいに分析すべきだった
しかしながら、驚くべき事に、それが、全く意識もされていないし、分析・検証もされていない
ただただ、橋下の政治ショーにかき回されている
桜宮高校というのは、よくある私立のスポーツ学校などではなくて、公立(市立)の、偏差値が結構高い、言わば文武両道の学校だったのに、今回、そのブランドが徹底的に破壊された
私は、府下の人間で、大阪市内の事は、よく知らないままに書いてはいるのですが残念です

今回の動きを見ても、橋下、思考・行動共に、極めて雑で、信用できませんね


(2013.02.21 23:22:46)

Re[1]:「桜宮高体罰・書かれざる複雑な事情」森功(ノンフィクションライター)寄稿・文藝春秋三月特別号・2の2(02/21)  
Ryu-chan6708  さん
alex99さん
>B君が主将になったことが妥当だったか否か?
>それぐらいのマイナーな問題が自殺に至るほどの原因だったと言う事になってしまうんでしょうかね?
>それが本当の原因であったという可能性はある
>ただ、体罰は副次的な問題であったということでこの問題をクローズファイルするわけにはなりませんね
>やはり、体罰というものが許されるものなのか?を、この際、徹底的に論じなければいけないのですが

-----
 私が1月25日のブログの後半でとりあげた豪州出身のラグビー日本代表のエディ・ジョーンズ ヘッドコーチは日本のラグビー文化を学ぼうと、テレビドラマ「スクール・ウオーズ」を見たが、高校の先生が生徒をたたいていたのは、選手に対する尊敬の念がなく、いい影響をもたらさないという。
 殴るよりも説得して分かってもらうほうが大変だから、体罰はイージーな方法だという。
 ジョーンズ氏がサントリーの監督時代、一人の選手が練習を怠った。監督室に呼び、「明日練習しなくていい。会社で仕事してくれ」と伝えた。彼は翌日、泣いて謝った。それから彼は変わったという。
 「体罰」にこだわった顧問A氏はこの発想ができない指導者だったのでしょう。 (2013.02.22 09:10:30)

Re:「桜宮高体罰・書かれざる複雑な事情」森功(ノンフィクションライター)寄稿・文藝春秋三月特別号・2の2(02/21)  
森功氏の記事から新たな事実が判明した訳ではないようですね。少しがっかりです。
真実を知るのは自殺した少年Bでしょう。いや本当のところ、少年Bもきっちと説明できないかもしれません。
家族、学校、顧問、仲間等々と複雑に絡んだ問題であるから。
このような問題になると公的機関(此の場合は学校、教育庁、教育委員会)が用いる常套手段は「調査」「聞取り(アンケート)」「委員会設置」です。この常套手段で問題の解決はうやむやになる。
今回の場合もその路線に乗り掛かった。大津市の問題も同じ。そこで市長が乗り出して、問題解決への展開が常套手段とは大きく違う展開となる。
問題の本質は生徒が自殺したことが決定的事実です。
そして、いかなる理由にせよ学校の問題で生徒の自殺を再発させないことです。
問題解決に向けて尤も肝心なことは熱意と誠実性もって問題解決する道を閉ざさないことです。往々にして正しい道を選択して努力している関係者を好き嫌いの感情論で妨害することです。委員会とかなんとか信頼を失った閉ざされた一部の者での解決は解決にならないことを肝に命じるべきと考えます。 (2013.02.22 14:11:26)

Re[1]:「桜宮高体罰・書かれざる複雑な事情」森功(ノンフィクションライター)寄稿・文藝春秋三月特別号・2の2(02/21)  
Ryu-chan6708  さん
ライラック7611さん
>森功氏の記事から新たな事実が判明した訳ではないようですね。少しがっかりです。

 森氏の詳細な取材で、簡単な「体罰」問題でなく、ベテラン指導者である顧問A氏の主将選択の大きなミスが背景にあるという新しい事実が私には理解出来ました。しかし顧問A氏は、主将にした以上、立派な主将にしようと悩みムリをしたようです。その解決方法として安易に「体罰」を選択してしまいました。
 自殺の原因は、死んだ本人に聞かなくても、ある程度は正確に推定できるでしょう。それが再発防止につながります。


>尤も肝心なことは熱意と誠実性もって問題解決する道を閉ざ>さないことです。往々にして正しい道を選択して努力してい>る関係者を好き嫌いの感情論で妨害することです。委員会と>かなんとか信頼を失った閉ざされた一部の者での解決は解決>にならないことを肝に命じるべきと考えます。

 橋下市長の要請をもとに桜宮高校の改革に前女子バレーボール日本代表監督の柳本晶一氏が当たることになりましたね。
柳本氏は、以前は「体罰」を受けたことや古い指導法をとっていたことを認めた上で、「科学的に栄養を管理して、自覚を持った選手を育てないと世界に太刀打ちできないと感じ、指導方法を変えた」と言っています。
 氏は、どこかのテレビインタビューで100年来のスポーツ指導の悪習を断つと言っていたように思います(2月13日の私のブログから引用)。
 体罰はただ禁止するだけではなくなりません。伝統的な体罰肯定論者(指導者、保護者、生徒)の強い抵抗との戦いとなるでしょう。
(2013.02.22 21:00:24)

Re[2]:「桜宮高体罰・書かれざる複雑な事情」森功(ノンフィクションライター)寄稿・文藝春秋三月特別号・2の2(02/21)  
Ryu-chan6708さん

> 柳本氏は、以前は「体罰」を受けたことや古い指導法をとっていたことを認めた上で、「科学的に栄養を管理して、自覚を持った選手を育てないと世界に太刀打ちできないと感じ、指導方法を変えた」と言っています。
> 氏は、どこかのテレビインタビューで100年来のスポーツ指導の悪習を断つと言っていたように思います(2月13日の私のブログから引用)。
> 体罰はただ禁止するだけではなくなりません。伝統的な体罰肯定論者(指導者、保護者、生徒)の強い抵抗との戦いとなるでしょう。

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納得できる結びです。 (2013.02.22 21:59:51)

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